思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

古今集講座の日

2010年03月05日 | Weblog
今日は月一の古今集講座の日だった。

小野小町の歌が出てきて、講師の国文学の名誉教授さんはえらい乗ってた。
小野小町の末路は哀れだったようで、晩年は荒れ野で行き倒れて誰知るでもなく骸骨と化して、ドクロの目のくぼみからススキが生え出して、風が吹くと「痛い、痛い」と泣いていたそうだ。
その風景を描いた絵があるそうだ。

美人は冷たいそうで、ある男に言い寄られ「フン」とばかりに「100回通ったら会ってあげる」と嘯いたそうだ。
「百夜通い」と言う有名な話だそうで99回目を最後に病で死んでしまったそうです。
その男の呪いもあるようです。

話は飛んで中国の美人にまで及びます。
「西施」と「虞美人」です。
共に中国の「三国志」に出てくる紀元前の美人です。

芭蕉の句に
  象潟や雨に西施がねむの花
とも歌われていたりしているそうです。

美人薄命とも言いますが、美人は結構哀れな末路を辿っておりますな。
男にチヤホヤされて本当の自分を見失うのでしょうか。

自分を美人と思っているそこの方、あまり鼻にかけてはいけませんよ。

カラオケ

2010年03月04日 | Weblog
カラオケが好きで週に2,3回は歌いに行く。

歌もどうしても乗らない歌がある。
歌手本人の歌はいい歌で、あんな風に歌えたらいいなと思い、キーを替えたりいろいろしても「俺は下手やなあ」とあきれる歌もある。

そんな歌はある程度であきらめる。
また1,2年後に挑戦してみると「そうだったか」とコツが分かったりする。

不思議に乗れる歌もある。
俺のために作ってくれた歌かと思うほど歌っていても気持ちがいい。
そんな時は人生バラ色である。

ひとは単純だ。
何かひとつうまくいくだけで人生ノリノリに感じたり、何かひとつうまくいかないと全てが面白くない人生に変わったりする。


遠い春

2010年03月01日 | Weblog
昨日の演劇公演のタイトルです。

今回は力の入った舞台でした。
出演者の数も半端じゃない。
人数が足りなくて高校生・声優の研修生・プロの役者にまで応援を頼んでの3時間超の大作でした。
プロの若い助っ人の名前を紹介しておきます。
  河西秀樹、新免誠也 という2人の若手俳優です。
  
  好感の持てる好青年と言うところでしょうか。

観客も約500名ほどでした。

荻野吟子という明治の頃の日本で初めて公認された女性医師が医学校を卒業し医師になるまでの苦難の物語です。
実話に基づいた創作劇です。

私はその医学校の教官役でした。
ま、楽しく演じることができたと思っています。

夜は「打上げ」で盛り上がりました。