以前、そらまめの母さんが紹介してくださった著書を購入しました。
3月9日(日)、午後1時~映画上映&岡田倫代先生講演会にて、紹介します。
「ランドセル俳人の五・七・五」(ブックマン社)より~11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。
いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨
生まれしを 幸かと聞かれ 春の宵
いじめ受け土手の蒲公英一人つむ
「俳句への挑戦」
この日本には、いじめられている人がたくさんいる。
僕もその中の一人だ。
いじめは1年生から始まった。
からかわれ、殴られ、蹴られ、時には「消えろ、クズ!」とののしられた。それが小5まで続いた。(中略)
そんな時、毎日のように野山に出て、俳句を作った。
「冬蜘蛛が 糸にからまる 受難かな」
これは僕が8歳のときの句だ。
僕は学校に行きたいけど行けない状況で、家にいて安らぎの時間を過ごす間に、たくさんの俳句を詠んだ。僕を支えてくれたのは俳句だった。不登校は無駄ではなかったのだ。いじめから自分を遠ざけた時期にできた句は、三百を超えている。
今、僕は、俳句があるから、いじめと闘えている。
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