本当の美人 2008年05月16日 | Weblog 彼女は美しい。 そしてその美しさを武器にする様子が微塵も見られない。 美しい女は美しさを武器にすべきではない、と意識しているかの様子も見られない。 極めて自然である。 そういう心根を持たないと本当の美人とは言えない。
夏公演 2008年05月16日 | Weblog 劇団の夏公演の日が決まった。 7月初旬。 初めての午前午後の2回公演。 演目は戦国時代の村の女たちの話だ。 戦乱に巻き込まれて夫や息子は死んでしまって女たちが残っている。 そんな中で逞しく生き残っていく話。 女たちはいつの世でも逞しい。 私の役はそんな戦乱の世の中、村人から見れば生活を脅かすだけの悪の化身みたいな鎧兜に身を固めた侍大将役だ。 いうなれば悪役。 美術担当は侍大将の衣装作りに多大の労力を使っているみたいだ。 とはいえ、出番はほんの短時間。 その大将も負け戦で足軽たちの「大将首狩り」にあって首を取られてしまう。 男社会での男の一生の儚さを象徴するようでもある。 男は女たちと調和しないと生きていけない。