思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

無数の人生

2006年03月17日 | Weblog
人の数だけの人生がある。
我々は自分のたった一つの人生しか生きれない。

靴職人出なければ気に入った形の靴を作って喜びに浸ることは出来ない。
有能な外科医でなければ、人の命を救う喜びを味わうことも無い。
大統領にならなければ権力に酔うことも出来ない。
売れっ子の歌手にならなければ、拍手に身をゆだねることも無い。
ホームレスにならなければ、冬の寒さに凍えることもない。
浮気をしなければ、危険な恋の炎に焼かれることも無い。
宇宙飛行士にならなければ、宇宙から地球を眺めることも出来ない。
女にならなければ女の喜びは感じることが出来ない。
高名な作家にならなければ、人生の苦悩に自殺することも無い。
殺人者にならなければ、死刑を待つ時間を持つことは出来ない。
誰も過ぎ去った瞬間をもう一度生きることは出来ない。

自分は取るに足りないたった一つの人生しか生きることが出来ない。
同じ人生をもう一度生きようとも思わない。


男って大変やねえ

2006年03月17日 | Weblog
テレビのニュースを見ていた女房が、私の顔を見て「男って大変やねえ」と言った。
何が大変なのか、
性欲の処理が大変だろう、という意味か。
性欲が高じると見境なく行動に及んでしまうことに同情しているんだろうか。

ニュースは
女子高生を引率していった部活の監督教師が、女子高生をベッドに誘い込み下着の下を触ろうとして、騒がれてバレた。
「こんなことをしているのがバレたら、俺も首になるな」とその女子高生に言っていたとか。
勿論首になっただろう。

女子高生が素直に応じて仲良くセックスを楽しんでくれるとでも想像したのだろうか。普通は有り得ない。
首を覚悟で行動に及んだのだろうか、それも無いだろう。
燃え上がって前後の見境がなくなって、そんなことをしたのだろうと思う。

私なんかも、「クッ!やりたい!」と感じる女は時々居る。
恋も突き詰めれば、男にとっては「やりたい!」ということかもしれない。
だからといって、見境なく行動に及ぶことは無いが、抑えられない男だって中にはいるだろう。
そういう意味では、男って大変だ。

絵画

2006年03月17日 | Weblog
我が家の壁には合計6枚の絵が飾ってある。
女房が買ってきたものばかりで、勿論高いものなど買える訳無いので複製ばかり。
風景画と少女のポートレート、女房は絵を描くこともないし絵心も大して無い、見るのだけは好きなようだ。
昔から美術館はよくお付き合いした。
抽象画は嫌いなようで「訳が分からん」といっている。

私はヌード画が好きだが、そんなのは飾ってもらえない。
女性の裸が嫌いな男は少ないと思うが、女性の目から見たらどうなんだろう。
中世の宗教画もおっぱいむき出しの裸に近い女性が、女神が堂々と描かれている。
単なる男の文化なのかな。
イタリアのポンペイの遺跡を見たときも、秘画とかいってエッチな絵が壁に堂々と描かれていた。
エッチもひとつの文化だよなあ。


名誉毀損

2006年03月17日 | Weblog
ブログで小説を書いていた人が名誉毀損で訴えられ裁判所がそれを認めた。
小説の中に具体的な会社名などが出てきて特定出来ること、社内の会話などが会社に対する名誉毀損に当たると認められたわけだ。

ということは日記風のブログであれ、他人様のことを特定できる状態で書き込みすれば「プライバシーの侵害とか、名誉毀損、損害賠償」にまで発展する可能性はある。
公開する以上、単なる日記ではなくなる。
他人のことを書く場合は、他人の写真を本人の了解なしで公開するのと同じこと。
どんな迷惑をかけるかも知れない。

ブログが急激に広まりだして1年近くなる。
多くのブロガーが登場しているが、ちょっとヤバイことを平気で書いている人もいる。それなりに刺激的で面白いが、何の前触れもなしにある日突然消えてしまうことがある。
おそらく、具体的に書きすぎて書かれた本人から突然苦情がきたりして慌ててブログを閉鎖してしまったような経緯が感じられる。
そんなブログが何件かある。

ブログは簡単に意見を発進できる便利なツールとしてひとつの文化になりつつある。
大きく広がれば世論を動かすことも可能だ。
やはりそれなりの配慮によって大事に育てて生きたい気がする。