キリスト教とかイスラム教を天啓宗教と言う。唯一絶対の神なる存在が居て人間に色々戒律と言うものを与えて守らせる。・・・ああしちゃいかん、こうしちゃいかん、ああせよ、こうせよ、と、天とか称するところから四六時中喋る、煩いねえ、いちいち・・。
そんなに人間どもが面倒なものならその全能とやらで一網打尽に始末してスッキリ大掃除をすればいいじゃないか。
ところがその大掃除、起こってない。・・・とゆーことは、だ、つまりそういう宗教ってのは結局【人間の言い伝え】でしかないのさ。
こうまで書くと神さんが可哀想だから神さんの代わりに代弁しておこう。ブタ食っちゃいかん、と言うのはあれにはカギムシなる気味悪い寄生虫のタマゴがある可能性が大きい、そいつに罹患すると人生破滅ってこともあり得る、だから食ってはいかんよ、との親心なのだ。酒飲むなも、タバコで人生が破滅するいことはないが酒で破滅することは大いにあり得る、だったら飲まん方が安全だ、だからいっそのこと『飲むな』にしておけば『他の奴らは飲んでるのに俺だけ飲んではいかんとは理不尽な!』と言えなくなる。よーし、そんならこれを戒律にしておけば馬鹿どもを善導しやすいじゃないか、と言うわけであろう。