2012年も残すところあと3日。
きょうは、仕事納めでした。掃除も片付けもなにもまだできてない・・・年賀状すら書けてない(汗)
今年はなんだかあっという間に一年が過ぎ、慌ただしく終わろうとしている。毎年言ってるセリフかも~(笑)
きょうは、ばったり約一年ぶりに会った友人が、子育ても余裕ができ、こどもたちはそれぞれ学生生活を送り家を出たので、再就職をしたという。彼女はいままでにもPTA活動やボランティア活動で多忙を極めていた人だったが、いままで活動してきた様々な経験の中から、ある支援事業所へ勤めることに。それを聞いて、とても納得できたし、彼女らしい選択だと思ってしまった。いまは、義務教育のこどもたちの支援ももちろん必要だけれど、それ以上に、若年者の就労支援の重要さと難しさを感じるという。いままで何も問題なく過ごしてきた若者が、「就職後ある日突然折れてしまう」という事例はとても多いという。その話を聞いてとても考えさせられ、しばらく彼女の話に聞き入ってしまった。
平成17年から親の会をしていて、当時中学2年生だった子どもたちはいま大学3年生年齢になり、学生生活を送っている子もいれば、そうでない子もいて、義務教育を終えた子どもたちの居場所や就労については、日々の課題である。もちろん、我が子も含めて。
学校へ行く・行かないということよりも、結局のところ最終的には→「自立」「就労」が大きな課題である。
先日、朝日新聞「いま 子どもたちは」を読んで、少し書き込みしましたが、そのときに紹介されていたNPO団体文化学習共同センター(東京都三鷹市)代表satoさんの著書「君は君のままでいい」(ふきのとう書房)を購入し少しだけ読み始めた。
satoさんは、著書のなかで、[現代を生きる子どもと青年の「自分探し」を支える居場所をつくる]・・・その居場所つくりは、地域の父母や市民との共同(協働)によって初めて可能になる。・・・とりわけ父母たち自身にとって、子どもたちの居場所は、そこでの子どもを支える共同の取り組みを通して、自分たちの子ども観や幸福観を問い直しながら自らの生き方そのものをつくり直していく、父母たち自身のいわゆる「第二の自分探し」の場にもなっていく。
satoさんがやっている塾(フリースクール)では、子どもから青年までが「ホッとできる地域の居場所」として機能し、その中で、競争的学習に代わって、一人一人が誇りを取り戻し、自分らしい進路をひらくための「新しい学び」を、子どもと親と一緒になって創りだそうとしている。
今日の困難な子育てを協同化するコミュニティ、「協同(協働)の教育」を創り出す場がどうしても必要になってくる。そんな今日的な要請から成り立っていて、しっかりと地域に根ざしている「塾」は私たちセンターの他にも少なくない・・・。
・・・親の会「ほっとそっとmama」も地域の父母や市民との協働によって、地域に根ざした活動をしていけたらと思っています。