体験さんのニコニコ皿など

　
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10月の作品をアップします。
8月の夏休みに大学生になった中村さんの娘さんと
横浜のお友達が体験に来てくれましたが、どうしたことか
タタラで作ったお二人のお皿に亀裂が生じたのです。慌てたのですが、
運よくもお皿の型紙が残っていたので私が作り直してあげました。

お二人が描いた絵も亀裂が出たお皿からトレースしました。
色付けは女性のタッチがよいと思い家内にやってもらいました。

犬のお皿は中村さんのお家のワンちゃんです。
ニコニコ皿はお友達によるものです。似たようなお皿が
できたのでほっとしました。お二人は使ってくれてるだろうか。
勿論、ご本人たちのお皿の方が可愛かったです。



亀裂が出たお皿も同じ土を埋め込んで漏れない
程度にまでに補修しましたのでそれもお渡ししました。

補修したお皿は白色だったので亀裂痕が残りましたが、
黒色系であればほぼ分からない程度にまで補修できます。
亀裂が生じた器を補修する教室はどこにもないでしょう。
多分当教室くらいでしょう。再焼成するだけでもどこでも
半額取りますが無料でやってます。生徒さんが折角作った
作品なので私には直してあげたい気持ちが強く働くのです。
口縁の欠けは無理ですが、何時だったか足立さんがお家で使ってた
器の欠けを陶土で埋めて補修してみたらほぼ直りましたね。ビックリ。
機会をみて割れの補修方法なども記載してみようかな・・・。


お友達のお皿は可愛いかったので同じものを別に 2枚作りました。
可愛くできあがったので、この 2枚は長女の方の孫娘と次男の方の
孫娘に送りました。気に入ってくれたようで大変喜んでいました。

長女の方の孫娘は小物を置くトレーを探していたときで、
お店にトレーを買いに行ったが気に入ったものがなかったそうで、
このニコニコ皿がタイムリーな贈り物になりました。ラッキー！
寝る時に枕元に置いてメガネ置きに愛用してるそうです。



因みに、釉薬は下段のお皿がわら灰釉、左上が白萩釉、右上が無貫入透明釉です。


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