いよいよ今年も数日となりました。過ぎてしまえば本当に早いものです。今年も振り返れば、たくさんの方との出会いがあり、支えられた一年。そしてまた一年。毎日毎日の積み重ねですね、生きるということは。
誰もがそこに立ち止まってはいないんです。止まっているようにみえても、決して止まってはいない。それは間違いないのです。子どもは常に成長しています。目に見えてわからないようでも成長し続けています。よくよく観察して探してみてください。必ず発見があるはず。
学校へ行ってない、というものさしでなく、本来のこの子の良さを見つけてください。
子育てって、楽しまないと、ホントもったいない。
いまならそう言えます。
我が子が不登校になり、校区内での不登校の親の会を始めてから、すでに10年が過ぎました。14歳だった息子はもう25歳です。
初めは何にもわからなくて、学校に行かない我が子を責めて責めて、何がなんでも学校に行かせようと必死でした。みんな経験ありますね。あー、そんなことも、こんなこともしたなー、と。反省しても足りません。
「不登校」…イヤな言葉ですね。
学校へ行かない、だけです。
それだけです。チョットいま、休憩中。
いろいろ考え、悩み、休憩中。
エネルギー充電中。
休憩終われば、充電できれば、また動きます。活動します。
いま真っ只中の方にとっては、そんな簡単ではありません。親は必死です。
私も、会のメンバーも、通ってきました。
この10年。
最近、忙しいを理由にブログで語っていませんでした。以前は、本当にマメに更新してたのに。すみません( ´Д`)y━・~~
お陰様で、と言っていいのかわかりませんが、ほっとそっとmamaの毎月の例会おしゃべり会には、毎回たくさんの方が参加してくださり、話を聴かせていただいています。皆さん、目の前のこどもさんのことで、どうして行けないのか。どうしたら行くのか。答えをさがしたいのです。
でもでも、「不登校」とはいっても、100人いたら100通り、みんな違います。だから、誰かと同じことをしたからといって、それがあなたのこどもさんに当てはまるかというと、誰もわかりません。それは、こどもさんに向き合いながらわかっていくもの、だと思うのです。
と、偉そうに言っているこの私も、100%我が子に向き合えているか?…どうでしょうか。わかりません。
でも、いまなら、彼の、彼女の気持ちに耳を傾ける、
これしかないのだと思うのです。
子どもだけでなく、誰にでも。
来年の目標、「傾聴」していきませんか。
ほっとそっとmamaでも、新しい方が増え、昔からのメンバーが少なくなりました。
不登校の親の会と言ったら、その時期だけの会かと思われるかもしれませんが、親が親である以上、我が子はずっと我が子。いいときもあればしんどいときもあります。山があり谷もあります。いつでもしんどいな、聴いてもらいたいなと思ったときは、ぜひいつでも立ち寄ってください。お茶飲みながら、話をしに来てください。
そして、いつでも、親の会のメンバーは傾聴できる人であってほしいと思っています。そんな温かい場所が、ほっとそっとmamaだと思うのです。
新しい年は、いつでも立ち寄ってもらえる居場所になれるよう、気持ちを新たにいきたいと思います。
長くなりましたが、皆様、今年一年ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願い申し上げます。
良いお年を。