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数ヶ月ほど前に男性の生徒さんが入会した。
最初に湯呑みを 1個、二回目に湯呑みとコーヒーカップを各 1個作った。
陶芸を少しやったことがあるそうだが、一つひとつ丁寧に基本から教えた。「こうやって作るんですか!」 「そういうことなんですか」 「いま話されてることを、本にも書かれたのですか」 「そこまで書いていいんですか!」 と驚いたように何回も聴かれた。一級建築士の資格を持っている生徒さんなので、何かくすぐったいような、重みがあるような気持ちになった。
「これが手びねりの基本なんです」 「秘伝ではありません」 「基本どおりやれば使える器が出来ます」 「基本を伝えたいと思って開いた教室なんです」 「手びねりの基本を教える教室は、東京でもほとんどないですよ」 「がらくたばかり出来ると嘆いてる人も多いんですよ」 「私もそうでしたから」 と説明した。
そして、「私が自費出版した実用書は、基本となる手法を残しておきたいと思ってまとめたんです」 「手びねりが粘土細工では寂しいと思ってるんです」 「皆さんにも、手びねりと、電動ろくろの基本を知ってもらいたいと思って本を上梓したんです」 と付け加えた。
新入会の生徒さんは、言われたとおりに丁寧に作っていた。作品も綺麗に仕上がっている。その初回作品が、湯呑み 2個とコーヒーカップ 1個です。少し大きめですが、手取り感のよい器に仕上がっています。コーヒーカップは本人が持った瞬間に 「軽い!」 と声をあげていた。宏さんの作品です。
最初に作った湯呑み : 容量 250 ml。 重さ 200g
コーヒーカップ : 容量 300 ml。 重さ 240g
二つ目の湯呑み : 容量 310 ml。 重さ 210g
二つ目の湯呑みには、偶々だが側面や高台内に梅花皮 (かいらぎ) 風の模様が出ている。特に高台内には釉薬が溜まり、いい感じの梅花皮状になっている。志野茶碗や井戸茶碗に見られる釉薬の縮れ (ちぢれ) である。なかなか出せないのだ。珍重される。めったに出ない梅花皮模様だ。また、腰部の辺りには、猫掻き模様も残されていて趣がある。大事に使って下さい。
新入会の生徒さんは単身赴任中で短期間しか来れないようだが、月 4回のほかに、2回ほど追加して来ている。集中して学ぶと陶芸は早く上達できる。
これから、基本をしっかり学んで下さいね。教室では毎回、使える器ができます。手びねりでも、玉づくりでお皿が作れるようになります。粘土細工的な作り方では使える食器は作れません。また、暫らくすると回転を入れて作陶するので、ろくろ作品と遜色ないような作品が出来ます。
教室で指導する手びねりは、電動ろくろの挽き方と同じ手法です。手びねりの手法も、電動ろくろの手法も基本は同じなのです。それを知ってほしい。手びねりで作陶の基本を覚えると、電動ろくろも直ぐに上達します。ただ、男性はすぐに応用に走りたがる傾向にあるので、これから教える基本は忘れないようにして下さいね。
「手びねり」 と 「電動ろくろ」 の作陶の基本を伝えたいと思って開いた教室だが、14年間を振り返ってみると、意外にも県内出身の男性の生徒さんが少ない。遠藤さん、浅野さん、佐々木さんなど県外出身の生徒さんが多かった。上手になった女生徒さんも、安藤さん、伊藤さんなど県外に出た人が多い。県内に作陶の基本が根付いてほしいと思ってるのだが・・・。少し虚しい気持ちになる。ブログも遠くの人は見てくれてるようだが、県内や市内の近くの人はほとんど見てないようだ。
東京だと陶芸教室に沢山の生徒さんが来てくれるだろうが、こちらではなかなか難しい。レギュラーの女性の生徒さんたちが熱心に頑張ってくれてるのでもう少し頑張ろう。
行く行くはブログで、手びねりと、ろくろの作陶の基本を全国へ発信して行こうと思っている。ユーチューブだと世界へ発信できるだろうが、それを作成するスキルと気力がない。私のブログ記事を参考にして、作陶の基本を広めてもらえればと考えている。「日日是好日」 の連載を終えたら、「手びねり作陶の基本」 と 「電動ろくろ作陶の基本」 の記事を連載して行きたい。
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☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは5,6部。
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最初に湯呑みを 1個、二回目に湯呑みとコーヒーカップを各 1個作った。
陶芸を少しやったことがあるそうだが、一つひとつ丁寧に基本から教えた。「こうやって作るんですか!」 「そういうことなんですか」 「いま話されてることを、本にも書かれたのですか」 「そこまで書いていいんですか!」 と驚いたように何回も聴かれた。一級建築士の資格を持っている生徒さんなので、何かくすぐったいような、重みがあるような気持ちになった。
「これが手びねりの基本なんです」 「秘伝ではありません」 「基本どおりやれば使える器が出来ます」 「基本を伝えたいと思って開いた教室なんです」 「手びねりの基本を教える教室は、東京でもほとんどないですよ」 「がらくたばかり出来ると嘆いてる人も多いんですよ」 「私もそうでしたから」 と説明した。
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新入会の生徒さんは、言われたとおりに丁寧に作っていた。作品も綺麗に仕上がっている。その初回作品が、湯呑み 2個とコーヒーカップ 1個です。少し大きめですが、手取り感のよい器に仕上がっています。コーヒーカップは本人が持った瞬間に 「軽い!」 と声をあげていた。宏さんの作品です。
最初に作った湯呑み : 容量 250 ml。 重さ 200g
コーヒーカップ : 容量 300 ml。 重さ 240g
二つ目の湯呑み : 容量 310 ml。 重さ 210g
二つ目の湯呑みには、偶々だが側面や高台内に梅花皮 (かいらぎ) 風の模様が出ている。特に高台内には釉薬が溜まり、いい感じの梅花皮状になっている。志野茶碗や井戸茶碗に見られる釉薬の縮れ (ちぢれ) である。なかなか出せないのだ。珍重される。めったに出ない梅花皮模様だ。また、腰部の辺りには、猫掻き模様も残されていて趣がある。大事に使って下さい。
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これから、基本をしっかり学んで下さいね。教室では毎回、使える器ができます。手びねりでも、玉づくりでお皿が作れるようになります。粘土細工的な作り方では使える食器は作れません。また、暫らくすると回転を入れて作陶するので、ろくろ作品と遜色ないような作品が出来ます。
教室で指導する手びねりは、電動ろくろの挽き方と同じ手法です。手びねりの手法も、電動ろくろの手法も基本は同じなのです。それを知ってほしい。手びねりで作陶の基本を覚えると、電動ろくろも直ぐに上達します。ただ、男性はすぐに応用に走りたがる傾向にあるので、これから教える基本は忘れないようにして下さいね。
「手びねり」 と 「電動ろくろ」 の作陶の基本を伝えたいと思って開いた教室だが、14年間を振り返ってみると、意外にも県内出身の男性の生徒さんが少ない。遠藤さん、浅野さん、佐々木さんなど県外出身の生徒さんが多かった。上手になった女生徒さんも、安藤さん、伊藤さんなど県外に出た人が多い。県内に作陶の基本が根付いてほしいと思ってるのだが・・・。少し虚しい気持ちになる。ブログも遠くの人は見てくれてるようだが、県内や市内の近くの人はほとんど見てないようだ。
東京だと陶芸教室に沢山の生徒さんが来てくれるだろうが、こちらではなかなか難しい。レギュラーの女性の生徒さんたちが熱心に頑張ってくれてるのでもう少し頑張ろう。
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