田老「第一防潮堤」の今(15=完成)写真1 パラペットの型枠に生コン注入ブログ<被災地ガイド岩手県宮古市田老地区を案内する男の想い日記>299月命日(2014.1.11)より ※海側から撮影写真2 ...
下は田老第1線堤防潮堤の最近の新聞記事であるが、読んでみてすぐ理解できる内容ではない。それは田老の旧防潮堤の検証が道半ばである、というより、まだ手がつけられておらず、検証の市民的コンセンサスもとられていないからであります。岩手県によって検証の労がとられておらず災害に対する市民的コンセンサスがないからこのような新聞記事も誰も読んで理解する事が出来ない状態である。ましてや第2線堤(第一防潮堤)のかさ上げ修復工事は検証以前の無意味な公共工事であったからです。 一年前のブログ記事を参考に読んでほしい。こちらは読めるはずでありこれからの参考になるはずであります。
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防潮堤17年完成見通し 宮古・田老、現状より1年遅れ
(web 岩手日報 2015/01/15)
県は14日、宮古市の田老地区に整備される田老漁港海岸防潮堤の住民説明会を開いた。海側の第1線堤(高さ14・7メートル、延長1210メートル)について、直立堤と傾斜堤を組み合わせて整備。構造設計の遅れや資材・作業員不足などから完成時期は現状から1年遅れ、2017年3月になる見通しが示された。
説明会は田老地区の2会場で開かれ、計40人が出席。漁業施設のある青砂里(あおざり)地区と加工場地区は直立堤、用地に余裕のある野原地区と川向地区は台形状の傾斜堤を採用。陸閘(りくこう)4カ所、避難階段7カ所を設ける。
乗り越し道路は2カ所あり、田老漁協方面のルートは避難機能などを持たせた高さ10メートル程度の人工地盤と組み合わせる。今後、用地取得や工事の発注に入り、第1線堤の概算の総事業費は約80億円。
X型に交差していた同地区の防潮堤は震災の津波で一部が損壊。津波の威力を軽減させるため、第1線堤を海側に約70メートル移して整備する。第2線堤(高さ10メートル、延長1043メートル)はかさ上げ工事がほぼ完了した。