原子力委員会調べ:(2017.12.31) 47.3 t ⇒ (2018.12.31 ) 45.7 t
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内閣府の原子力委員会は昨年2018.7.31にわが国のプルトニウム保有を47トン上限にする事を決めた。あわせて、今後、電力会社や機構に対し、プルトニウムを使う量や場所、時期を明記した利用計画を毎年公表することも求める、とした…
日本のプルトニウム保有
依然40トン超
どう減らすか課題
NHK NEWS WEB 2019年7月30日 18時34分
プルトニウム
原子力委員会は日本のプルトニウムの保有量が昨年末時点でおよそ45.7トンになると公表しました。前の年よりもおよそ1.6トン減りましたが、依然として40トンを超える保有量があり、引き続きプルトニウムをどう減らしていくか取り組みが問われています。
プルトニウムは原子力発電所で発電する際、核燃料の核分裂反応で発生します。
日本はこのプルトニウムを原発の燃料として再利用する政策をとっていますが、核兵器の原料にもなることから毎年、原子力委員会が透明性確保のため保有量を明らかにしています。
30日は最新のデータが公表され、昨年末時点で国内保管が9トン、イギリスとフランスでの海外保管が36.7トンの合わせておよそ45.7トンになることがわかりました。
原子力委員会によりますと、再稼働した福井県と佐賀県にある合わせて3基の原発で、プルトニウムを核燃料に混ぜて再利用する「プルサーマル発電」を行ったことなどから、前の年よりもおよそ1.6トン減ったということです。
しかし、依然として40トンを超える保有量があり、プルトニウムを活用する予定の高速炉の開発やプルサーマルの今後の見通しもはっきりしない中、引き続きプルトニウムをどう減らしていくのか国と電力会社の取り組みが問われています。
(了)
参 考(メーリングリスト「待った再処理」より)
N田様
さっそくとてもよいご返事をいただきました。ありがとうございました。
ご返事は理解どころか、読み下すだけで数日かかる事でしょう。いきなり別紙【下記URL】のエビデンスを示されて、あなた様のご返事の誠実さに、なんとか理解で応えようと思います。ムリでしょうが、分かるところをつないで理解し、また質問させてもらいたいと思っています。別紙の内容は令和元年5月時点のバランスシートという事ですが、これがプルトニウム47t基準の収支バランスになるのか、またそれにどう関連するのか、しばらく考えさせていただきたいと思います。6658kgのプルトニウム生産量が(その一部でも)、47tに加算されるのであれば即上限違反になる事になります。…等々、読んでみようと思います。ありがとうございました。
※ PDFファイルが見えなくなっている。毎月のプルトニウム生産量が記録されていた…。これから調査!(2019.12.22)