不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

10月19日(土)私設公民館たまいば座談会。10/26~27双海でキャンプ参加者募集中。

「ていねいな生き方とは」

2011-05-22 16:42:04 | 講演会
一昨日、補助金申請書を提出しました。
この一週間、いろんな方にお会いして、助言をいただいたり、
上映会資料をお渡ししてお話させていただいたり。
もちろん、私ひとりで動いていたわけではなくて、
いろいろな方に助けていただきました。

私は、もともと地元の人ではないので、
地域の方とのつながりはほとんど持っていなかったのですが、
この地に15年住んでいると、それだけでこどもを通じてのかかわりだとか
親の会を通じてのかかわりもあって少しずつつながることができて、
今回の上映会についても、自分のやりたい気持ちを口べたながらも
話をさせてもらうことで、少しずつ輪が広がりつつあるかな、と
手応えを感じているところです。

そして、昨日は、四国中央市で活動されている、
「地域通貨うーま」主催講演会に参加しました。
「すばらしい地域をこどもたちに!~ていねいな生き方とは~」
講師は、今治市で長年小学校の校長先生をされていた丹下晴美先生。

お話の冒頭で、紹介されたのは、1冊の絵本。
(ナマケモノ倶楽部という市民団体が発行)

1992年6月、ブラジルのリオで開催された
国連地球環境サミットで、環境と開発に関する国連会議に集まった
世界の指導者たちを前に、たった12歳の少女、「セヴァン・スズキ」は
伝説のスピーチをしました。
それが、「あなたが世界を変える日」(著・セヴァン・スズキ)
(※セヴァン・スズキのスピーチはユーチューブで見れます)

1986年にチャルノブイリ原発事故が起きました。

イギリス・スウェーデンの学校との交流で小学生からのアンケート依頼が
あったそうです。
「広島から学びたい・・」「日本人の君たちはどう考えますか?」
小学生の低学年の子から質問攻め。そして意見を求められるのです。
日本のこどもたちはこういうのに慣れてない?

日本のこどもたちは、○×問題は得意だが、
物事を多面的・総合的に考える力は乏しいといわれてます。
イギリス・スウェーデン・フィンランドのこどもたちは、
学校の学びが生活につながっている。
小学生の低学年でさえ、なんでも自分で考えさせる。
そして自信をつけ学ぶ意欲につながる。
将来、社会で問題を解決できる力をつけさせることを目指す。
社会参加し自分で考え判断する。
人と人とのかかわりの中で、それぞれの違いを認めつつ
自分の意見をもち、人の意見も知る。

こどもたちが自立していくためには、親やおとながなんでも手をかけることでなく
早い段階から自分自身で考え、判断し、行動していくこと。

そして、今治の小学校では、省エネモデル校として、
節水・節電・残食減量などに取り組まれ、自然エネルギー・バイオマスエネルギーについても、こどもたちと一緒に考え、実践を学び、例をあげると、
学校に雨水タンクを設置し、年間250万円の水道料の節約をされたとか!

「身近な小さなことから世界をよりよく変えていけるんだ」
まだまだ私たちにもできることがあるのでは、と考えさせられました。


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