夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

空気を読む

2017年04月13日 08時34分43秒 | 日記

 日本人の心理を玉ねぎをばらして行くように剥がして行くと最後の芯の部分がDNAでそれを超高性能顕微鏡で覗いて見ると神さんが居る。どうやら聖書に出てきて色々命令したり忠告したりしている神さんのようだ。

佐世保重工時代、帰りたいなと思うにも周りでまだ仕事している連中の背中からその神さんの目を感じてウジウジと居残った。この日本人の傾向を上手に利用したのが占領軍としてやって来たクルシマドックの坪内社長だ。会社を立て直すにはどうすればいいか君達のアイデアが欲しい・・・。

社長それは人件費節減が一番効果的です!・・こういうゴマスリのバカヤローがどこの世界にも居るのだ。で、タイムカードを捺して帰宅したことにして真夜中一時過ぎまで作業となった。私は早々に逃げ出した、何も会社の為に生きているんではないよ!カイシャ教なんて宗教の信者になんかならないぜ、と言うわけだ。

君の家にも自ずから神さんが居る。君はその神さんを感じて自分の本当にやりたい事にブレーキをかけている。稼いだ給料を妻に信用管理任せている。

日本人の社会が非常に強固で秩序立っているのはまさに全ての個人が一番奥に同じ神さんを意識して自らにタガをかけているからだ。見知らぬ人の中にも自分と同じ神さんが居る事を無意識で分っているからだ。この理屈が解らんと言うならラブクラフトのクトゥルフの呼び声と言う怪奇小説を読んでみたまえ。

僕は実務屋として日本人の生産性が低いとは思っていない。クソ真面目でハッタリがないだけだ。その真面目さがあの戦争で日本の何十倍もの力を持ったアメリカを苦しめたのだ。


日本人の生産性が低いと言うハナシについて

2017年04月13日 08時26分32秒 | 日記

 日本人の生産性が低い、と・・有体に言えば『貶す』論調を見た。フン、口惜しいか?!

戦後の日本人は猫も杓子も、五も三も、他人を教育したがるキリスト教文化人だのアメリカ人だのに洗脳されて何でもアメリカ人や西洋人のものの考え方が正しいと思いがちだが、ではこの低い生産性の国が世界が不況に喘ぐ中で何故に失業率たったの2%、秩序と利便の二律背反の中で世界が羨む国になったか、考えて見たことあるか?

日本の技術の発展は効率性や生産性無視の終身雇用年功序列なる合理精神とやらを宗旨とする西洋人の目には愚かな社会慣行から来ている。そこでは人々は明日解雇されるかも知れないと言う不安無しに生きる事が出来る。

君達の境遇は君達の心の有り様が形象化しているが国家も民族も同じだ。国民が概ね生存の不安を持たなければ社会は安定的であり新しい何かを産み出すエネルギが発生する。

労働の生産性とか言うデータの為に人は働いているのではないよ。有識者とか称する本格的なバカに奉仕する為に掃除をしているんではないぜ。

キリスト教世界は退潮する、日はまた昇る!!