お盆も明けました。
残暑見舞い申し上げます。
まだまだまだ暑い毎日です💦
8月も半分過ぎてしまいました。
いよいよ、9月4日(日)は、
元お笑い芸人の
耕せ にっぽんの
東野昭彦さんの
講演会&座談会が開催されます。
石垣島と北海道で、
不登校やひきこもっていた若者たちが
共同生活をしながら、
農業体験をしたり、
就労体験をしたり、
元気になっていく。
そして、親ではない他人の大人が関わって
子育てに譲れない大事なことを伝えてくださる。
何が正解かはわかりません。
でも、伝わる何かがきっとある。
子育て世代の方々に
ぜひ聴いていただきたいです♪
あっという間に夏休みが終わります。
昨日は、ほっとそっとmama親の会定例会&子ども若者の居場所こんぺいとうの会、2020年最初の会が開かれ、7名の親御さんと、市内在住の小学生の親御さんが初めて参加くださいました。市子ども支援室からも親御さんにほっとそっとmamaを紹介してくださり、本当に有難いです。次回は、こどもさんも参加できたらいいなあと思っています。
実は、このブログを見つけて投稿してくださった、西条市のちーままさんが、本日地元で、不登校ママサロンを初開催されます。
同じ愛媛県の東予地区で不登校の親の会を開いてくださる方がいて
本当に嬉しいです。応援しています!
ぜひ、近隣の方、ちーままさんと繋がってくださいね。
2020年、今年もよろしくお願いいたします。
年末年始は、4人の子どものうち一人は受験生のため帰省しなかったものの、夫の母も十年ぶりに我が家で孫やひ孫たちとお正月を過ごし、なんとも慌ただしくも賑やかなお正月でした。
そして、昨日からは3学期が始まり仕事始め。
12月の親の会ランチ会をさせていただいた「カフェ エンジェル」さんでほっと一息。
美味しいワッフルをいただいていたら、オーナーさんが、「きょうの朝日新聞の一面見ましたか?」と、新聞を持ってきてくださり、じっくり見入ってしまいました。
「納得できないルール」「型どおりの授業」「学校がつらい」・・・「不登校の人数 過去最多」
「偏差値教育になじめない子どもが悲鳴を上げている。感受性が強い、カナリアのような子どもたち。無理に通わなくていい。検定試験もあるし、通信制の高校もある」、と語っていたのは、約90か国の留学生が学ぶ、大分県別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長。
こんなに大きく新聞の一面に掲載されるなんて、驚きです。
一面の記事では、通信制のN高等学校を選択した子どもさんのことが書かれてました。
我が家の不登校を経験した2人の子どもも通信制の高校を選択したり、既定の高校へは通わず高認資格を取ったり。
もはや、我々親世代では考えもつかないくらい当たり前だと思っていた進路選択は相当大きく変わってきている現状ですね。
私がいま関わっている中3の子どもさんもすでに通信制高校を選択し進路が決定している子もいます。
多数派で勝負しなくても、少数派かもしれないけれど、自らの道を切り拓いていこうとしています。
彼らに力強さを感じています。
早く高校生になりたい、やりたいことがたくさんあるそうです。
彼らのこれからが楽しみです。
暑かった夏休みが終わり、2学期始まりました。
始まった途端、台風21号接近で臨時休校になりました。
9月は、新しい学期の始まり、そして、運動会や体育祭や修学旅行などイベントも多く、「がんばろう」「がんばらなきゃ」、あるいは、「やっぱり行きたくない」と思う子どもさんもいますよね。
8/31、9/1、夏休みが終わる…2学期が始まる…
番組や新聞でも取り上げられていました。
うちの子が最終的に行けなくなったのも、夏休みが終わった9月でした。
9/1(土)NHK BSで放送された「学校へ行けなかった私が、"あの花 " "ここさけ "を書くまで」観ました。
「外の世界」へ戻るまでの本人の心の葛藤、親自身の不安や鬱憤、苛立ちもリアルに描かれていて、当時を思い出す内容でしたね。なんといっても、自分自身のリアルな体験を脚本されているので、全てにおいて伝わってくるわけです。
昨日のNHKの朝イチでも特集ありましたが、(録画して見ました)学校に行かないでいた時期の、グルグル頭の中で回っている思考や妄想が、「外の世界」へ出たら〜という思いが一気に溢れてくる。
やっと抜け出せた感、みたいな空気に包まれるというのか。上手く表現しにくいですが。
そういう心の中の一枚一枚を丁寧に見せてもらえたという感じかな。
「外の世界」へ一歩出る(家から外出する)ことにどれだけのエネルギーが必要か。そうだったんだろうなあ、と振り返る、いま。
夏休みが明けて、9月もほぼ終わります。
8月の親の会は、なんと台風の影響でぎりぎりまで中止にするかどうするか迷った結果
近隣の方で参加可能な方は参加してくださいね、ということになりました。
さすがに天候を心配された方もおられたので、こういうときの判断は難しいです。
ひと月に一度の開催を待っているこどもたちにとって、一回飛ぶというのは大きいので。まだ悪天候になる前だったので、なんとか。開始時間を早めて、終了時間も早めに帰りました。
ミニ上映会は、香川県の定時制高校のドキュメンタリーを観ました。(以前、NHKで放送された番組です)なかなか普段、定時制高校の様子を知ることがないので良い機会になったかなと思います。
次回、親の会&こんべいとうの会は、10月22日(日)です。時間は14:00~17:30
お待ちしています。
2016年、私の中でのヒット曲!
「みんながみんな英雄🎶」
ジ〜ンときちゃいます。
2017年、こんな感じでいきませんか。
今年もよろしくお願いいたします。
四国中央市では、
2017年4月には、こども若者発達支援センター事業開設
のため工事が進められています。
幼児期から就労支援まで、一貫した支援が行われるための総合的役割を担うようです。
不登校のこども若者の居場所こんぺいとうの花の会は
いま親の会とともに月一回の活動をしていますが、集まってくれるこども若者の参加人数も多くなってきて、こどもたちの活動の場(居場所)を増やしていきたいという要望があります。
今年の目標です。
親の会、そして、こんぺいとうに参加してくださっている方々の要望をお聞かせください。
一つでも、一つずつでも、実現していけたらいいなと
思っています。
メンバーの皆さんの声を届けてください。
よろしくお願い致します。
いよいよ今年も数日となりました。過ぎてしまえば本当に早いものです。今年も振り返れば、たくさんの方との出会いがあり、支えられた一年。そしてまた一年。毎日毎日の積み重ねですね、生きるということは。
誰もがそこに立ち止まってはいないんです。止まっているようにみえても、決して止まってはいない。それは間違いないのです。子どもは常に成長しています。目に見えてわからないようでも成長し続けています。よくよく観察して探してみてください。必ず発見があるはず。
学校へ行ってない、というものさしでなく、本来のこの子の良さを見つけてください。
子育てって、楽しまないと、ホントもったいない。
いまならそう言えます。
我が子が不登校になり、校区内での不登校の親の会を始めてから、すでに10年が過ぎました。14歳だった息子はもう25歳です。
初めは何にもわからなくて、学校に行かない我が子を責めて責めて、何がなんでも学校に行かせようと必死でした。みんな経験ありますね。あー、そんなことも、こんなこともしたなー、と。反省しても足りません。
「不登校」…イヤな言葉ですね。
学校へ行かない、だけです。
それだけです。チョットいま、休憩中。
いろいろ考え、悩み、休憩中。
エネルギー充電中。
休憩終われば、充電できれば、また動きます。活動します。
いま真っ只中の方にとっては、そんな簡単ではありません。親は必死です。
私も、会のメンバーも、通ってきました。
この10年。
最近、忙しいを理由にブログで語っていませんでした。以前は、本当にマメに更新してたのに。すみません( ´Д`)y━・~~
お陰様で、と言っていいのかわかりませんが、ほっとそっとmamaの毎月の例会おしゃべり会には、毎回たくさんの方が参加してくださり、話を聴かせていただいています。皆さん、目の前のこどもさんのことで、どうして行けないのか。どうしたら行くのか。答えをさがしたいのです。
でもでも、「不登校」とはいっても、100人いたら100通り、みんな違います。だから、誰かと同じことをしたからといって、それがあなたのこどもさんに当てはまるかというと、誰もわかりません。それは、こどもさんに向き合いながらわかっていくもの、だと思うのです。
と、偉そうに言っているこの私も、100%我が子に向き合えているか?…どうでしょうか。わかりません。
でも、いまなら、彼の、彼女の気持ちに耳を傾ける、
これしかないのだと思うのです。
子どもだけでなく、誰にでも。
来年の目標、「傾聴」していきませんか。
ほっとそっとmamaでも、新しい方が増え、昔からのメンバーが少なくなりました。
不登校の親の会と言ったら、その時期だけの会かと思われるかもしれませんが、親が親である以上、我が子はずっと我が子。いいときもあればしんどいときもあります。山があり谷もあります。いつでもしんどいな、聴いてもらいたいなと思ったときは、ぜひいつでも立ち寄ってください。お茶飲みながら、話をしに来てください。
そして、いつでも、親の会のメンバーは傾聴できる人であってほしいと思っています。そんな温かい場所が、ほっとそっとmamaだと思うのです。
新しい年は、いつでも立ち寄ってもらえる居場所になれるよう、気持ちを新たにいきたいと思います。
長くなりましたが、皆様、今年一年ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願い申し上げます。
良いお年を。
起立性調節障害の学習会が、本日午後1時半〜4時半まで
川之江コミュニティセンターで開催されます。
思春期のこどもたちに多く不登校の原因になっていることもあります。起立性調節障害について、理解を深めるための勉強会です。
ぜひ、ご参加ください。
夏休み明け、「学校へ行きたくない」という子どもにどう向き合えばいいのか。
不登校・子どもの自死問題にむけて、不登校の選択を受け入れることを決めた親たち。
8/31付朝日新聞に記事が掲載されています。
ノンフィクション作家 北村年子さんが発信されています。
過去40年以上にわたり、
子どもの自殺が一年で最も多くなる日が、
明日 9月1日です。
学校に行きたくない子どもたちへ、
生きていてほしい、
死なないで、
の危機感の中で、
各地でさまざまな取り組み、居場所づくりが行われています。
不登校は、
教室が、安全安心な居場所=ホーム・ルームになはない、
子どもたちの「ホーム」レス問題、でもあります。
今朝の朝日新聞掲載
「不登校、ありのまま受け入れた 親たちに聞く」
では、不登校新聞・石井志昂編集長らと共に
私もインタビューに応えました。
明日 9月1日木曜、
私がパーソナリティつとめるラジオ
FMヨコハマTresen+
http://www.fmyokohama.co.jp/onair/dj/KitamuraToshiko
19時20~40分
北村年子の「あなたにあえてよかった」でも、
不登校テーマに、
学校に行きたくない子どもたちに、
生きてるだけでありがとう、
を発信したいと思います。
ぜひ、聴いてください。
番組内で紹介するメッセージも募集しています。
メール宛先
anata@fmyokohama.co.jp
子どもたちの命を守れますように。
ノンフィクションライター
一般社団法人ホームレス問題の授業づくり全国ネット代表理事
北村年子
以下、8/31朝日新聞朝刊より
◆◆◆
不登校、ありのまま受け入れた 親たちに聞く:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/DA3S12535670.html
夏休みが明けるこの時期、「学校へ行きたくない」と言う子どもにどう向き合えばいいでしょうか。不登校の選択を受け入れることを決めた親たちに話を聞きました。
■学校か死ぬか、にしない 息子が中1から不登校 ノンフィクション作家・北村年子さん(54)
息子は中学1年の9月、同級生が教師から頭をたたかれたのを見た翌日から行けなくなりました。玄関先で立ち上がれず、「行かなきゃ、行かなきゃ」と繰り返す。でも体が動かない。
小学5年ごろから「お母さんは好きなことをしてていいね。僕は毎日、学校で自分を一つずつ殺しているんだよ」と話していたので、それまでもずっと無理をしていたんだと思います。
押し入れに閉じこもり、「僕はダメだ」と繰り返す。「そんなことないよ、いいとこいっぱいあるよ」と言っても「世間の人はそう思わない。僕がこんな不良品でごめんね」。ショックでした。いくらほめても、長所を伝えても、笑顔にしてやれない。それが何よりつらかった。
半年後、はっと気づきました。私は息子を肯定していたつもりで、自己否定している息子を否定していたんだと。たとえ今この子がどんな状態でも、否定せず、ありのまま受け入れよう、自分を好きと思えない息子を私が好きでいればいい。「そうか、自分をダメだと感じてるんだね。つらいんだね」と伝えると、ほっとしたのか、だんだん元気になっていきました。
高校も大学も、自分から行きたいと進学しましたが、中退しました。もう何も期待しないと思いながら、入学したなら通ってほしい、と親はつい欲が出る。でも「行く」「行かない」は親がコントロールすることじゃない。子どもが不登校になると、親は「早く学校に戻したい」と思いがちです。でも子どもは、学校に行くか、死ぬか、どちらかしかないと思い詰めてしまうかもしれない。息子は不登校を選んで、自分を生きることを選んでくれたのだと思います。
いま24歳。仲間とバンドを組んだり、障害者施設で働いたり。「好きなことをして」生きていてくれたら幸せです。
■仲間知り、葛藤和らいだ 娘が小1から不登校 主婦・岡田綾歌さん(37)
娘は小学校に入ることを楽しみにしていましたが、入学すると保育園との雰囲気の違いに驚いたようでした。
給食は時間内に食べなきゃならない。家でも宿題に追われる毎日。女の子のグループが複数あったみたいで、「うちらの方に来ないのって言われるのがいや」とこぼしました。1年の3学期、学校に行かないと言い出しました。最初はなにを甘えているんだろうと。「勉強分からんくなるよ。友達の輪にも入れない。なにも分からないまま大人になったらどうやって生活するの」。脅かすような言葉をたくさん言ってしまいました。
5時間目から連れていったこともありましたが、げた箱の前で「なんで行かんといけんの」と泣き続け、教室に入りませんでした。娘もつらい理由を話してくれました。先生が宿題をしなかった子をみんなの前で叱るそうです。「ひどいこと言うなあといつも聞きおるんじゃ。胸がドキドキして苦しかった」
これだけ嫌がっているのに無理に行かせていいのか。いや、これが社会なんだ。葛藤していた時、不登校の子どもの親でつくる会に参加しました。出会ったのは義務教育の間に登校しなくても、大人になってちゃんと生活している人たち。やっと学校に行かなくても大丈夫、なんとかなると思えました。
2年生の夏休み明け、娘と夫と校長室を訪ねて「休学宣言」をしました。娘も私も気持ちに区切りをつけ、娘に安心して休ませるためです。
不登校になる前にもっと話を聞いてあげられたらよかったといま思います。4年になった今年春、娘は塾に行きたいと言い始めました。「先生」という人を受け入れただけでもすごい前進。色々と誘いたくなるのをぐっとこらえ、娘を焦らせないようにしたいです。
■夏休み明け、緊張高まる 30日以上休んだ小中生、12万人超
文部科学省によると、年間30日以上学校を休んだ不登校の小中学生は1990年代に倍増。その後も高水準が続き、2014年度は約12万3千人だった。
不登校経験者らが発行する不登校新聞の石井志昂(しこう)編集長(34)は「夏休み明けから行かなくなるケースは多いようだ。長い休みが終わるのを前に、緊張や不安が一気に高まるためではないか」と話す。不登校になる前には、(1)宿題が手につかない(2)生活が昼夜逆転し、朝起きられない(3)神経質になる――といった兆しが見られるという。
「学校に行きたくない」と口にした時は親へのSOSのサインのこともあり、苦しさが理解されないと子どもは追い詰められてしまうと指摘。「親は『学校に行かなくても生きていていい?』と問われていると考えて。実際に行くか行かないかは結果論。まずは耳を傾け、共感してほしい」と呼びかける。
小学5年の9月から不登校になった渡辺昌樹さん(20)は「学校に行くしか道がないと言われると、自分の全てを否定される。母は色々な選択肢を強制はせずに僕に示してくれて良かった」と振り返る。(藤田さつき)
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