LINEのファットスキー，Sir Fransis Baconのインプレッション

今週日曜日，25日の夜．
首都圏でも雪になっちゃう可能性がありそうな
天気図で．
スキー帰りの交通に影響がないか心配になっている，
Skier_Sです．

…でも．
やっぱり今週末まで，
冷え冷えなれども，志賀高原には
積雪はなさそう…（涙）．
気温自体は平年より低い日が続く予想なのに．
なぜ，雪が降らないのか…（泣）．
そろそろ降ってくれないと，春営業がヤバいかも…

ってことで．
本題へ．

…みなさんご存知のように．
第7回物欲選手権での歴史的大敗により．
LINEのファットスキー，
LINE Sir Fransis Bacon
を購入してしまったわけですが．

この板も，今シーズン何度か履いてみたので．
とりあえず，どんな感じかレポートしてみましょうか…

このモデル．
新雪用というより，パークやジブアイテムで遊ぶ用の
板らしいのですが．
私が購入したのは2シーズン前のモデルなので，
最新のモデルと多少スペックが違うようですね…

とりあえず，私が購入した，2016モデルは．
長さ178cm，
トップ幅140，センター108，テール136mm．

我が車に積んでいるルーフボックスに，
183cmより長い板が入らないため．
ちょい短めの板…と探して，この板にしたわけですが．
短めでも，センターは110近くあり．
まぁ，太板初心者にはとっつきやすいかな…

この板．
ブーツセンターのポジションが，パークなどで遊ぶ前より（センター），
そして普通のゲレンデでの板に近い後ろ寄り（トラディショナル）
など選べます．

私は後ろよりの，トラディショナルにしました…

ビンディングとして，かなり軽いMarkerのモデルを
着けたので．

太い分，重いのかな…と思いますが．
すごい軽いです．
ATOMICのSXに比べると，圧倒的に軽い．
履いてみても軽く感じ，すごく操作性は高いです…

新雪を滑ってみると…
太板って，やっぱり浮力が違う…
板が潜ってしまわない分，重めの
パウダーの時の操作性が全然楽！

軽めのパウダーでも，細い板だと底付きしちゃうところが，
太い板だと新雪の上を舐めるように滑っていけるので…
快感度が上がりますね～！

そして．
普通の板と一番違いを感じるのは．
深めの新雪が蹴散らされて，
踏まれたところと新雪が入り乱れた
ような，荒れたコンディションになった時．
細い板だと新雪に突っ込んだりした時，
板を取られてバランスをとるのが難しい条件だけど．
太い板だと，踏まれたところから新雪に
突っ込んだ時にも板を取られる感覚がなく．
すごい楽に荒れ荒れ斜面を大回りして行けます…
…これは，楽な板だわ！！

さらに．
この板のすごいところは．
圧雪バーンでも，柔らかめの雪であれば．
結構カービングっぽく攻められること．
サイドカーブもきつく，フルキャンバーの板なので，
ハイスピードでかなり傾きの深いターンを
刻んでいけます！

太板を履いて滑っていた私を目撃者した人曰く
「太い板を履いて，あれだけ傾いている人は見たことない」
というコメントが出るほどの，←「板の使い方を間違えている」と言われているのでは？
ガッツリ傾いたカービングができます．

だもんで．
柔らかめのゲレンデで，柔らかい雪がところどころに
溜まって凸凹してきたようなコンディションでも．
カービングしながら，雪だまりを蹴散らして
滑っていけるので，結構楽しいですね～！

…もっと太い板だと，新雪でさらに浮力を感じて，
もっとスピードが出せるのかもしれないけど…
自分にとっては，このくらいの浮力があれば十分．
それより，柔らかめの雪なら，圧雪でも結構滑れちゃうのが
いいですね～．

…しいて欠点を言うと．
焼額第1ゴンドラのスキーラックに板が入らず．
中に持ち込まなきゃいけないところでしょうか…

って感じで．
これまで太い板を履いたことなく．
買ってみてはずれだったら嫌だなぁ…
という思いから，しばらく買わずにいた太板ですが．

結論としては．
もっと早くに買っておけばよかった
と，思わずにいられないSkier_Sなのでした…