四国は、明日~あさってにかけて台風が通過する可能性があるようですが、
明日は、午後1時半~5時まで、金生公民館で親の会がありますので、
天候が悪いなかではありますが、気をつけてお越しいただければと
ご案内いたします。
あすは、22年度の親の会ほっとそっとmamaの会計報告や、
11月に開催予定の自主上映会についての経過報告、
また、7月23~24日に高知で開催される、登校拒否・不登校を考える全国大会の
案内も全国ネットから届いているので、お知らせしたいと思っています。
ぜひ、たくさんの方に明日お話を聴いていただきたいので、
時間の都合のつく方、どうぞご参加くださいね。
もちろん、おしゃべり&お茶 大歓迎です。
また、23年度の年会費もあわせてよろしくお願いいたします。
具体的な話の内容はここでは書けませんが、
普段毎日何気なく過ごしているなかで、
家族や知人や仲間たちとの会話のやりとりで、
自分はどんな聴き方ができているのか、
どんなふうに話を聴いてもらいたいと思っていたのか、
気づかされました。
自分の話したいことを相手の方に伝えるわけですが、
自分がこれを相手に伝えたい、と思っているときって、
ものすごく気合いが入っていて、
その内容が、「自分の関心のあること=相手も関心があること」
とは限らないですよね。
だから、自分は一生懸命話をしているけれど、
もし相手が興味も関心も示さず、また何か他の用事や仕事をしながら
聴いていたとすると、ほとんどの場合、話の半分も聞き取れていない。
それどころか、話の内容よりも、いまやらなければならない
仕事や用事のことで頭の中はいっぱい。
「うん、うん、」と相づちはうつけれど、ほとんど聞き流し状態。
誰にでも身に覚えのある話だと思います。
よくある話じゃないですか。
自分が一生懸命話を聴いてもらいたいと思っているときに、
この反応されると、つらくなるし、なんだか落ち込むんですよ。
なんでちゃんと話を聴いてくれないの?っていう気持ちになる。
不思議ですよね、
でもこれって、相手が子どもだったら?我が子だったらどうでしょう。
親の私が聞き手。話し手は我が子。
子どもが、「お母さん、聞いて聞いて、きょうね・・・」って。
忙しい夕方の時間、一生懸命「聞いて」って言ってる我が子を前に、
用事をしながら聞いているつもりの私。
「うん、うん、」って言ってるけど、
そのときの話ってほとんどちゃんと聞けてない。
そのときのショックは、相手が子どもであろうと同じ気持ちなんだろうな、と。
いまさらですが、頭ではわかっていたはずなのに。
そうだよね、ホントそうなんだよね、って感じです。
あ~ この歳にして、お恥ずかしいかぎりですが、
改めて考えさせられました。
大事なのは、「いま」「そのとき」なんですよね。
相手が話したい「そのとき」のタイミングって、
聞き手にはわからない。
大事な話なのか、どうでもいい話なのか、
それを聞き手が勝手に決めつけてはいけないんでしょうね。
反省しきりです。
これから日本はどうなるのか、
日本人としてどうしなければならないのか、
考えなければならない課題が多いことに
改めて気づいたのですが、
その日の朝日新聞投稿欄に、19歳の大学生の
記事を見つけたので、抜粋します。
「自然エネルギーへかじ切れ」
・・「東京電力福島第一原発の事故を受け、日本の未来のエネルギーに関して
意見が飛び交っている。私の意見を述べたい。
「CO2を出さない」「コストが安定」などの理由で多くの原発が造られた。が、
使用済み核燃料のごみ問題はいまだに解決策は確立していない。
そこで注目されているのが太陽光、風力、地熱などの自然エネルギーだ。
原子力と化石燃料に依存するのか、それとも自然エネルギーに転換していくのか、
結論が迫られている。
確かに「原発が止まったら大変なことになる」と思うかもしれない。が、
日本は太陽光発電や地熱タービンの製造では優位にたっている。
全面的に自然エネルギーに取り組めば現在と同じ電力量を供給することは
可能だと思う。
今回の事故で原発は絶対安全ではないことが分かった以上、自然エネルギーへ
かじを切るべきだ。」
講演を伺って、そのあとでこの記事を読んだとき、
まさしく丹下先生が仰っていたことと同じ内容に驚き、
そして19歳の大学生がきちんと自分の考えを述べていたことにも驚きました。
日本のこどもたちがみな自分の意見を持っていないわけではなく、
こうして論理的に説明し自分の考えを発信しているということを本当に
素晴らしいと思いました。
そして、今朝の朝日新聞の社説欄にも、自然エネルギーへの転換を、というような
記事もありました。
スウェーデンが、期限付きで2021年までに、生活の質を落とさず、
資源の需要を減らす「ヴィジョン&シナリオ」がすでに正しい未来への道を選択した、とありました。
日本も、地熱発電、太陽光発電などの優れた技術をもって、今後の日本再生へ向けて
かじを切るべきなんだと、改めて学ばせてもらいました。
この一週間、いろんな方にお会いして、助言をいただいたり、
上映会資料をお渡ししてお話させていただいたり。
もちろん、私ひとりで動いていたわけではなくて、
いろいろな方に助けていただきました。
私は、もともと地元の人ではないので、
地域の方とのつながりはほとんど持っていなかったのですが、
この地に15年住んでいると、それだけでこどもを通じてのかかわりだとか
親の会を通じてのかかわりもあって少しずつつながることができて、
今回の上映会についても、自分のやりたい気持ちを口べたながらも
話をさせてもらうことで、少しずつ輪が広がりつつあるかな、と
手応えを感じているところです。
そして、昨日は、四国中央市で活動されている、
「地域通貨うーま」主催講演会に参加しました。
「すばらしい地域をこどもたちに!~ていねいな生き方とは~」
講師は、今治市で長年小学校の校長先生をされていた丹下晴美先生。
お話の冒頭で、紹介されたのは、1冊の絵本。
(ナマケモノ倶楽部という市民団体が発行)
1992年6月、ブラジルのリオで開催された
国連地球環境サミットで、環境と開発に関する国連会議に集まった
世界の指導者たちを前に、たった12歳の少女、「セヴァン・スズキ」は
伝説のスピーチをしました。
それが、「あなたが世界を変える日」(著・セヴァン・スズキ)
(※セヴァン・スズキのスピーチはユーチューブで見れます)
1986年にチャルノブイリ原発事故が起きました。
イギリス・スウェーデンの学校との交流で小学生からのアンケート依頼が
あったそうです。
「広島から学びたい・・」「日本人の君たちはどう考えますか?」
小学生の低学年の子から質問攻め。そして意見を求められるのです。
日本のこどもたちはこういうのに慣れてない?
日本のこどもたちは、○×問題は得意だが、
物事を多面的・総合的に考える力は乏しいといわれてます。
イギリス・スウェーデン・フィンランドのこどもたちは、
学校の学びが生活につながっている。
小学生の低学年でさえ、なんでも自分で考えさせる。
そして自信をつけ学ぶ意欲につながる。
将来、社会で問題を解決できる力をつけさせることを目指す。
社会参加し自分で考え判断する。
人と人とのかかわりの中で、それぞれの違いを認めつつ
自分の意見をもち、人の意見も知る。
こどもたちが自立していくためには、親やおとながなんでも手をかけることでなく
早い段階から自分自身で考え、判断し、行動していくこと。
そして、今治の小学校では、省エネモデル校として、
節水・節電・残食減量などに取り組まれ、自然エネルギー・バイオマスエネルギーについても、こどもたちと一緒に考え、実践を学び、例をあげると、
学校に雨水タンクを設置し、年間250万円の水道料の節約をされたとか!
「身近な小さなことから世界をよりよく変えていけるんだ」
まだまだ私たちにもできることがあるのでは、と考えさせられました。
来週20日が補助金申請締切。
11月に開催予定の「月あかりの下で」上映会に、
埼玉から監督の太田直子さんと浦商定時制元教諭の平野先生に
四国愛媛までお越しいただくことになりました!!
まだ日程は確定できていなくて、現在調整中ですが、
どちらにしてもお二人をお迎えして、
上映会とトークイベントを開催します。
「月あかりの下で」四国初上陸!!を銘打って
イベント開催へ向けて動き始めました。
会場候補の市民会館は、6ヶ月先までしか予約できないこともあって、
今月末に予約取り。他の団体と重ならないといいのですが、
こればっかりは市民会館の担当者も、重複する団体があれば話し合いで決めて、と
言われるし、講師を招来する手前、そういうことになったら困るので、
事情を説明し、もし他団体で申請があれば連絡してほしいと伝えました。
会場取りもなかなか難しいです。
あとは、商店街のイベントと日程的に重なる可能性もあり、集客を見込んで
相乗効果になればいいなと思う反面、駐車場が手狭になるのでは?
という不安材料もあったり。
また、補助金申請にいたっては、プレゼンもあって審査員によって
審査されるので、希望どおりの額が満額いただけるとも限らないので
少々気が重い・・などとは言ってられません。
ぜひ満額もらえるよう努力するしかありません。
でも、きょうは他のボランティア団体の方にも、上映会のことを
お知らせして、趣旨を理解していただき協力していただけることに
なったのでとても嬉しかったです。一つつながりができて、支援してもらえること、
本当に有り難いです。
GWに帰省していた3人の子供たちもそれぞれの場所に戻っていきました。
久しぶり・・といっても1ヶ月ぶりくらいですが、
一番喜んでいたのはやっぱり末っ子の次男かな~
兄ちゃんや姉ちゃんが帰る支度をしていると、
「もう、帰るん?」とそわそわしてました。(笑)
次女を大阪行きの高速バスのりばで見送り、
(なんと3台も!)
そのあと、長女と長男を送りがてら
次男も一緒に松山へ。
ドライブしてきました。
・・・というわけで
ほぼ日常生活になり、
上映会開催に向けて、親の会メンバーからも承諾をいただき、
まずは市民交流課に連絡をとり、支援事業の補助金申請の確認。
会場の空き状況の確認。
市内で一番立派な文化会館(ユーホール)は12月までほぼ空きがなく、
この分だと市民会館川之江会館での開催になるかも。
そして、上映会とともに、この映画を撮られた太田直子さんや
当時浦商定時制高校教諭の平野先生にもできればこの四国へ足を運んでいただいて
上映会&トークを開催できたらと、日程を確認中です。
今月20日までに、補助金申請を出さないといけないので、
上映会日程、開催場所、講師の確認、また経費にかかる予算書も作成。
あと、大事なのは自主上映実行委員会を立ち上げるので、
実行委員になってくださる方への依頼や後援の依頼もあります。
なにしろ初めてのことばかりなので右往左往しておりますが、
様々な方面へ精通している方々にぜひご協力ご支援いただき
上映会が無事開催できる運びとなりますよう。
「学校は生きる希望をくれた場所」
浦商定時制高校卒業生の語った言葉。
私たちはどれだけ定時制高校のことを知っているのでしょうか。
「真の教育とは何か?」「学校とは何か?」
学びの場を必要としている子供たちの生きる場、居場所が失われつつある現状を
知っていただき、より多くの人に理解を深めていただきたいと願っております。
芽生える季節なのでしょうか。
特に、今年の春は、次女が大阪へ進学したり、
次男は中学生になり新しい環境になりました。
そして、長い間家に居た長男が、先月20歳を迎えたと同時に、
ひとり暮らしをしてみると言って、松山へ。
私にとってはまさか~という思い。
自分の中でも様々な葛藤は確かにあるでしょう。
ジレンマももちろん感じているはず。
でも、そんななかでも、彼自身が「自立したい」と
願っているのだと知り、まずはリハビリだね~と
軽く考えることにしました。
無理なら帰ってくればいいし、
親の目の届かないところで試してみたい、
そんな気持ちもあるでしょう。
もう「20歳」なのだから。
一つ、自分の意志で動けたこと、
私はいま、それだけで十分なんです。
先のことはわからない。
だからこそ、いまが大事なんだよね。
自分で食料の買い出し、
作って食べること、
一番大切なこと、
生きていくこと。
いまはそれだけでいい。