老人の暴走事故にプリウスが関わっている事例が多い、とのことで先ほどyoutubeでどなたかが解説されていた。
・・ははん、なるほど! と閃いた。ご老体(オマエもじゃないか!)が慣れ親しんだ車は【体が自然に動いて車を操作】できるようになっていた。人が一旦体に刷り込んだ事は忘れない。いい例が水泳、自転車。
ところがこのプリウスと言う車、【今、車がどういう状態にあるか?】は【画面を見なければ】分からない。つまりディジタル世代のコンピュータ・ゲーム マニヤが作った車だ。耳に入るエンジン音、シートを伝わって来る微かな振動、目に映った風景、それらの物が即集合情報化されて直接運動神経を反応させる風にはなっていない。
前進、後進、パーキング、その他車の状態がデジタル画面に小さく出る、それを視認して次の動作を【一瞬考えなければ】ならない。見た途端に体が反応している、体の操作系ではない。その一瞬の内に瞬時の記憶喪失、突然の思考混乱があればオワリだ。
同じ線上に現代のファックス電話やプリンターがある。非常に簡単な事を物凄く回りくどくしてある。多種多様な人間がどのような思考回路でどう操作するか分からないものを勝手に予測してフローチャートか何か作成してそれでジューブン対応できるとして市中に出す、・・・『人間の行動を【予測して管理】出来ると思い込んで』いるメーカーとか称する傲慢な馬鹿ども。
結論・・・アナログ世代はアナログ世代の車に乗るべきで、決してディジタル世代の車に乗ってはならない。いや、それは最早車ではない、移動用コンピュータである。肉体はアナログの領域にある存在だがプリウスはディジタル世界にある。この両世界の狭間は埋められない。