初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

クワ      ヒカリに溢れた遠い日の景色       東京都江東区都立の森

2021-05-26 00:01:40 | 東京都江東区都立の森

 

ヒカリに溢れた遠い日の景色。

桐とともに、ふるさとの記憶。

 

 

 

 

(桑)クワ科クワ属。

日本原産のヤマグワ、中国原産のカラグワ他。

カイコの餌として古来より重要な作物。

春に開花し果実は初夏に熟す。

樹高、15mくらいになる。

雌雄異株だが、同株のものも。

奈良時代から受け継がれてきた皇室の伝統として養蚕は、

季節の風物詩として、毎年報道される。

名の由来、「食葉(くは)」、「蚕葉(こは)」が訛りと。

ふるさと新潟の子供時代に、

桑畑や、養蚕のようすが記憶に残っています。

地図記号「桑畑」は、使われなくなって地図から消えてしまいました。

 

 

アーカイブ。

4月中旬。

 

雄花。

 

雌花。

 

 

 

 

5月中旬。

 

 

 

5月下旬。

 

 


キクノハアオイ   スカレーットなヒカリ   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-05-25 00:01:06 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

スカレーットなヒカリ。

初夏の、

オワリノハジマリ。

 

スカーレット(黄味の赤)の花色は、

ウチでは、アカバナルリハコベも。

アカバナルリハコベのようなドウモウさはなく、おとなしい。

熱帯の子だけど、南関東でも屋外越冬が平気。

 

 

(菊葉葵) アオイ科キクノハアオイ属。多年草。

一年草との記述もあるが、ウチでは多年草。

原産地、:熱帯アメリカ。1913年に横浜市で確認。関東以西に野生化。

花期、5~7月(一般的は6~7月)。花径は1cmくらい。草丈、30cmくらいに。

名の由来、菊の葉のような葵で。生育中に変化する。

葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。

 

 

アーカイブ。

4月下旬。

 

5月上旬。

 

 

5月中旬。

 

 

5月下旬。

 

9月初め。

同じ鉢なのにこんなに葉のカタチが違う。フシギ。

 

アカバナルリハコベ

(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。ヨーロッパ原産。

  

 

 

アオイ科ちいさな花。アーカイブ。

 

ハイビスカス ロバツス

(Hibiscus lobatus)アオイ科フヨウ属。

原種ハイビスカス。常緑中低木。

原産、マダガスカル(アフリカ大陸の南東海岸沖)。

自然学者の『約束の地』とよばれる聖地。

花期、6~10月(適温であれば一年中)。

花径、4cmくらい。一日花。這性草丈、60cmくらい。

葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。

 

 

 

エノキアオイ

(榎葵)アオイ科エノキアオイ属。多年草。

原産地、熱帯アメリカ。

南西諸島小笠原諸島、本州の温暖な地域に帰化。

花期、6~9月ころ。 花径 1~2cm。草丈、80cmくらいに。

名の由来、葉がエノキに似ていることから。

 

 

 

 

ニシキアオイ

(錦葵)アオイ科ヤノネアオイ属。

メキシコ原産。昭和初期に渡来。

花径4cmくらい。草丈50cmくらいに。

名の由来、葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。

錦は金糸で文様を表現した織物。うつくしいという表現に使われる。

 

 


イヌツゲ    いつかのどこか   東京都江戸川区小川の辺

2021-05-24 00:01:05 | 東京都江戸川区小川の辺

 

剪定しなければ10mくらいになると。

出逢ったことがなくて。

例えば仲間のクロガネモチのようになるのだから、

ワクワクする。

でも、山野では、花や実のない時期、

気配消えてて気づけていないのかも。

 

いつかのどこかが楽しみ。

 

 

 

(犬黄楊)モチノキ科モチノキ属。常緑。

原産、日本。全土の山野に分布。

花期、5~7月。花径、5mmくらい。雌雄異株。樹高、10m以上に。

強剪定、潮風、大気汚染にもつよい。

古代ローマ時代からある、草木で造形物に剪定して飾るトピアリー (topiary)。

日本ではイヌツゲが多用されている。

ツゲはツゲ科ツゲ属で仲間ではない。

「ツゲ」の語源には、葉が次々と出てくることから「次ぎ」や、

木目が細かく詰まって丈夫で「強木目木(つよきめぎ)」の説。

モチノキは、樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることから。

食用の餅の語源。

成長遅く高級材のツゲに対してイヌツゲは成長早く蜜なため、

生垣、庭木に使われる。

役に立たない、劣るからイヌという世界観は

宇宙の果てに捨ててきたい。

花も犬も、ヒトのたいせつなともだちだから、イヌツゲ。

ショカの花図鑑。

 

 

アーカイブ。

5月下旬。

 

 

10月下旬。返り咲き。

 

 

11月上旬。

 

 

 

モチノキ科モチノキ属。アーカイブ。

 

ソヨゴ   風からもらったうつくしいなまえ

(冬青)モチノキ科モチノキ属。常緑。

新潟、宮城以西、中国、台湾に分布。英名Soyogo。

雌雄異株。花期、5~6月。花径、5mmくらい。果実、5mmくらい。

樹高、8mくらいに。 幹30cmくらいに。葉はタンニンが多く褐色の染料に。

 

 

 

ウメモドキ

(梅擬)モチノキ科モチノキ属。

日本固有種。本州以南九州に。

花径は3~5mm。花期は、5月中旬~6月。

樹高、2~3mくらい。雌雄異株。

 

 


ラクウショウ    あたたかい胸、ソラにつづく入口      東京都江東区恩賜の森

2021-05-23 00:01:35 | 東京都江東区恩賜の森

 

あたたかい胸、

ソラにつづく入口。

 

 

 

寄りそうように、ヒヨドリジョウゴが。

(鵯上戸)ナス科ナス属。つる性多年草。

 

 

 

(落羽松)ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属。

北アメリカ原産。

明治20~30年に、初めて東京・新宿御苑に。

花期、4月ころ。雌雄異花。

樹齢は長く、1000年を超える。樹高、50mにも。

水辺や湿気の多い場所が適地。 呼吸を助ける気根が生じる。

名の由来、秋に鳥の羽のように落葉することから。

 

 

 

アーカイブ。

4月中旬。

日本で最初のラクウショウの森、東京・新宿御苑。オオアマナの大群生。

 

ショカ

(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。

 

4月中旬。

 

 

6月中旬。

 

7月上旬。

 

 

8月上旬。

 

9月初め。

 

9月中旬。

 

10月上旬。

 

 

 

10月下旬。

 

 

12月下旬。

 

 

1月中旬。

 

 

2月末。

 

 

 

3月上旬。


トチノキ   イノチマーク     東京都江東区都立の森

2021-05-22 00:01:20 | 東京都江東区都立の森

 

愛らしいハートマークの実が生る樹。

ハートの起源は心臓とかいくつかの説があるが、

現代においては男女の愛情や恋ごころでしょうか。

古代から飢饉の食糧でもあったなら、

イノチを表すマークだったのでは。

 

 

 

(栃の木)ムクロジ科トチノキ属。

原産地、日本、中国。東日本、とくに東北に多い。

5月から6月に、葉の間から穂状の花。初秋に実が。

樹高、25mくらいに。

栃の実の食用歴史は、縄文時代(紀元前131世紀頃から

紀元前4世紀頃)にも。

古の人たちには、としても大切な樹であった。

若芽、種子には薬効も。

名の由来、十と千の木という意。たくさんのタネが実るようすからの説等、

ムクロジ、漢名「無患子」(ムカンシ)は、患わない子の意で、

訛ってムクロジに。

 

 

 

アーカイブ。

5月初め。

 

 

 

5月中旬の福島県会津中川。

 

 

7月下旬。

 

 

 

8月下旬。

 

 

 

9月初め。

虫刺され対策テープ。

ムクロジの実と。

 

9月下旬。ちいさい方はフウセンカズラ。

シアワセ♡パターン♪

 

 

ともだち。アーカイブ。

フウセンカズラ

(風船葛)ムクロジ科フウセンカズラ属。

原産地 北アメリカ南部。

花径5mm位。花期、7月~9月頃。

ハートマークの5mmくらいの実は、

同じムクロジ科のトチノキそっくり。

草丈、3mくらいに。