夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

地球と信仰と老子

2017年04月26日 08時56分57秒 | 日記

 月探査船【かぐや】が撮影した地球を見て居て咄嗟に閃いたのは、【全宇宙を統括する何かが存在する】と【その宇宙とやらが何らかの意図を以て創成されている】な!!と言う事である。多分それを古代人は【神】と呼んだ。

 しかしその【神】なるものに【人格】を付与し、そこに【道徳】の色を付け、人間集団の維持のための【掟】の由来をそこに持って行ったのは何者かのワルダクミか人間の浅はかさである。こうして人は【神】が見えなくなった。

 【神】を最も適切に識っているのは物理学者かもしれない。高校物理で電磁場での粒子の運動が重力場での物体の挙動と同じであることを知って、『そうか!』と閃いたのが最初である。有体に言えば【神】と呼ばれている何かは宇宙を在らしめ、維持し、統一している法則である。

 汝姦淫する勿れとはその法則に攪乱を生ぜしめる波動を励起するな、と言う事だろう。

 

・・・・休憩・・・眠くなった

 

 目が覚めたら忘れてしまったことに気がついた。