岩手県・宮古市 鍬ヶ崎地区の地場産業
まず「日立浜」「蛸の浜」の漁業復興から
海が見える事、海がきれいな事、海が身近な事、それは、磯漁業に限らず、遠洋漁業でも近海でも、荷役業務や加工業、運搬・小売り業 ── 海を生業(なりわい)にしている人たちにはぜったい欠かせない事なのだ。その事を伝えたい。日立浜、蛸の浜の復興は宮古市民の願い。浜に、防潮堤は似合わない…共感の輪を広げたい…
「鍬ヶ崎の防潮堤を考える会」
日立浜・蛸の浜特集 ニュースレター2500枚 配布 (2015.8.13)
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≪ レターおもて面 ≫ (jpeg)
遠いむかし前須賀、日立浜、角力浜(すもうばま)は文字通りの「浜」であった。近い昔、前浜が埋め立てられ、護岸された。また今また、船揚げ場が大きく前に出る計画だ。巨大防潮堤が出来ると地名の意味がなくなる… どこに行っても巨大な灰色の壁だけだ。
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≪レター うら面 ≫
漁業者が自分たちの漁業を守らないでどうするのか? 確かに津波は鍬ヶ崎に大打撃を与えました。人も亡くなり家も流された。 漁業被害もありましたが、鍬ヶ崎の復興は漁業の復興が第一です。そうでなければ鍬ヶ崎の復興と言えないわけです。
日立浜(2015.8.18)
日立浜(けんぼーぶろぐ「港町ギャラリー」より)