思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

働く自営女性

2005年06月20日 | Weblog
女の細腕で身を立てているひと。
私の知るところは非常に少ないが結構いる。

①美容院をやってるひと
 薬液で手が荒れる。合わない人は大変なことになるらしい。
②ちいさなイタリアンレストラン
 近所に20代の女性が開店。3年位になるが続いてる。独自のレシピを開拓している。
③カラオケの店
 この地はたくさんあるが、盛衰が激しい。借り店舗でやってる人はなかなか採算が取れない様子。
④チッチャな花屋さん
 30代の女性1人でやってる。結構工夫を凝らして長く続いている。夕方亭主が迎えに来る。
⑤ブティック経営
 あまり客が入っている様子はない。夜亭主らしき人が迎えに来る。
⑥喫茶店経営
 結構多い。カラオケをやめて喫茶のみにするところも増えてきた。
⑦踊りの師匠
 免許制で師匠の資格を取るにはかなりの金額をふんだくられる様だ。
⑧子供の英会話教室
 近所の子供を集めて教えている。30代後半のお母さん。
⑨ピアノ教室
 直ぐ近所に「ピアノ教えます」の看板があり、きれいなおばさんがやってるみたい。
 ピアノ始めてみようか、なんて思ったりしている。
⑩居酒屋経営
 使用人のおばさんと2人でやっている。昼食も提供している。
 3時頃になると夜の客のために市場に買出しに出るところによく出会う。 
⑪お習字とか絵画教室
 これだけでは飯は食えないだろうから別のこともやってるはず、あるいは小遣い稼ぎか。

前の会社は派遣社員が結構多かった。今後も派遣社員は増加すると思う。
特に中国語に堪能な20代の女の子は、派遣手数料として派遣会社に30万前後払っていたから、本人にとってもそこそこいい給料と思う。サービス残業なんて一切しないからキツチリ残業代も入る。
勤務時間と給料の割合で言えば正社員より割がいい。
彼女は元々一流銀行に勤めていたと言ってた。訳あって退職後北京で1年間中国語を勉強した。

英文メール専門の派遣10年の30代の女性もいた。変わり者の独身で残業しても申請しない。
周りの女子社員(正社員)に合わせて申請しない。次の行き場所がないからもう暫く置いておいて欲しいのでとか言ってた。

自営業は文字通り体を張っての勝負だが、就職だってその気になれば頭角をあらわして経営にタッチするまでにのし上がる事は可能だ。レジ係りだって体を張って取り組めば、能力があれば誰かが認めてくれる。「あの人はレジ係りには勿体無い、別の仕事をやってもらおう」とか。ないか?

ボケ度合いの測定は川柳で

2005年06月20日 | Weblog
最近、新聞に載る川柳には一通り目を通すようになった。
自分の性格にもぴったりしている。私は皮肉ること大好きな嫌な性格だ。
女房に言わせると、「分かりきったことを自分が発見したみたいに得意がるな。他の人は人の嫌がることは分かっていても口にすることを憚っているだけのこと。いつになったら成長してくれるの」と手厳しく言う。

一通り読んで、面白い理由が全部分かれば合格。
意味不明のものが出てくると落第、情報不足で何のことか分かりません、となる。考え抜いても分からん。俺はなんかが欠落しているな、と寂しい。

しかしながら、一歩進めて更に考えれば、日常目まぐるしく発生する全ての出来事・情報に通じてみたところで、それが一体なんだという気持ちにもなる。世間を騒がすだけでゴミのような出来事もある。
知る必要もないし、知ったところでどうと言うこともないような興味本位の出来事もマスコミでは銭になると思えば大々的に報道する。そんなことに振り回されることは時間の無駄、人生の浪費だ。
人の不幸・不始末を高みから見物して喜ぶ、お粗末な野次馬根性。

そういう品格のない野次馬根性は多分人に倍して持っているな、俺は。
幸せそうな人より不幸な人の方が好きだ。絶対そうだ。
対岸の火事というのも好きだ。自分に火の粉が掛からないから飽かず燃え尽きるまで眺める。鎮火してしまうと残念な気さえする。なんたる不謹慎。
冬の早朝の遠方の火事をベランダから、寒さに震えながらパジャマのまま1時間近く眺めていたことがある。

深夜の交通事故もあったな。
夜中大きな衝突音で目が覚めた。これもベランダから見ていた。パトカーと救急車がやってくる。
近所のスナックの従業員の娘さんが病院に運ばれたことは後で聞いた。
決着するまで一部始終を見ていた。双眼鏡まで持ち出して。
酒酔い運転のオッサンが泥酔したまま、交差点の赤信号無視でバイクの女性を跳ね飛ばしたらしい。救急車が来るまで、母親が道路に横たわって動かないその娘さんに一生懸命声をかけていた。その娘さんの人生は一瞬にして変わってしまった。
体中複雑骨折であちこち白い骨が飛び出していたとか。何度も皮膚の移植をしたとも後で聞いた。
それをただ眺めていた。
自虐的に言っているわけではない。本当にただ眺めていた。

そのクセに「情に欠ける」なんて指摘されると自己嫌悪の感情に限りなく落ち込んでいく。
温かい人間の情を持っていない欠格人間だろうかと悩む。

今日の川柳は95%納得だった。一応及第点。