エジプト旅行のガイド、アハマッド君の話。
愛称「ハマちゃん」らしい。「釣りバカ日誌」の主人公の名を意識していた。
28歳とか言ってたが日本語の堪能さに驚いた。日本の方言も結構詳しいし、日本の歴史も通じている。今の日本の国会の話題まで飛び出した。相当の勉強家と見た。
エジプトの日本大使館で日本語講座を受けてトップで終了した。そのご褒美に日本へ14日間の研修旅行に行って主要な都市を回ったらしい。
彼の父は鉄道の運転手、3人の妹がおり、彼が家族の大黒柱。兄弟で男が1人の場合は兵役も免除されるという。
敬虔なイスラム教徒、エジプトは90%がイスラム教徒と言うから殆どの人はイスラム教を信奉している。
1日4度?の礼拝が義務付けられているが、勤務の関係で無理な場合は夜にまとめてもいいとか。
彼はスポーツマンタイプの端正な顔立ちをしたいい男だ。
ルクソール出身というから多分ヌビア人の血を引いているのだろう。エジプト人の中でもどちらかといえば黒人系だ。
そういえばクレオパトラのことで、エジプト美人を探したが見つからなかった。というか、地方では殆ど女性は外に出歩かないようだ。職場は殆ど男だ。たまに真っ黒な衣装で顔だけ出した女性を見るくらいだった。カイロではジーンズのお姉さんもいて日本と余り変わらない。
だけどもクレオパトラは元々ギリシャ人なんだそうで納得した。
彼は日本が好きらしい。日本人の礼儀正しさと勤勉さが好感が持てるといってた。
エジプトの道路は殆ど信号がない。あっても誰も守らないらしい。ハイウェイでもロバの引く荷車がトコトコと歩いていたりする。タクシーもメーターは有名無実、故障している振りをして高い料金を取る。だからエジプトの人も含めて乗る前には必ず目的地までの料金をネゴして決めてから乗る習慣になっているらしい。
アメリカ人は余り好きではないといってた。理由はいわなかった。
そして、日本への研修旅行で広島へも行ったらしい。原爆資料館も見たといってた。
10数名の一緒のグループにアメリカの若者も4人いたが、原爆資料館ではずっと泣いていたという。なぜ泣いているのか聞いたところ、「アメリカは過去にこんな酷いことをしていたのか、知らなかった。恥ずかしい」といって泣いていたという。
アメリカの歴史教科書には載っていないのだろう。日本が中国での過去の残虐行為を言われたくないのと同じ理由だ。
そんなことを淡々と話すアハマッド君はきっと国を支える人間になるだろうし、泣いていたアメリカの4人の若者にもアメリカの良心みたいなものを感じることができた。
愛称「ハマちゃん」らしい。「釣りバカ日誌」の主人公の名を意識していた。
28歳とか言ってたが日本語の堪能さに驚いた。日本の方言も結構詳しいし、日本の歴史も通じている。今の日本の国会の話題まで飛び出した。相当の勉強家と見た。
エジプトの日本大使館で日本語講座を受けてトップで終了した。そのご褒美に日本へ14日間の研修旅行に行って主要な都市を回ったらしい。
彼の父は鉄道の運転手、3人の妹がおり、彼が家族の大黒柱。兄弟で男が1人の場合は兵役も免除されるという。
敬虔なイスラム教徒、エジプトは90%がイスラム教徒と言うから殆どの人はイスラム教を信奉している。
1日4度?の礼拝が義務付けられているが、勤務の関係で無理な場合は夜にまとめてもいいとか。
彼はスポーツマンタイプの端正な顔立ちをしたいい男だ。
ルクソール出身というから多分ヌビア人の血を引いているのだろう。エジプト人の中でもどちらかといえば黒人系だ。
そういえばクレオパトラのことで、エジプト美人を探したが見つからなかった。というか、地方では殆ど女性は外に出歩かないようだ。職場は殆ど男だ。たまに真っ黒な衣装で顔だけ出した女性を見るくらいだった。カイロではジーンズのお姉さんもいて日本と余り変わらない。
だけどもクレオパトラは元々ギリシャ人なんだそうで納得した。
彼は日本が好きらしい。日本人の礼儀正しさと勤勉さが好感が持てるといってた。
エジプトの道路は殆ど信号がない。あっても誰も守らないらしい。ハイウェイでもロバの引く荷車がトコトコと歩いていたりする。タクシーもメーターは有名無実、故障している振りをして高い料金を取る。だからエジプトの人も含めて乗る前には必ず目的地までの料金をネゴして決めてから乗る習慣になっているらしい。
アメリカ人は余り好きではないといってた。理由はいわなかった。
そして、日本への研修旅行で広島へも行ったらしい。原爆資料館も見たといってた。
10数名の一緒のグループにアメリカの若者も4人いたが、原爆資料館ではずっと泣いていたという。なぜ泣いているのか聞いたところ、「アメリカは過去にこんな酷いことをしていたのか、知らなかった。恥ずかしい」といって泣いていたという。
アメリカの歴史教科書には載っていないのだろう。日本が中国での過去の残虐行為を言われたくないのと同じ理由だ。
そんなことを淡々と話すアハマッド君はきっと国を支える人間になるだろうし、泣いていたアメリカの4人の若者にもアメリカの良心みたいなものを感じることができた。