思い入れ「れいわ新選組」展望
2020年
衆議院選挙をかく戦う!!
(6)「れいわ」の緊急コロナ対策と衆議院選挙対策
「緊急事態宣言」前夜
いまコロナ対策では医療面と経済面で大きな岐路にさしかかっている。医療面では 感染 PCR 検査がいつまでたっても国民ニーズに応えられていない。この事が予防、治療で最大のネックになっている。医療崩壊前夜、短期的、長期的対策が立てられない状態だ。…(以下略)…
一方、経済面的には未曾有の景気後退は建て直しが可能かどうかという瀬戸際だ。国民総立ちして勝手な事を言い合っているが、そもそもコロナ禍によって国内経済がどの程度の規模でダメージを受けたのかの確たる見通しが出来ていない。医療面と同じだ。30万円、20万円、10万円の個人・世帯給付、大企業、中小零細企業への融資や支給も全部あてずっぽか、利害のもたれ合った政治的小細工に依っている。
「れいわ」の骨太緊急コロナ経済対策
山本太郎氏は慎重にコロナパンデミックによる日本の経済毀損規模を推し量っている。結論は出ていないがずっとこの問題意識をもちつづけて経済学者等有識者から、企業家から、また一般市民から意見を聞いている。やがて数字としても結論は出してくるであろうがいずれにしても(序)で述べたように500兆円規模GDPの10%〜30%が毀損されたと見ているのではないだろうか?パンデミックの猛威によっては50%も当然視野に入ってくる。金額的にはそれぞれ50兆円〜150兆円、250兆円、すでに毀損された金額、これから毀損される金額だ、と…。だからその規模の政治的緊急経済対策が必要だ、と…。
速報!)日本の4-6月期の実質国内総生産(GDP)成長率が前期比年率マイナス25%との見方をゴールドマン・サックス証券のエコノミストが示した。(4/9 森 輝明)
推測を述べたがこのような根拠を模索し当面の緊急対策として真水予算100兆円出動を訴えている。自ら考え、衆知を頼み、大胆に声明してしているのは山本太郎氏の「れいわ」だけである。他の政党の目先き挙動、思いつき主張と…対照をなしている。コロナの緊急経済対策の「れいわ」の提言はこの一貫性から出発している。
「れいわ」の対策 https://reiwashinsengumi.com/reiwanews/4670/
[政府の緊急経済対策] 山本太郎「れいわ」の損失(予測)GDP、自粛補償、国債発行の一貫性に押され、よって諸政党に押され、世論に押されて、政府与党も緊急経済対策として108兆円出動を言い出さざるをえなくなってきた(4/7)。100に近づけただけの中味のない、一貫性のない、似て非なる支離滅裂な、実効性が疑わしい対策、誰が見ても効果が見えない対策だ。政権を直ちに「れいわ」に移した方がよいと誰もが思うのでは?
一つだけ言えば、減収の基準がどうの、給付の対象が生産点か消費点か、現金か商品券か、給付か融資か、等々、どんなにこまかくしても、考えても意味はないんです。一国の経済の緊急建て直しですから、基本的に、一律、まんべんなく給付する事につきます。その後の国民の経済(金)の動きは市場経済にまかせるしかないでしょう。溜め込もうと、浪費しようとも…。しかし政府の考えている事、今やっている事、腐心してる事はすべて社会主義的な時代錯誤の超国家主義のやり方です。官僚主義、遅延、国民的亀裂…
もう一つだけ言えば、商品券しか貰えない人も、減収で現金を貰える人も、その予算は真水予算で、3兆円とか6兆円とか言われます。マスクと同じで、支給されてもありがたいと思ってはいけません(思ってもいいが)。新年2020年度の消費税の税収予算は21兆円です。減るでしょうがそこを緊急支出が超えなければ与党政府は安泰なのです。国民は死ぬ思いをしていても自分が支払う消費税も取り返せない。政府は消費税死守が本音です。コロナ犠牲者を見殺しにするつもりです。
最後に、右の政府の緊急対策のポイントは、わたし自身はどこにも該当しないですが、支援を受けたいと思えば、どの項目もコロナ感染のPCR検査の受検と同じような困難さを覚悟しなければと思います。政府の出し渋りが事務手続きの煩雑さ、現金の顔を見るまでの道のりが思いやられます。何らかの、例えば大企業の、行政とのつき合い方が分からないと空しい思いをするのでは?と思います。
産經新聞(2020.4.7)
「れいわ」の衆議院選挙対策
衆議院選挙はすでに佳境に入っている。コロナ対策はこれからも変化していくだろうが国政選挙は変りようがない。「消費税は廃止」こそ、れいわ新選組を国政の頂点に持ち上げる政策だ。「減税」「5%減税」「コロナ緊急減税」「自民党減税有志会」「減税野党共闘」など濁った迷いも誘惑もあったが、選挙直前にあらゆる誘惑に対して軌道を整えておく必要がある。
「消費税は廃止」は緊急コロナ対策、家計経済、デフレからの脱却に一貫する「れいわ」の政治的イノベーション、政治改革だということだ。もはや消費税減税、消費税5%とは次元が異なる。消費税0%は緊急コロナ経済対策で、消費税廃止は「れいわ」の政治改革の旗印、衆議院選挙の戦略的スローガンだ!!
特に野党共闘、野党との選挙協力は、現実的な是々非々でいくが、「れいわ」と野党党人個人の連携の形が出来つつあるものと思いたい。他党とのコンセプトの共有ではなく、自党「れいわ」の中に戦略コンセプトと多彩な人材を蓄積する事が当面の衆議院選挙前の課題である。
候補者だけでなく、一般サポーター、有識者、学者、法律家、ジャーナリスト、企業家、芸術家、素人、等にまで及ぶべきである。山本太郎一人の選挙にしてはならない。※ 指導部とか、執行部、シンクタンク等の事もあるがここでは言及しない。
これから浮上してくる衆議院選挙を展望したときの「れいわ」の課題はこの支持者の動き、そして候補者、「れいわ」中枢幹部、中枢スタッフ等の人材・人事が注目される。あと資金問題など、2020年の資金集めにおいて2019夏の参議院選挙の決算が注目される。
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さて、以上の内容はすでにこのブログの<思い入れ「れいわ新選組」展望>シリーズ(1)〜(5)に書いて説明してある。次ページにポイントだけ書いてリンクを張っておく。
4/14 緊急コロナ対策のマニフェスト (7)に進む
3/26 衆議院選挙は佳境に入っている (5)に戻る
3/24 消費税の本当の被害者は中小零細企業 (4)に戻る
3/18 消費税は「消費税は廃止」に一本化すべし (3)に戻る
3/1 中小企業も「消費税は廃止」を支持 (2)に戻る
ー臨戦体制ー(1)コロナ緊急経済対策はほぼ展望できるところまできた。与党案、野党案、「れいわ」案とも足もとが見えている。今後の先も見えている。(2)その先の衆議院選挙の争点が急がれる。「消費税は廃止」は依然としてコロナ終息後の経済回復の切り札だ。コロナ対策、家計経済、デフレ脱却に一貫する「れいわ」の政治的イノベーション、政治改革だということだ。衆議院選挙の戦略的スローガンだ!(2020.5.14)
わたしは熱烈に「れいわ」を応援しています。他の政党がふがいないからです。それに、山本太郎氏は基本的に庶民の側、消費者の側、労働者の側で物事を考えてきっぱりと行動しているからです。
で、中国に対する「れいわ」の考え、外交的な考えについてですが、本当にどうなのか?改まって見解を聞いた覚えがないので分かりません。うえちゃんは、どうやら道義的な、国々としてのあるべき道義からご意見をお持ちのようですね。道義的にはおそらく「れいわ」も同じ意見をもっていると思います。わたし自身もそう思いますが、古来から日本が一番その点で影響を受けてきた礼節の国中国の、最近の、あちこちの道義的に不可解な動きはやはり理解に苦しむところですね。あなたと同意見です。
しかし、本当に、政治上、外交上、「れいわ」としてはどうなのでしょうか?これから注意深く探り、機会があったら質問してみたいです。「れいわ」としてもはっきりさせるべき問題です。
とりとめなく書きました。「れいわ」の国内問題に対する喫緊の政策を支持してきました。これからは、わたしとしても外交にも注意を向けたいと思います。ありがとうございました。