今年の報道の自由度ランキングで日本は4つ順位を下げ世界第71位。
66 ポーランド 67 ボスニア・ヘルツェゴビナ 68 エクアドル 69 ケニア 70 ハイチ 71 日本 72 キルギス共和国 73 セネガル 74 パナマ 75 リベリア 76 ネパール
おそらく主要メディアがこれからも触れることのない「国境なき記者団」ウェブサイトにある日本の最新プロフィールにある一文。
「2012年にナショナリスト右派が政権の座について以来、多くのジャーナリストが自身に対する不信や敵意の風潮に不満を表してきた。」
NHKニュースは、外国の権威主義国の問題については、元気に批判的な報道をしますね。
習近平が国営テレビを利用して「やってる感」を演出するとか、プーチンが愛国心養成と称してソ連時代の不都合な歴史を教科書や授業から排除させているとか。でも自国の同じ問題には沈黙。
先日、NHKがロシアの愛国教育を「クローズアップ現代」や「ニュースウォッチ9」で取り上げていたが、その取材力を自国の愛国教育にも向けてこその公共放送だと思う。
NHKを始めとする日本の報道は、他人事のように報じるのではなく、具体的な改善策でも提示したらどうか。
アベスガ政治の総括を徹底してやるところから始めるべきだろう。
もう私たちは、北朝鮮や中国やロシアの大袈裟な演出の偏向報道を、笑えないよね。
岸田首相 緊急事態条項新設や9条改正の「早期実現を」 改憲派集会にビデオメッセージ:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
もう、変われない(失敗から学ばない)この国の結末は見えて来ている。。。。この夏の参院選挙で、自民、公明、維新、国民民主の改憲勢力が、
この30年来、何度も繰り返されきたように安定多数の議席を確保して、
事実上の、ロシア、中国、北朝鮮と同じ権威主義国家への仲間入りですね。
国民の大多数が、それを望んでいいるなら、それも仕方ないですね。。。
2022年夏、日本人は民主的な選挙の結果、自ら民主主義国家であることを放棄して、戦前の権威主義国家への回帰を選択したのだから。
ジョージ・オーウェルの悪夢のようなディストピアが、未来世紀ブラジルの悪夢が、
今、正夢として、目の前に降りて来ようとしている。。。。
これが私の生きた68年間の人生の結末か???
と云うか?
ここまで書いて、戦時下の庶民の日常生活を描いて大ヒットしたアニメ、「この世界の片隅に」を思い出したのです。
あれが日本人の世界観なのだと。。。
どんなに過酷な状況だろうと、いつもと変りない日常の繰り返し、それが一番の価値観なのだと。。。。
国民が政治参加することが前提の民主主義という政治システムは、「変わらない毎日に価値観を持つ(幸せを見い出す)」この国では無理な注文なのです。。。
【一番困っている人を救う時】支援団体による全国調査によれば、コロナ禍第6波で、感染者が急増した2月、ひとり親世帯の平均月収が13万円余だった。
学校休校の影響で休職や時短勤務などで収入が減ったが4分の1。最近では物価高騰が追い打ちをかけている。
最近の憲法改正への前倒しの発言と姿勢に、差し迫った「危機感を抱いています。
それと、今の日本人の半数近くは、香港市民の人権と自由を奪われた権威主義社国家の姿に、拒否反応や危機感を抱いていないのではないか?と思うのです。
バブル崩壊以降の就職氷河期を経た世代にとって、
人権軽視のブラック校則やブラック企業体質は、受け入れざるを得ない現実でしたからね。。。
それ以降の若い世代、ブラック校則やブラック企業体質をSNSを使って公然と批判し始めた世代と、
私たち戦後民主主義教育とウッドストックやビートルズの音楽から自由と愛と平和(Love&peace)を学んできたシルバーデモクラシー世代は、
権威主義国家への拒否反応があると思うのです。
でも残りの有権者となる日本の大人たちは、どうなのでしょうか???
この30年間の国政選挙の結果を振り返ると、
絶望的な気分です。
まさに日本は何もかもダウン傾向ですね。
報道の自由、これを見てもNHK特集など深みが足りない。
民放もコメンテータの自由な発言は偏りがある。
今朝の愛媛新聞の地軸「香港」もいい例だと思います。
他国を教訓に日本も考え名開ければならないときですね。
安部政権以来、そういう風に社会の風潮を誘導してきたからね。
(有名キャスターやタレントの政治発言に政権の有力者が圧力をかけパッシングして黙らせてきた)
プーチン独裁のロシアでも、習近平独裁の中国でも同じことが起こっています。
それが市民全体に及んだのが香港ですよね。
それが権威主義国家という強権支配の独裁者による人治政治です。
それに対する政治概念が、
国民が主権者であり、その代表者を選挙で選ぶ
法による支配(法治国家)、立憲民主主義が、
私たち日本や欧米西側諸国の政治システムです。
今、自民党など改憲勢力が目指しているのが、
この国民主権や」基本的人権を日本国憲法から削除した、
時の政権に権力を集中させる独裁国家なのです。
彼らの信奉する明治憲法(大日本帝国憲法)による支配の権威主義国家の復活です。
これを、この夏の参院選挙で決めようとしているのです。
ウクライナ侵攻のロシアに対する國際世論を見れば分かるように、
今、世界で民主主義国家から権威主義国家へ転向するなんて、
ほとんど狂気の沙汰です。
それを国民が、どう判断するか?です。
いくら何でも、そんなバカなことを日本人はしない。
そう信じたいです。良識と良心を信じたい!!!
でもこの30年来の国政選挙の結果が、
今の、韓国や台湾やシンガポールにも国民1人当たりのGDPで追い抜かれた円安どん底、じり貧の貧困率だけ高い日本の姿ですからね。
政権によるの縁故政治の失政を咎めない政権交代がないからです。
司馬遼太郎が生きていたら、どう発言したでしょうね?
s司馬遼太郎の愛した明治維新を牽引した土地の気風の生きる宇和島や坂の上の雲の子規や秋山兄弟の松山です。
司馬遼太郎の愛した土地の気風に恥ずかしくない
伊予人の良識のある大人でありたい。ですね(笑)