もう一曲、黄金の心を唄った名曲があった。
スティービー・ワンダーの「Stay Gold 」。
あのフランシス・F・コッポラの「アウトザイダー」のエンディングに流れた忘れられない曲。
原発の問題も大津市のいじめの問題にしても、なんでこんなに卑しい大人ばかりが、と目を覆うような有様。
毎週金曜日、官邸周辺を埋め尽くす人の波は、そんな卑しい世の中が「もしかしたら変わるかもしれない」という期待感を抱かせる。
「自由参加のデモに踏み切る人が一人いれば、その背景に100人いると思った方がいい。東京だけで10万人集まったらどういうことか」
「このデモは一過性のブームの域を越えています。60年安保が一番盛り上がったのは一カ月。パリ5月革命は二カ月ぐらいでした」
「(金曜の夜、官邸前で」、小熊英二氏の記事)
STAY GOLD
Seize upon that moment long ago.
One breath away and there you will be
So young and carefree.
Again You will see.
That place in time so gold.
Steal way into that way back when
You thought that all would last forever.
But like the weather.
Nothing can ever and be in time.
Stay gold.
But can it be.
When we can see
So vividly
a memory.
And yes you say so must the day.
Too,fade away and leave a ray of sun.
So gold
Life is but a twinkling of an eye.
Yet filled with sorrow and compassion.
Though not imagined.
All things that happen
will age too old.
Though gold
(日本語訳 )
今までに、どんな人生を生きてきたんだろう。
ちょっと振り返ってみると、
元気で屈託のない笑顔の私達がいる。
そして気づくだろう。
今までのいつの瞬間も、場所も、私たちは輝いていることに。
輝いているときは、すべてが永遠に続いていくと思っている。
でも、天気が変わるように人生にもいろいろな事がある。
いつまでも輝いていたい。
でも、輝いていた時間を私は知っている。
そして、あなたも一緒に素敵な時間をすごしてきた。
その時間は消えてなくなっても、私たちの心の中で、
小さいけれど、でも、太陽のように輝いているのだ。
人生には、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、
たくさんの事があふれている。
それらは瞬きのごとく一瞬にして過ぎていく。
気が付かないかもしれないけれど、
そうして生きていくうちに私たちは年を重ねていく。
輝きはそのままに。
Written by Stevie Wonder
スティビー・ワンダーの歌を聴くと自分が、病んでるのがよく分かる。
以前、ランスケダイアリーのブログの記事
2011-12-31今夜は大貫妙子三昧ありましたね。
「考える人」の2012年春号に
私の暮らしかた大貫妙子
第26回お母さん、さようならのエッセイを読みました。寝たきりで痴呆になっていく父の介護に疲れ切った母と本人、そして、母も倒れ脳幹出血(手術はほぼ不可能な場所)倒れて5日目に容態が安定し呼吸器装置をはずしたが意識はもどらなかっが、16日間電解質の水分だけで生きた。
私の仕事は歌うことだ。母がこのようなことになっても、決まっているコンサートをキャンセルするようなこたはできない。
「お母さん、明日から三日間は、病院に来ることができないの、コンサートが終わるまで、三日間だけ頑張って。お願いします」
それから三日間母は、頑張り、コンサート終了翌日未明に息をひきとった。
「親を亡くして初めて思うことは、
自分が大人になったということ。
すっかり大人の年齢になっていたけれど、
私は母の子供だった。
太陽のような存在。
家族をつなぎとめる力。
かけねない愛情。
母親はとてつもなく命をつなぐ存在でした。
お母さん、さようなら」
と結んでありました。
ランスケさん23日夕方から、福島へ。
3.11で2万人も亡くなってしまってから命の重み人の死に対する感情とか、思いの基準値(測定器)が壊れてしまいましたね。
その目でみたこと感じたことダイレクトに伝えてください。・・・道中ご無事で!!。
ダメだよホッホさん、涙が止まらないよ。
こういう不意打ちは勘弁してくれ。