心とほんとの会話屋さん

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セミナー開催で気付いたこと(認知行動療法)

2013-10-27 21:01:30 | 本のネタ
 今日は、心理学を勉強したメンバが開催するセミナーの協力をしてきました。参加者は4名なので、セミナーと呼べる規模ではないかもしれませんが、多くの気付きをいただきました。

 最初の気付きは、セミナー開催会場として予約していたはずの会議室が予約できていなかったことからの気付き。これは、大人数を集めた飲み会開催同様、前日に最終確認をするなどの工夫が必要であることに気付きました。当日になると、言った言わないという、非生産的な言い争いを避けることができないので。
 ただ、人数が少なければ、カラオケボックスを利用するなどの代替手段を考えるゆとりを持てる状態で、その場を迎える必要性も大切なんですね。時間のゆとりが、心のゆとりにつながる、いい経験でした。

 セミナーに入ってからの気付きは、想定シナリオとは違う質問を受けた際に感じました。自分がセミナー受講者の場合、想定外の質問が出たときには、主催者に一任できるという責任感を持たなくていいのです。が、主催者側に回ると、何らかのコメント・考えを返さないわけにはいかないという気持ちが大きくなり、普段以上に頭を使うことに気付きました。これって、さまざまな本で紹介されている”教える立場になる人が一番勉強になる”ということを体感できた瞬間でした。

 セミナー終了後に感じたのは、主催者が参加者に気付きを与えるという構図でなく、参加者とともに、それぞれの立場の人が気付きを得ることになるということです。人に何かを与える立場と考えると、謙虚さを失い傲慢な気持ちになり、学び・気付きを得られなくなるのです。
 禅の高僧ではありませんが、人生是修行!学んでも学んでも、簡単には悟れないということなんですね。


 いろんな気付きをくださった、セミナー主催仲間と参加者に感謝感謝の一日でした。


 明日は、好きなことに向き合うことについて、ご紹介予定です(今、坂上忍さんが、芝居好きの子どもたちに迫っているテレビ放映中なので)