11月10日(日)香川県在住 小柳晴生先生をお招きして、第一部の講演は「不登校の援助は何を手伝うのか~筋違いのお節介にならないために」、第二部は座談会が開催されました。
当日は、秋晴れの行楽日和の中、35名の方が足を運んでくださり、中には中学校の先生、高校定時制の先生、小中学校の相談員さん、子ども若者支援センターの支援員さん、そして、現在不登校や青年期の子どもさんのことで悩まれている保護者の方など参加いただき、先生のお話を拝聴しました。
小柳先生の講演では、不登校の援助とはいったい何なのか。不登校そのものが沈黙のメッセージであり、「3つの鋭い問いかけ」を、第一回の講演から変わらず私たち親や大人たちに問いかけています。
そして、不登校は「生き方の迷い」「生き方の変更」に挑戦している時間でもあること。
先生はいつも、暗号のようなメッセージを読み解くのは非常に難しい、暗号を解読する力がなければ筋違いのお節介をしてしまう、とも。
何度も何度もお話を伺うなかで、前回見えなかったものが今回ああそういうことなのか、と腑に落ちたり、また違う発見があったり。
座談会では14名の親御さんが、子どもさんの年齢も様々で、限られた時間ではありましたが、先生が発する一語一語を受け止め、アットホームな雰囲気の中で話しやすかったという感想もいただきました。
また、今後に繋げていけたらと思っています。
今年は、ほっとそっとmama開設して10周年ということもあり、簡単なリーフレットを作成し、参加された方々にお渡ししました。
この10年の親の会の歩みを載せています。
リーフレットには、中学校の時不登校を経験された女性(一葉さん)がCDデビューをされ、応援したいという想いも込めて、リーフレットに「笑え花」の歌詞を一部ですが載せています。講演会当日のBGMで皆さんにも紹介させていただきました。「LUCKY DAY」も素敵な曲です。ぜひ多くの方に聴いていただければと思います。
三度も親の会主催講演会・座談会にお越しくださった小柳晴生先生には心から感謝申し上げます。
また、参加くださった皆様、ありがとうございました。
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