陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

「手びねりコース」も賑やか/作品回顧展 No.72

2025-02-27 21:31:31 | 飯碗や小物類
 
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 ■ 「手びねりコース」も賑やか/作品回顧展 No.72

この頃は教室を開いて5,6年目だった。
手びねりを修了してろくろコースに進む生徒さんが多かったが、
その一方で、手びねりに取り組む生徒さんも多かった。
アルバムの №34/137のアルバムには手びねりコースの
生徒さんの作品も多い。その中から五点ほどアップしよう。

手びねり基礎コースの第一課程は「湯呑み」づくりです。
女生徒の豊浦さんの広口湯呑み。形もいい。玉づくりで飴釉です。

 


次が女生徒の衛藤さんの第二課程の玉づくりで「小鉢」。
ワンポイントのハートも可愛く。乳白釉に桃色マット釉。
手びねりコースでは各課程で作品を二個作るのですが、
この課程で土練り{荒練り)を教えているので成形は一個だったのかも。

 


女生徒の三浦さんも第二課程の玉づくりで「小鉢」を。
クレヨンで絵付け。クレヨンの温もりが。釉薬は無貫入透明釉。




衛藤さんは第三課程の玉づくりの「中鉢」も。
ワンポイントの四つ葉のクローバーも可愛い。
これらの作品は初心の作品ですが、恐らく今も使ってることでしょう。




次は、手びねり中級コースの作品。「どんぶり」です。
玉づくりと紐づくりで制作。第二期生の藤原さんの作品。
幾何学模様をヘラで描いてその溝に白化粧土を象嵌しています。
藤原さんはその後も手びねりを長く続けています。今も通っている。
その後は子供さんもお二人誕生、二度ほど中断してるが、
今も育児の合間に娘さんやたまに息子さんも連れて作陶に来てます。
これからは藤原さんの素敵な手びねり作品が次々に登場します。
成形も加飾も上手な生徒さんです。土器風の魅力的な作品を創ります。

 


※ 花の各期生は長く通ってくれた生徒さんや記憶に残る生徒さんたちです。

 <花の一期生:AHS111>
佐藤真紀さん、石志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん

 <花の二期生:AHS211>
木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原(美)さん、三代さん(男)

 <花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
伊藤日向子ちゃん、高橋知佐さん、幾竹めぐみさん、藤沢さん、二村さん

 <花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)

 <花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
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こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
第二版のリユース本には当時、5,000円のプレミアムが付きました!!
最近では、7,282円まで高騰しています。不朽の名著に・・・。

<補足> アマゾンで通信販売をしてる時に、クチコミに
嬉しいコメントをいただいていますので記載させていただきます。

「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」


どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます! 


≪陶芸の基本シリーズ連載記念の特典≫
自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版の在庫も残り少なくなりました。
ほしい方がおられましたら出精価格でお分けします。

定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円にします。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。

陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
写真や、絵、イラスト付きの素敵な作品が掲載された入門書です。
それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

陶芸をやってみて、ある程度分かってきて、
「何か違うなあ・・・」 とか、「基本から学び直したい」 とか、
「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
と思われたら拙著を読んでみて下さい。目から鱗が落ちます。
ためになる役に立つ本格的な陶芸の作陶の手引書です。
基本となる手法を知ってもらうために書き下ろした教則本です。

毒舌な言い方になるが、市販の陶芸の入門書は
ためになることが一つか二つしかないように思うが、拙著には
八つや九つかそれ以上あるように思うのは買い被りであろうか。
一度は読んでみることです。それを生かすかどうかはあなた次第です。

ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示しましたが、
この本は、さらに詳しく論理的に解説した内容になっています。
ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね/てづくね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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「ろくろコース」へ続々と/作品回顧展No.71

2025-02-24 17:56:05 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ 「ろくろコース」へ続々と/作品回顧展No.71

アルバムの №33、34/137の作品から。
この頃は、第二期生が「手びねりコース」を
修了して「ろくろコース」に続々と進んでいた。
3台のろくろがいつも一杯だった。(その後中古品を1台もらい受けた)
ろくろが一杯の時は他の生徒さんは曜日や時間を変えて来たり、
素焼き品に絵付けや釉薬掛けをしていた。スムーズにローテーション。
作品も多かったので素焼きも二ヶ月に3回のペースで行っていた。
本焼きが一ヶ月に1回。作品は一ヶ月で出来上がっていた。
その後も10年間くらいはこんなペース。活気に満ちていた。

ろくろコースの最初の課程は「湯呑み」づくり。
首藤さんは横長の「広口湯呑み」や、縦長の「筒形湯呑み」などを
たくさん作っている。上手にろくろ挽きをしている。釉薬もいろいろ。
首藤さんは花の第三期生。30才くらいの若い女生徒さん。




男生徒の三上さんは取っ手をつけて「コーヒーカップ」に。
丁寧に上手に仕上げている。三上さんは花の第二期生。
単身赴任中だったが、ろくろコースに入ってすぐに山口県に転勤。




神屋さんはろくろで「中皿」づくりを。
上手にろくろ挽きをしている。花の第二期生。
白化粧土をスポイトで掛け流して上品なお皿に。
神屋さんは若かった。はたち前ではなかったろうか。
秦さんと二人で入会。私の一挙手一投足(たちいふるまい)に
二人で大声で笑い転げていた。なんでも楽しい年頃のようだった!
手びねりコースの半ばに秦さんは整体師になると言って大阪の専門学校へ。
おとなしい方の神屋さんはその後も残って教室に通っていた。
ろくろで一通り食器づくりが出来るようになってからやめている。
早く結婚したいと言っていたが、よい出会でもあったのだろか。



 


二期生の男生徒の遠藤さんは作品をたくさん作っているが、
これは初期のティーカップ。薄く作っている。この数年後には
熊本県のロシア料理のお店用にソーサー付きのティーカップも制作している。
その作品はまたの機会にアップしょう。薄づくりの軽くて使いやすいティーカップ。




一期生の女生徒の安藤さんは両手の掌に包み込みたく
なるような温かみのある「湯呑み」やミニな「盆栽鉢」を。
このピンク色は安藤さんに選んでもらって購入したマットな桃色釉。
下絵具で描いた桜の花もほのぼのと。陶土は備前土。

 


生徒さんの作品はそれぞれ違っていて、
「湯呑み」一つをとっても同じものがない。
それぞれの作品に個性があり華やいだ作品に見える。飽きが来ない。
作って楽しい、見て楽しい、使って楽しい。人にあげて喜ばれる。
それが趣味として楽しめて、生き甲斐にもなる陶芸なのです。


※ 花の各期生は長く通ってくれた生徒さんや記憶に残る生徒さんたちです。

 <花の一期生:AHS111>
佐藤真紀さん、石志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん

 <花の二期生:AHS211>
木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原(美)さん、三代さん(男)

 <花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
伊藤日向子ちゃん、高橋知佐さん、幾竹めぐみさん、藤沢さん、二村さん

 <花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)

 <花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など


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第二版のリユース本には当時、5,000円のプレミアムが付きました!!
最近では、7,282円まで高騰しています。不朽の名著に・・・。

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「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
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ほしい方がおられましたら出精価格でお分けします。

定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円にします。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。

陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
写真や、絵、イラスト付きの素敵な作品が掲載された入門書です。
それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

陶芸をやってみて、ある程度分かってきて、
「何か違うなあ・・・」 とか、「基本から学び直したい」 とか、
「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
と思われたら拙著を読んでみて下さい。目から鱗が落ちます。
ためになる役に立つ本格的な陶芸の作陶の手引書です。
基本となる手法を知ってもらうために書き下ろした教則本です。

毒舌な言い方になるが、市販の陶芸の入門書は
ためになることが一つか二つしかないように思うが、拙著には
八つや九つかそれ以上あるように思うのは買い被りであろうか。
一度は読んでみることです。それを生かすかどうかはあなた次第です。

ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示しましたが、
この本は、さらに詳しく論理的に解説した内容になっています。
ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね/てづくね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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懐かしい生徒さんたち/作品回顧展No.70

2025-02-21 21:11:30 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ 懐かしい生徒さんたち/作品回顧展No.70

アルバムの №34/137の作品には
第一期生の生徒さんたちのろくろ作品が多い。
まずは女生徒さんの伊藤さんの「ペリカン急須」。
ろくろに慣れてきて急須づくりにトライ。上手に出来ている。

 

次は、伊藤さんと一緒に来ていた前田さんの「中皿」。
黒土に緑ビードロ釉を掛けてから茶そば釉を一部に流し掛け。
黒土なので茶色っぽく発色。茶そば釉が趣きのあるお皿に。



榊さんもろくろコースに入り「湯呑み」~「中鉢」づくりへ。

 

岩田さんは「ご飯茶碗」づくりへ。
ご飯茶碗には織部釉をスポイトで流し掛けしている。爽やかに。
それぞれがろくろに取り組んでる。器にも加飾をしたり細やかな工夫を。



この当時は作陶後にお茶会などもやっていた。
当時の写真なども。「抹茶茶碗」は全て遠藤さんの作品。
もう少し鮮明な写真だとよかったのだが・・・
三河尻さん、木本さん、遠藤さん、三浦さん、豊浦さん、
岩田さん、堀さん、安藤さん、遠藤さん、榊さん、
足立さん、安藤さん、衛藤さん、遠藤さんたち。








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 <花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
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 <花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)

 <花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など


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電動ろくろにハマる/作品回顧展 No.69

2025-02-18 23:05:33 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ 電動ろくろにハマる/作品回顧展 No.69

非常に熱心な男生徒さんだった。
ろくろコースに進んでからは週に2回は来ていた。
熱意に応えて回数無制限の「フリーコース」を設けた。
ろくろコースの月謝は毎週1回、月4回で¥6,000円で、
追加する場合は一回ごとにプラス¥1,000円にしてたが、
フリーコースでは何回来ても¥9,000円にした。
熱心な生徒さんには出来るだけ通いやすいようにした。

月謝は当地ではこの位が相場だったが、
東京では当時でもこの3~5倍くらいだった。
20年近くたった今でも月謝は据え置いたまま。
おそらくこの世の中で値上がりのないのは当教室くらいだろう。
コロナ禍で入会する生徒さんも減っているので、
値上げできる情況でもないので致し方ないのだが・・・
当教室は地域に貢献するボランティアのようなものだろう。
生徒さんには好きなだけ長く陶芸を楽しんでもらいたいと思ってる。

その遠藤さんは第二期生。長く通ってくれたが、今は来てない。
当時は大学の准教授だったが、今は教授になって多忙のようだ。
当地の大学で音楽の作曲理論(エクリチュール)を教えている。
東京の音大を出ているが、その恩師が私の結婚式の仲人さんの長女!
ビックリした!! 世の中は何か不思議に“縁”なるものがあるようだ。
ご本人は新潟県出身。東京で新潟と大分が結ばれていた。
私の次男も今はA飲料の新潟(上信越)支店長。
次男が愛用してる焼酎グラスは遠藤さんの陶芸作品。
いろいろとつながってくるものです。

遠藤さんの作品はアルバムの № 34/137にも多い。
ロクロにも慣れてきた頃で一番楽しい時期であったろう。
色々な作品づくりをしている。ろくろも上手になっている。
湯呑みには粉引きをして木べラで車海老をけがいている。躍動的!
粉引き(こひき)とは白化粧泥に生乾きの器を浸し掛けしたもの。

 


次は、馬上杯のような大鉢。大らかに!
馬上杯とは武将たちが馬の上に乗って飲んでいた杯。
高台の脚が持ちやすいように高く作られている。

 


「丸い壺」や「鶴首の花瓶」などにもろくろ挽きでトライしている。伸び伸びと!

 


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この本は、さらに詳しく論理的に解説した内容になっています。
ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね/てづくね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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イッチン描き飯碗/作品回顧展 No.68

2025-02-15 18:05:00 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ イッチン描き飯碗/作品回顧展 No.68

今回もアルバムの №33/137の作品。
14年ほど前の作品。開校して5年後くらいか。
前回に続き第二期生の女生徒の木本さんの作品です。
木本さんも一時中断した時もあったが10年ほど通ってくれた。
今は結婚して名前も変わっている。小柄で活発だった。今も元気にしてるだろう。

前回の作品はゴブレットだったが、今回は「ご飯茶碗」。
赤土でろくろ挽きして、スポイトで白い化粧土を絞り出して
イッチン描きをしている。シンプルな加飾でしゃれた素敵な茶碗に。
前回の黒土のゴブレットと同様に品のある作品に仕上がっている。
ご飯が一段と美味しくなるね。釉薬はわら灰マット釉。
結婚後も使ってるといいのだが・・・
新たな生活だから新しい食器にしてるだろうね。


 


「マグカップ」も同じ赤土で作っている。
釉薬を掛け残したところなども粋(いき)に。
土の地肌が見えるのもいい。ちょっとした工夫でイメージがアップする。


 


※ 木本さんは花の二期生です。花の各期生は、
長く通ってくれた生徒さんや記憶に残る生徒さんたちです。

 <花の一期生:AHS111>
佐藤真紀さん、石志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん

 <花の二期生:AHS211>
木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原(美)さん、三代さん(男)

 <花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
伊藤日向子ちゃん、高橋知佐さん、幾竹めぐみさん、藤沢さん、二村さん

 <花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)

 <花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
下記の教室案内をクリックしてご覧下さい。


こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
第二版のリユース本には当時、5,000円のプレミアムが付きました!!
最近では、7,282円まで高騰しています。不朽の名著に・・・。

<補足> アマゾンで通信販売をしてる時に、クチコミに
嬉しいコメントをいただいていますので記載させていただきます。

「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」


どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます! 


≪陶芸の基本シリーズ連載記念の特典≫
自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版の在庫も残り少なくなりました。
ほしい方がおられましたら出精価格でお分けします。

定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円にします。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。

陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
写真や、絵、イラスト付きの素敵な作品が掲載された入門書です。
それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

陶芸をやってみて、ある程度分かってきて、
「何か違うなあ・・・」 とか、「基本から学び直したい」 とか、
「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
と思われたら拙著を読んでみて下さい。目から鱗が落ちます。
ためになる役に立つ本格的な陶芸の作陶の手引書です。
基本となる手法を知ってもらうために書き下ろした教則本です。

毒舌な言い方になるが、市販の陶芸の入門書は
ためになることが一つか二つしかないように思うが、拙著には
八つや九つかそれ以上あるように思うのは買い被りであろうか。
一度は読んでみることです。それを生かすかどうかはあなた次第です。

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