宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

市民の本音はどこ?

2015年02月25日 | 藤の川(海浜消滅)

 

宮古・藤の川海岸:防潮堤建設を決定 県説明会、
一部住民は反発 /岩手

web 毎日新聞 2015.2.25 地方版


県が防潮提建設を決めた藤の川海岸。海水浴場にもなる砂浜の背後を国道45号が走り、その海側に海抜10・4メートルの防潮堤が築かれる。
 
(防潮堤でもかさ上げでも工事が始まればチカの産卵や砂浜は消える=管理人)
 

 県の提案に住民の反対意見が相次いでいた宮古市の藤の川海岸津波対策について、県宮古土木センターは23日夜の住民説明会で、防潮堤の建設を決めたことを明らかにした。住民が求めた国道45号のかさ上げに比べ事業費が少なくて済むほか工期も短縮でき、「安全・安心が早期に確保できる」とした。一部の住民は反発し、かさ上げ案や、津波の通り道になる同国道をふさぐゲート「陸閘(りくこう)」の設置など、景観に配慮するよう改めて要求していくという。【鬼山親芳】

 

 5回目の説明会で、同センターは海が見えるよう防潮堤に設置するアクリル板製の窓を6基増やして37基にすることなどを新たに提案。工期は2年で、概算工事費は当初見込みより1億円増の約11億円とした。

 これに対し、かさ上げでは、海上に新たに設ける迂回(うかい)路のカーブを緩やかにする必要があり、当初見込みより145メートル増の845メートルに、かさ上げの延長も156メートル増の708メートルになり、概算工事費は10億円増の約34億円、工期は5年半と説明した。

 同センターの岩渕和弘副所長は「住民の一定の理解を得た。方針を変える考えはない」と強調した。詳細設計、用地測量を経て着工を急ぎ、2017年3月までの完成を目指すという。

 説明会は高浜コミュニティ消防センターで開かれ、地元高浜、磯鶏両地区住民約40人が参加。「安全な暮らしを確保してほしい」と早期完成を求める声の一方、「窓を付ける発想が分からない」などと、防潮堤にこだわる県側の方針に疑問を呈する発言も相次いだ。「陸閘なら津波対策にもなり、景観も保持できる」と、県側に再考を求める意見も出た。

 磯鶏町内会連合会の中村一栄会長は「国道の道路幅が11メートルあるので3車線確保でき、う回路は必要はないと指摘する専門家もいる。かさ上げや陸閘など他の方策を講じてもらうよう、これまでの知事宛ての要望書提出方針に変わりはない」と話す。町内会役員の一部には「広く住民の意思を示す必要がある」と署名活動を検討する者もいる。

 

 閉伊川水門の時も堤防より水門の方が早いし安いといって無理やり水門に誘導した3年前の岩手県のやり方がまたはじまった。その後に、水門決定後に、40億円(26.66%)追加、工期も2年(!)延期したやり方です。※水門の工期は更に1年延期されたという情報もあり締まりのない公共工事になっている。沿岸や宮古市民をバカにしている県のいつものやり方です。言っている事に根拠がなくウソをついているだけです。ひとをバカにした防潮堤「窓」や迂回路見積もりなど全部業者やメーカーの言いなりだ。メーカーや建設業者のいうがままに値上げしてから値引きする商売用見積もりを業者の立場で振りかざしている。市民の立場はとっくに忘れている。そのような役所仕事に宮古市民はだまされてはいけない。

 

このウソを事前に見抜いたのは今のところ故普代村和村幸得村長だけです。http://blog.goo.ne.jp/・・・/e/3cdf68979ce008b500264488bd757bdb

 

 

 

[関連記事] 1月28日(水)のつぶやき  2015.1.29

[関連記事] 議論(宮古市藤の川)おぼつかない市議会  2015.1.27

 

 

 

 

 

 

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする