不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

11月16日(土)18歳以上青年期の親の会ランチ会です

「あなたに贈る100のメッセージ」

2013-02-28 09:04:57 | 著書の紹介

きょうで、2月も終わり。

長女は、職場の朝礼のスピーチがあるからと何日も前から何を話そうかと悩んでいましたが、ちょうどきょうは2月28日。うるう年のことを話す、と決めていろいろと調べて出かけて行きました。会社っていろいろ大変。とは言っても、次男もよく「1分間スピーチ」があるというから、こちらも同じですね~。みんな頑張ってます。

 

実は、このブログでも紹介したことがある、次男のクラスの学級通信のこと。

有正省三さんの詩「中学生へ」。その後、このブログを読んでくださった方から、有正省三さんの「あなたに贈る100のメッセージ」を送っていただきました。

私もあとでamazonで検索してみたんですが、ヒットせず、この著書をわざわざ有正さんに問合せしてくださって、後日送ってくださったんですね。本当に嬉しいです。

 

有正さんは、兵庫県で長い間中学校に勤められていて、校長先生になられた方だそうです。

思春期の多感な時期の中学生に、一言一言投げかけている言葉。

親の私が読んでも、なるほどな~と感慨深いです。

少し紹介します。

 

<あなたに贈る100のメッセージ>より

 

「ぶつかる」

 

あなたには

あなたらしい感じ方があり

友だちには

友だちらしい考え方がある

 

だから

人は

ぶつかったり

共鳴しあったりするのだ

 

友だちと

少しもぶつからないのは

あなたらしさを

どこかでごまかしているのかもしれない

 

友だちとぶつかるのは

とてもいいことだ

そして

お互いの違いを分かりあえたなら

それを尊重し合えばいい

 

それだけでいい

 

 

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メッセージは、「いのち絶たないで 子どもたち」

2013-02-26 23:56:41 | 学校

大阪市の小学校5年生の子が、学校の統廃合中止を訴えて自殺した。

大津市のいじめ、大阪市の体罰・・・

自らのいのちを絶つ子どもが減らない。

 

  <生き返らない現実、伝える>

 

「どんな原因があっても、いのちを絶ったら、もうその先には何もない」

  

「生きていれば解決策は必ずある」ということを、日頃から大人たちがもっと伝えていかなければ、日本の子どもたちの死は減らない。

 

 <弱いのではない>

 

「心の弱い子は自殺してしまう」と、いう言葉が子どもから出てきましたが、心が弱いから自殺してしまうのか。強がって我慢しすぎると心が折れ、死ぬしかないと思い込むことがあります」

 

 <支えあう仲間を>

 

一人で乗り越える体験も貴重ですが、日頃から支えあえる仲間を作り、違う場に逃げる心の余裕を持ったほうがいい。死にたいと思う危機は誰にでもある。

どうしようもなく死にたくなったら、医者や専門機関、信頼できる大人に相談すれば楽になることも小中学生のうちから教える。乗り越えられる方法をいくつも教えていくことが大事。

(2/19付朝日新聞から抜粋しました)

 

 

2月25日、市民サロンでの市長との面談に親の会メンバーと共に行ってきました。

 <メッセージは、「いのち絶たないで 子どもたち」>

 

前回のブログでも、映画「月あかりの下で」上映会開催時に市民サロンで市長にお願いをしたと書きましたが、今回は、いじめをテーマにした映画「かかしの旅」上映について、市の子ども支援部署と連携しながら進めていきたいということで、映画上映開催が実現できるようお願いしてきました。

上映するには市の予算等もあるので、そのあたりの調整をしていただきながら、共催での開催がいまのところの有力候補。

 

また、「子ども・若者の居場所つくり」についても、この春には立ち上げて活動を始動したいという子どもたちの思いが実現し、今年一年の活動に関しては、市のまちずくり活動支援事業において、助成金申請をしたいと思っている、ということもお伝えしました。

 

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昨日の親の会は。

2013-02-25 23:00:39 | 親の会 

昨日の親の会には11名の参加があり、久しぶりに来てくださった方もおられて、月に一回の日程がなかなか都合があわない方もいらっしゃるのですが、そんな中でも、元気だった?と声をかけ、また故郷に帰ってくるように、顔を出してくださるのはとても嬉しいです。いつでも、きょうは行ってみようかな、と思ってくれる場所があるのは、なんだか本当に嬉しい。

 

「コミカフェ」の本を読んでいて、コミカフェの名前が「実家」というところがあって、あ~なんかこのフレーズいいなあと思っちゃう。「実家へ行ってくるね」と言うと家を出やすい、という。なんだかこういう居場所、作れたらいいなあ。こんな親の会になりたいなあ、なんて思ったりしてます。

 

「子ども・若者の居場所」つくりへ向けて、動き出しています。

こんなこともしたい、あんなこともしたい、

いっぱいやりたいことがあるようです。

やりたいことは応援したい。

一緒にいろんなことできたらいいなって。

親の居場所も子どもたちの居場所も一緒に

歩いて、成長していけたらいいなと。

春に向けて、一歩前進です。

 

 

・・・そんな中で、もうすぐ3月。

この時期、受験があったり、卒業、入学、進学、就職、進級、と様々。

嬉しいという人もいれば、なかなか思うようにいかない人もいるかもしれません。

子どもたちにとっても、悲喜こもごも。人によって想いは様々。

 

義務教育を終える子どもさんにとって、進学するもの、そうでないもの。

高校を終えての次のステップ。

「学校」とつながりのなくなる「所属のない」自分。

 

長男は、義務教育を終えてから、長らく「所属のない」日々。

義務教育のあいだは、早くこのしんどさから解放されたいと思っていた。

でも、義務教育を終え、解放された安堵感を感じながらも、

「所属」がないこと

それを受け入れながら

 

 

その後、

その後、いかに歩いていくか。

いかにして、道を見つけていくか。

長い旅だ。

いまの自分を模索しながら、

自分に何ができるのか。

一歩一歩

少しずつ、でも、確実に歩いている。

そんな我が子の姿を、応援したい。

いつでも親は応援団。

必要なときには、背中をポン、と押してあげたい。

 

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2月24日(日)ほっとそっとmama親の会おしゃべり会お知らせ

2013-02-21 23:42:56 | 親の会 

2月は逃げる、といいますが、もうすぐ3月。早いものです。

3月は卒業、4月、新しいスタートへ向けての準備期間。等々・・・

慌しい季節の変わり目です。

 

<不登校を考える親の会ほっとそっとmama 2月おしゃべり会ご案内>

 

ほっとそっとmama親の会も、新年度へ向けての事業計画も進みつつ。

親の会メンバーの子どもさんからの発信で、「子ども・若者の居場所作り」(案)が進んでいます。

ぜひ、親の会メンバーの方々と、今後の子どもたちの居場所作りについて、考えあいたいと思います。たくさんの方のご意見を伺いたいと思いますので、どうぞご参加お待ちしています。

また、映画「かかしの旅」上映会25年度開催に向けて、3月に試写会(小会場にて)を一般対象者向けに開催したいと考えています。こちらも、メンバーと相談しながら進めたいと思いますので、ご協力よろしくお願い致します。

 

日時:平成25年2月24日(日)

時間:13:30~17:30

☆時間内、出入り自由。ご都合のよい時間にお越し下さい。

場所:四国中央市金生公民館 新館2階和室

☆今回は、新館です。お間違えのないように。

持参するもの:マイカップ

☆初めての方は、親の会までご連絡お待ちしています。(ブログにコメント残してくださってもいいですし、メールアドレス宛メールでもOK)

 

 

 

 

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映画「ビューティフル マインド」

2013-02-19 00:02:08 | いろいろ

きょうは、きのうと一転して雨の降る寒い一日でした。

 

松山の椿まつりは、16,17,18日と開催され、ちょうど昨日椿神社の参道から立ち並ぶ屋台の多さにびっくり。渋滞に巻き込まれることはなかったのでホッとしてます。

 

映画「ビューティフル マインド」(2001年 アメリカ映画)を観ました。

ラッセル・クロウが演じる実在の人物、ジョン・ナッシュの半生を描いています。ジョン・ナッシュは、アメリカの天才数学者であり、1994年にノーベル経済学賞受賞。しかしながら、彼は、数学者としての研究、そして素晴らしい偉大な功績をあげるまでの苦悩や焦燥感、ストレスなど、統合失調症を患い、長きにわたる治療を受けながら、彼と家族の苦悩が映し出されています。

 

「統合失調症」・・・この映画の中では、「精神分裂病」という病名だったころ。治療法も今ではありえない(?)電気ショックでの治療・・・。統合失調症という病気。幻覚幻聴。見えないはずのものが見える怖さ。何が真実で、何が虚像なのか。わからなくなる。

頭の中が混乱してます、今でも。

 

原作「ビューティフル マインド 天才学者の絶望と奇跡」(シルヴィア ナサー 著・新潮社)

読んでみようかと思ってます。

 

2012年に公開された、映画「レ・ミゼラブル」をたまたま年末に長男と観てたんだけど、この11年前の映画で観るラッセル・クロウの 若いこと!!11年違うとこんなに違うもんかなあ。いまはだいぶ貫禄がでてるけど、この「ビューティフル・マインド」ではアカデミー賞受賞。なかなかいい映画でした。

 

講義や著書で学ぶことも大きいけれど、映画は目から入ってくるので、理解しやすい。

 

人権問題についても、いつも思うことだけど、講話を聴くことも大切だけれど、映画だとまた違った角度から入りやすい教材だから、これを使わない手はない、と。

 

「かかしの旅」もいろんな方の目に触れてほしい。と、願っています。

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あれから、一年・・・

2013-02-16 08:24:09 | 次女のこと

年末あたりから、子どもたちの間では毛糸を使ったマフラー作りや小物作りが流行っていて、昨日は2年生の女の子が「バリーさん」のマスコットを完成。丸々としたバリーさんがなんだかとても愛らしく、クラブでも評判だったので、みんなに紹介したくなりUPしちゃいました。

 

先日の、中学校の懇談会でも進路についての現状報告の話が出てましたが、私立高校の受験がすでに始まっていたり、県立高校も今月中旬には出願、1ヵ月後には受験、発表、と迫ってきています。3年生にとっては自らの進路の方向性が決まってくる時期。

 

以前にもブログで書きましたが、長男は自らの希望で高校受験を一切せず、中学卒業後、翌年高認を受験し合格しました。次女は、私立高校を受験したものの卒業まで進路が決まらず、卒業後に広域通信制高校(NHK学園高校)を選択し、進学が決まりました。

次女は、通信制に入学し、月に2回ほどの授業(スクーリング)に出席、NHK学園高校は、県立松山東高通信制課程の生徒さんと一緒に授業を受けられます。また、全科目ではありませんが、新居浜西高などでも授業を受けることができます。

松山まで通うのは大変な面もありますが、月に2回程度なので、授業のあと松山市内で買い物をしたり、楽しみもあったり。私は入学当初しばらくは娘を松山の高校まで送り、合間で映画を観たりしながら時間を過ごし、授業が終わった次女と合流し、買い物をして帰宅。ということもままありました。今思えば娘と過ごした時間も懐かしいです。

中学で学校に行っていない子にとっては、全く違う環境で過ごすのは、知っている人がいない気楽さと、反面知り合いがいない寂しさもあり、次女はしばらく友達がなかなか出来ないと不満を言っていた時期がありました。

一番の転機になったのは、普段スクーリングに通えない子が参加できる「集中スクーリング」というのが年に2回あり、たまたま授業で取れていなかった科目を集中スクーリングで取ることになり、広島での4泊5日のお泊り集中スクーリングに参加したときです。

高校生にはなったものの、毎日友達と触れ合う機会がなかった次女は、物足りなさを感じていて、でも最初はこの集中スクーリングに参加すること自体、直前まで尻込みしていました。でも、参加して帰ってくると、行く前と全く表情も変わり、爆弾のようにこのスクーリングの楽しかったことを話してくれて、先生がとてもフレンドリーに接してくれたこと、生徒たちとの交流もほとんどが勉強時間がメインではあったのですが、自分たちの将来の進路について話をしたり、それぞれの子がちゃんと考えていることに触発され、次女自身も、このとき真剣に進路について考え始めたのです。

まさしく、次女にとっての「転機」で、それからの次女は、単位を取るだけの高校というだけでなく、積極的に高校生活のあらゆるイベントにも参加したり、友人たちとの交流を楽しんでいけるようになり、ものすごい彼女自身の変化を感じました。

その後、自らの希望で専門学校に進み、一年間勉学に没頭し充実した日々を過ごしていたと思っていたのですが、後半からは体調を崩し始め、学校に通えない、と訴えてくるように。しばらくは自問自答し悩んで辛かったようですが、このまま在籍していてもつらくしんどいだけなので、一年間休学することに。

一年間の休学、みんなから遅れをとるという不安がなかったわけではありません。でも、この状態で通うことは無理だと自分に言い聞かせ、休む決断をし、後半ごろから元気になってきたところで、短期でアルバイトをしたり、資格試験を受けたりいまできることに取り組みつつ過ごしてきて、今春からまた復学すると決め、自分で学校に連絡しました。そしてとてもよかったのは、以前のクラス担任の先生がとても次女のことを気遣ってくださる先生で、復学することを本当に喜んでくださり、温かい言葉をかけていただいて、次女も安心して、また前進できそうだと言っています。

本当に前途多難な道かもしれませんが、次女自身が自分の意志で決め、まわりの支援者に恵まれたことも大きく、一年間の休学もまた彼女にとっては必要な時間だったね、と今は娘と話すことができます。彼女の成長を感じて、私も嬉しい、その一言に尽きます。

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チョコ作りました~

2013-02-15 05:36:52 | 我が家のこと

13日の仕事帰りに、長女から携帯に電話が入り、「車のタイヤを溝に落として動けない」とのこと。急いで現場に駆けつけてみると、左側のタイヤが完全に溝にはまっていた。また狭い道なので、前から後ろから行きかう車が迷惑そうに走り抜けていきます。

このままでは仕方ないので、すぐ近所にある会社の方にお願いしてみると、快く助けてくださり、また応援の方をわざわざ呼んでくださって、木の丸太(ちょうど溝にはまる太さで)を切って持ってきてくださり、車を引き上げていただきました。本当に助かりました。お礼を言って、すぐに車体にどこか問題がないか確認してもらうために点検してもらい、結局底の部分をこすったので少し傷があり、後日修理してもらうことになり、帰宅しました。なんだかんだと2時間。

娘と2人疲れたね~と話し、ゆっくりする間もなく、バレンタインの生チョコとチーズケーキを作る娘の手伝い。結局出来上がったのは深夜3時。あ~疲れた~。でも、娘との共同作業久しぶりで楽しかったですけどね~

翌日娘は会社に持って行き、(仕事帰りには昨日お世話になった方へお礼の挨拶に行ってね、と伝え、)私は次男と主人に義理チョコ?友チョコ?渡し。(笑)次男は、大の生チョコ好きなので、「やっぱり美味しい~♪」と言ってくれて私も単純に嬉しかったな~。

そんなこんなのあわただしい一日でした~

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「人権啓発活動」

2013-02-13 02:13:05 | 学校

2月10日(日)は、第51回愛媛マラソン(市民マラソン)が開催され、松山市内の42,195kmのコースで、過去最多の7992人が走ったそうです。県庁前をスタートしたランナーは、旧北条市内で折り返し、県庁隣の城山公園がゴール。シドニー五輪女子マラソンの金メダリスト高橋尚子さんがゲストに招かれ、ランナーとハイタッチしながら走る姿を、テレビ中継で見ていました。

全国から参加されてる方の多くは、この愛媛マラソンで走りたいと思ってくださっている方がたくさんいて、愛媛県民としてはなんだか嬉しいですよね。映像で見るスタートの様子はすごい圧巻ですよ。四国中央市からも大勢参加されてたみたいで、いまマラソンブームですよね。走れる方、尊敬しちゃいます。皆さん、お疲れ様でした。

 

そして、きょうは次男の通う中学校のPTA地区別懇談会があり、今年は地区役員にあたっているので出席しました。

昨日、100人余りの生徒さんたちが市内のスーパーの店舗前で、人権啓発活動の一環としてメッセージの入ったティッシュ配りをしていたんですが、その内容の人権劇のビデオを参加者で観ました。「差別は、なくそうと思わない限りなくならない。何もしなければ何も変わらない」と語った中学生。劇の中で、大人は「何をいまさら人権なんて・・・」というけれど、子どもたちは様々なことを学びながら人権・差別について知り、それを伝えていきたい、差別をなくしたい」と動いている。

 

(差別は)「なくそうと思わなければなくならない」

 

そして、いじめも、「なくそうと思わなければなくならない、傍観者でいるかぎりそれはいじめを容認しているのと同じ」

 

私は今年人権部の役員になったこともあり、早速Pの副会長さんに、映画「かかしの旅」のPRと、学校上映をしたいということを伝えて帰ってきました。ぜひ、来年度の予算に組み込んでもらって映画上映を実現させたいという思いはますます強くなってきました。

また、前回の映画「月あかりの下で」上映会をするにあたって、市民サロンで市長にもこの映画の必要性を訴えたのが2年前。今回も、映画「かかしの旅」学校上映に向けて、今月の市民サロンで市長に直談判しに行く予定です。

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大津いじめ報告書

2013-02-11 00:58:23 | 学校

2月1日付の朝日新聞記事。(以下、抜粋します)

 

屈辱や絶望から生きる力を失い、「暗いいじめのトンネル」を抜けようとした・・・。

大津市の中学生が自宅マンションから飛び降りた行為を、第三者調査委員会の報告書はそう表現した。担任も校長もいじめを認識できた、と指摘。

 

子どもたちのSOSはなぜ見過ごされたのか。

 

(聞き取り調査後の)報告書は、男子生徒へのいじめが「透明化」(当たり前の光景となり気ずかなくなる)していた、と表現した。

いじめは連日のように教室内、廊下、トイレで行われ、クラスの多数の者が見ているにもかかわらず、クラスの生徒はこれを止めず、担任も現場を見ていたにもかかわらず、適切な対応をしていなかった・・・。

 

第三者委員会の横山委員長は、昨年8月から5ヶ月間に及んだ調査を「亡くなった少年の気持ちを常に忘れることなく取り組んできた」と振り返った。

尾木直樹委員は、「調査活動をしている間にも全国で何人も次々に亡くなった。それが一番つらかった。一刻も早く報告書を出して、ブレーキをかけたいと何回も思った」と話した。

 

男子生徒の父親の会見内容では、「いじめとは常に死につながる危険な行為で、犯罪であることを教師といじめをしている子どもたちは認識してください。物理的な暴行や傷害だけでなく、精神的な苦痛を与える無視や暴言、中傷も死に至らしめることを学校現場で教師の方々は教えてください」と、話した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

映画「かかしの旅」の中でも、大津市の「学校現場」と同じように「いじめ」が日常的に繰り返されていました。生徒へのいじめが「透明化」されているのが現状なんです。

「学校」で行われている行為は、私たち親にはなかなか表面化してこない。子どもが訴えてこないかぎりは。それだけ見えにくくなっている現状なのでしょうか。

 

親も、学校に任せっきりにせず、もっと関心をもたないといけないのかもしれません。

そして、「学校」を孤立化せず、保護者も地域も連携しながら、一緒になって考えていかなければならないのだと思うのです。

 

「いじめを風化させてはならない」 中学生の投稿もありました。

 

映画「かかしの旅」試写会、上映に向けて動きたいと思っています。

ぜひ、実現させてください。ご協力をよろしくお願いします。

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きのうのこと

2013-02-10 08:13:40 | わたしのこと

巷では3連休の初日。天気は良好。

昨日は、土曜クラブ(学童保育)があり、だいたい月に1回程度で担当しているのですが、なんでだか昨日のこどもたちはそわそわ・・・イライラ?・・・まあ、みんながみんなではもちろんないんですが、やっぱり連休だし、こどもたちの中には、なんで学童に来ないといけないんだ~みたいに思ってる子も少なからずいるんでしょうね。

自由あそびの時間には、ブロックやボードゲームで室内であそぶ子もいれば、1階のホールや外で体を動かしてあそぶ子もいたり。そんな中、室内に残っていた数人の男の子たちがボソボソッともう一人の指導員さんに話していた声が聞こえてきて・・・いろいろとこどもなりに不満があるようで、まあそれがこどもたちの素直な気持ちなんだろうなあ。お休みの日は家に居てのんびりしたい。自由に過ごしたい。という当たり前といえばそうなんだよね。で、そういう気持ちで来てるので、なおさらイライラする。誰かにちょっかい出してみたり、悪ふざけをして怒られたり。悪循環なわけです。きのうはそんな子たちの声が聞こえてきて・・・。

でも、3時の読み聞かせの時間に、読み聞かせのボランティアの方が本を読んでいる間、初めはなんだかガサガサゴソゴソしていた子たちも、案外静かに聴いて絵本の世界に入り込んでましたね。家でも、こうしてお母さんにゆっくりと読んでもらえたらいいなあ、と思いながら。

 

午前中は、1階のホールで「お琴のミニ演奏会」があって、幼児クラブさんたちに交じってお琴の演奏を聴かせていただきました。そのあと、お琴に触れさせてもらえることになり、幼児さんも学童のこどもたちも興味のある子は弾かせてもらえて嬉しそうでした。私もちょっとだけ、「さくら~さくら~♪」を弾かせてもらえてハッピーでした!

学童では、いろいろな体験ができるように配慮されてて、例えば将棋の先生やけん玉の先生が教えに来てくださったり、今回のような体験もできるんですね。そう思うと普段できないことをいろいろ体験できるメリットもたくさんあるし、将棋なんて小学生の子に教えられるし、また強い子が多い。おとな顔負けです・・・。

 

きのうはそんな中、女の子たちは毛糸で「あみぐるみ」作りをしている子がいて、私も四苦八苦しながらお手伝い。読み聞かせの方が持ってきてくれた、こどもさんの「手作りバリーさん」を見て、「これ、作る~」というので、それのお手伝い。でも、バリーさん、かわいい!!同じように作れるかな、楽しみです。

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「子どもの個性理解して」松山でフォーラム

2013-02-09 00:05:21 | 講演会

きょうは寒さが厳しい一日でした。朝チラついていた雪は、あとは降らなくて、比較的良好な日和でした。空気は冷たかったですが・・・。

 

今朝、友人からメールあり。

今月3日に松山のコムズで開催された、「トークフォーラム21」(えひめ親子・人間関係研究所・主催)の記事が愛媛新聞に掲載されていました。少し紹介します。

・・・県内の教育・保育関係者や保護者ら約130人が、子どもの個性を尊重しながら円満な関係を築くためのコミュニケーション技術などを学んだそうです。

 

・・・子育てに関わる人にコミュニケーションの大切さを再認識してもらおうと、2001年から毎年開催。今回のテーマは、「親も子どもも、生きる力を育てよう!」で、松山赤十字病院の小谷副院長と勝山幼稚園の武井義定園長を講師に招き、小谷副院長は、「個性を伸ばす子育て塾」と題して講演。子どもの目を見てコミュニケーションを図りながら個性や感受性を理解する重要性を説明し、「自転車の乗り方を何千回聞いても乗れるようにはならない。学んだあとは、とにかく子どもと話し合ってみることが大事」と強調。

 

・・・最も大切なのは自尊心とソーシャルスキル(社会生活を営む上で必要な技術)だとし、「自尊心は自分や子どもの素晴らしいところとへんてこりんなところを正しく評価する力。ソーシャルスキルはここぞというときに自分の思いを相手に伝える技術」と解説。

 

講演のあとは、参加者でグループに分かれて子育ての悩みなどを話し合うワークショップもあったそうです。

 

☆今回で13回を迎えた「トークフォーラム」。毎回、様々なテーマで開催されてきましたが、私が参加したいと思うことの一つには、講演のあとのワークショップです。

以前、小学校等のPTA役員をしていたとき、毎年PTA連合会の研究大会があってその中で分科会があり、「グループに分かれて討論する」というのがあったんですが、その場は凍りつくほどシーンと静まりかえっていてものすごい緊張感があったのを思い出すんですが、これは、なかなか慣れなくていつも、どうしようと思いながら参加してた苦い経験があります。

しかし、このトークフォーラムの「ワークショップ」は、そういう緊張感は全然なくて、むしろ参加された方、一人一人の話を聴く(傾聴)ところから始まり、それぞれの家庭での悩みを共有でき、お互いの気持ちを理解しあえる良さがあり、自分自身の話も聴いてもらうことでスッキリして帰ってくる、という感じでしたね。これは、参加すると実感できる心地よさがありました。

 

今回、これだけ大勢の方が参加されたということは、みなさんそれぞれ悩みながら子育てされているってことですよね。子育てって正解なんてないし、それぞれの家庭で違っていて当然だし、子どももまた個性があって兄弟でも違うわけですから、いってみればそれが子育ての面白さかもしれないですよね。子育て真っ最中の身には、なかなかそのことが実感できなくて、子どもとのコミュニケーションに悩んでしまったり・・・。でも、みんな気持ちは同じわけですからそれを言い合って共有する。違うことは違っていい。イライラしたり、子どもにあたってしまったり、親だって行きずまることもあるけど、それを共有しあえることで、気持ちが楽になるんじゃないかな。

 

それと、コミュニケーションスキルも大事だなと。親も感情的になるとコミュニケーションどころじゃなくなる。すべての言動が、指示・命令になる。脅迫もある。子どもの自尊心はズタズタにされるわけです。私自身も、イライラが最高潮になると、爆発していろんなこと言ってた時期もありました。(笑)

でも、このスキルがあると、少し冷静になって対応できたりする。こういう場合は、こう言い返したらいいんだ、みたいな。「わたしメッセージ」で伝えるというのもそれで、「あなたはそう思うかもしれないけれど、私はこう考えるよ、こう思うよ、」と伝える。もちろん、冷静じゃないと言えない。(笑)

・・・子育て家庭共通の悩みです。こういうワークショップ、一度味わうと意外と楽しい。

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学級通信より

2013-02-08 08:33:45 | 学校

またまた寒波がくる、と予報で言ってましたが、最近の愛媛県東予はわりと寒さもそう厳しくなかったかな、と思っていたところ、今朝空気が冷たいなーと思っていたら、主人が出掛ける頃にわかに雪がチラチラと・・・でも今は止んでますね。ただきょうは東予も曇りから雪マーク出てたので安心はできないってことですよね。今のところ天気は良好ですが、どうなりますか・・・

 

実は、先日の少年の日を迎えるにあたって、次男の学級通信に目が止まりました。

 

~有正省三さんの「二年生へ」~

 

少年式を迎えたきみたちに

是非

覚悟してもらいたい

 

それは

「勉強時間を増やせ」とか

「よき中学生になれ」といった

表面的なことではなく

 

今までの怠惰で

甘ったれた生活に

きっぱりと別れを告げ

決然と自分の可能性に挑み

生まれかわってもらいたいということだ

 

世の中には

いてもいなくてもいい人など

一人もいないし

頑張って伸びない人など

一人もいない

 

みんなそれこそ一人残らず

かけがえのない生命と心

そして

躍動する可能性を持っている

 

これからの中学校生活は

進路が決まるから大切なのではなく

生きてゆく土台を

本気になって築かねばならないから

大切なのだ

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「居場所」

2013-02-07 01:44:03 | 不登校

先月から、にわかに動き始めた「居場所」作りへの思い。

 

私たち、ほっとそっとmamaが運営資金調達のために参加するフリーマーケットなどにも、毎年お手製のお菓子を作って参加してくれたり、12月の講演会にも、保護者や先生方に交じって講演を最後まで熱心に聴いてくれたり。そして、今回は、映画「かかしの旅」試写会にも足を運んでくれて率直な意見を言ってくれたりと、ますます活動的に動き始めた。

 

「学校に行けない」ことが、彼女を追い詰めたのではなく、「なぜ学校に行かないのか」と問い詰める冷たい空気が「学校」そのものにあったのではないだろうか。学校ではなくても、彼ら彼女らが過ごす「居心地のいい場所」「安心して過ごせる場所」があれば、自分たちのやりたいことをやり、自らが主体的に動く、それがすべての「自立」につながる一歩になる。その「一歩」を応援したいと思う。

 

映画「かかしの旅」試写会の輪を広げていきたい。

苦しかったら逃げてもいい。その場に留まることに何の意味があるのだろう。

たとえ先が見えなくても、回り道でも、それはすべて自分自身の糧になる。

生きること。生き延びること。だからこそ、明るい未来へつながる。

 

 

<fonte「不登校新聞」webより、お知らせです。>

2月11日(祝) 居場所「たまりば」講演会があります。

演題「いのちを輝かせるために」

会場 川崎市総合自治会館

時間 14:00~16:45

参加費 無料(申込不要)

連絡先 044-833-7562

詳細は、居場所たまりば公式サイト

☆居場所「たまりば」は、官制民営の居場所「えん」を運営しているNPO団体。「たまりば」は、1991年、川崎高津区で学校や家庭、地域に居場所を見出せない子ども・若者たちの居場所として活動をスタート。2003年にはNPO法人の認証を受けた。

 

<講師紹介>

☆松崎運之助さん・・・元夜間中学校教員であり、映画「学校」で西田敏行さんが演じた主人公のモデル

 

☆松浦幸子さん・・・87年にクッキングハウスを設立し、精神科ソーシャルワーカーとして、地域で心を病む人たちと食事作りや文化学習活動を通じ、障がいや生きずらさを抱えた人たちの支援をつずけている。

 

☆水野スウさん・・・1983年より、オープンハウス「紅茶の時間」を始め、富山県や金沢市を中心に、自殺予防のためのメンタルヘルス講座講師を務めている。

 

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「しこちゅう」

2013-02-07 00:15:48 | いろいろ

四国中央市のマスコットキャラクターが決まりましたね~(ちょっといまさらですか・・・)

かわいいけど・・・しいて言わせてもらえば、「ほっこりん」のほうが癒される気がするのは、私だけでしょうか。(笑)

 

ゆるキャラ日本一の「バリーさん」。四国中央市役所、表敬訪問?してたんですね~もはや誰もが認める大人気キャラクターです。

そんな「バリーさん」、ガッキーとCM出演中!!知りませんでした~(汗)

のんのんさんのブログで知ってしまいました。まだ拝見しておりませんが・・・楽しみです。

「十六茶」サイトにて、ご覧くださいませ。(のんのんさん、勝手にすみません。。。)

・・・という単なるお知らせです。・・・でも、なんだか癒される~♪

 

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少年式

2013-02-05 08:16:58 | 学校

昨日の朝は小雨が少し降ったり止んだりする中、午前中は少年式式典、午後からはクラス別合唱コンクールがありました。午前中は出席できなかったんですが、2年生2人の生徒さんの将来の夢や決意のことばがあったそうです。

午後からの合唱コンクールのほうは、保護者の方も来られてて、体育館中に響き渡る歌声はとても元気で、ハーモニーも素晴らしかった。こんな風に、ゆったりとした気持ちでこの日を迎えられたのは何年ぶりかな、と。

 

今朝の新聞記事をみると、愛媛県内では各地の中学校で少年式が催されていたそうです。

「少年式」は、子が成人したことを祝う昔の儀式「元服」にちなんだ、愛媛県独特の2月の恒例行事だそうです。そういえば、私が中学生の頃は経験したことはなかったような。先日、関東出身の方と話をしてて、「少年式」って、愛媛県だけらしいよ、と。記事のように、やはり愛媛県独特の行事なんですね~。

 

昨日の市内中学校の少年式の様子が、今朝のケーブルテレビでも放送されてました。

今治市の中学校では、少年式にあわせ、プロの和太鼓と25弦箏デュオの演奏があったそうです。地元の主婦らでつくるアマチュア和太鼓グループ「来島水軍狼火太鼓」を指導している縁で、25弦箏と歌の「かりん」さんと和太鼓の「はせみきた」さん2人の演奏会が実現した、と書かれてました。こういう地元ならではの催しもいいなあと思いましたね。

コメント (4)
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