ちょっと、この週末、見たくないような情報が多量に入ってきました。
(それを、すべてここで提示するのは、やめておきます)
もう朝から気分は最悪。
一人で抱えておくには辛過ぎるので、ホッホさんにイヤガラセメールを送りました(笑)
そして「もう原発記事は書かない」と勢いで宣言してしまいました。
でも、やっぱり最低限私たちが認識しておかなければならない事実だけは知っておいてほしい。
野田総理は昨年、「福島第1原発事故は収束した」と世界に宣言して笑いものになりましたが、
どうやら近頃、TVや新聞の論調も世間の反応も、原発事故は収束したと安心して関心が遠のいているようです。
ところが事実は、まったく違う。
未だ、福島第1からは放射性物質が日本中にまき散らされている。
3/27 、福島第1原発2号機から31〜73シーベルトの高レベル放射性物質が検出。
(ちなみに73シーベルトという値は数分間で人が致死するレベルらしい)
チェルノブイリは一週間で収束したが、福島は一年が経過しても、未だ放射能をまき散らせている。
昨年11/15のデータですが「日本列島放射能汚染マップ」があります。
これはセシウム137(半減期30年)という放射性物質の汚染マップです。
中部山岳はもちろん、中国四国の山岳地帯は等しく高いレベルで汚染されています。
半減期30年です。
未だ福島から高い値の放射能が放出されているとすると、この春の雨が汚染されている可能性大。
もう日本中が汚染されていると認識しなければなりません。
実はセシウムだけではありません。
最悪の放射性物質プルトニウムも3/11以降、ハワイやアメリカ本土で以前の18倍から30数倍検出されているというデータもあります。
私たちは、もう福島を他人事と傍観する立場にいないことを、しっかり認識してください。
日本中が原発事故による放射能汚染の当事者です。
福島の放射能汚染が日本の屋根である山岳地帯に当然、影響を及ぼすだろう
と想像していましたが案の定でした。
これが私の云っていた私の愛する美しい自然と原発のある暮らしは共存しないということです。
四国では徳島の山岳地域がホットスポットみたいです。
もうこれからは放射能と共に生きてゆくしかありません。
当然、これからは私の撮る写真も変わってくるでしょうね。
私たちが汚したもう取り返しのつかない自然の姿を撮ります。
メルトアウトの現実を、日本人特有の見ざる・聞かざる・喋らずの現実逃避ではすまされない状況だ。大袈裟ではなく、放射能汚染で世界から責任追及されると日本は沈没。
そして、このまま環境破壊と生態系への内部被曝がつづけば、地球は死の惑星になってしまいます。
さっきからずっと小屋の外に出て風景に見入っています。
今夜は、きっと満天の星空です。
明日は雪解け水を集めた御来光の滝へ下ります。
今頃は満天の星空の下、読書に耽っているか
明日訪れるご来光の滝に思いを馳せているか
どうしようもない思いはそう簡単には断ち切れるはずも無く、敢えて早春の画像を添付した訳を解っていただけたら嬉しいのですが・・・
けなげに咲く野辺の花たちにmisaはエールを送りたい
山へ入って少し思考回路が切り替わりました。
山は以前にも、もっと過酷な状況に陥っていたのです。
あの対岸の広島の原爆です。
それでも山の生き物たちは逞しく生き続けています。
なじみのマザーツリーたちの幹に触り何か大きなモノに触れた思いです。
さぁ御来光の滝へ。
1番2番の上位は、どちらも当ブログ「ランスケ・ダイアリー」でした。
えぇ??
それ以降、ずっと山サイトがない…
1件もヒットしません??
なぜ?
あなたたちの愛する自然と原発は共存するのですか?