夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

大いなるバビロン、どうしても核心を突けない

2016年03月24日 17時27分35秒 | 日記
 またテロが起こった。ブリュッセルで被害に逢った方々にお悔みを申し上げる。色々見解があろう、そのどれもがおそらく的の周辺を射ているだろう。的そのものは大いなるバビロンの存在だろう、そしてその見える現象が『格差』、『格差の固定化』だろうと思う。アメリカ大統領選挙舌戦でのトランプ現象も根の処には格差を現出せしめ、それを固定化した政治に対する不満があると思う。

 黙示録17章2節は言う・・・『地の王達は之と淫を行い、地に住む者らはその淫行の葡萄酒に酔いたり』、つまり政治は『何者かの誘惑』によって多様な文化だの、寛容な社会だの、グローバリズムだの構造改革だのと吹聴して、企業家をして『会社を売り買いして利潤追求する』邪道に走らせたり『企業の海外移転』を促進せしめたり『非正規雇用』などと言う『人材は会社の利益に沿って使い捨てる道具である』との本音を公認したり、或は『安価な労働力として移民を入れたり』した。これによって人々は『大いなるバビロンと地の王達との淫行』に『酔わされてしまった、目が回り脚がふらつき真っ当に立てない状況になってしまった。』

 そして全ての方便を奪われ、絶望した若者たちがテロリズムに奔る、それほど過激な行動には躊躇する大人たちは『とにもかくにも現状をひっくり返す政権』を選ぼうとする。2009年、世界でも冠たる賢く思慮ある日本国民が民主党なる中共・韓国傀儡売国集団に政権を執らせたのも根底に『格差を助長し固定化』させた自民党政権に怒りを爆発させたからであろう。

 この政治家に対して『姦淫』を持ちかける存在は何か?・・黙示録16章19節に『大いなる都は三つに裂かれ、諸国の街々は倒れ、大いなるバビロンは神の前に思い出されて・・・』とある。神の前に『想い出され』る、つまり中々見えにくいもの、そして17章18節には『都市』と書いてある。今まさに黙示録の関連部分を読んでいてこれを『都市とは組織のことである』と閃いた。

 地上人類社会の表層から深く隠れた地下の暗い部分に何か組織めいたものがある、それは古代にバビロンを建設し、人々を隷属させた組織に由来する・・・それは当時は誰の眼にも見えていた人類奴隷化使役組織であったが一旦は歴史の表層から消えた。しかし宗教化して、或は宗教の仮面の下に潜んで、自ら手を下す代わりに人類社会運営組織である政治に淫を持ちかける、つまり囁く、すり寄る、そそのかす、或は脅す、等の行為によって実質古代のバビロン建設者たちと同じことを目論んでいる、『何か』がであろう。

 それが『神の前に思い出された』、つまり『今や神がそれに注目し始めた』、そして黙示録16章19節は言う、『・・・激しき御怒りの葡萄酒を盛りたる酒盃を与えられたり』。17章16節17節は『汝の見し十の角と獣は、かの淫婦を憎み、之をして荒れ荒ばしめ、裸ならしめ、且つその肉を食い、火をもて之を焼き尽くさん  神は彼らに御旨を行うことと、心をひとつにすることと、神のみ言葉の成就するまで国を獣に与えることを思わしめ給いたればなり』と言う。その意味、は

 おそらくはフランスやベルギーで起こったようなテロがさらに蔓延するのではないか? 聖書が言う野獣、即ち政治はついに格差を固定化して人類奴隷化を図っている何者かを壊滅させなければ人類社会はもたない、政治の責任として処置しなければならないと考え及び、一致してこの組織を破壊する行動に出る・・・実は神がそうさせる・・・のではないか?

 結論:大いなるバビロンとは古代にバベルの塔を建設し、人間奴隷化を目論んだモノの思想を引きずって、自ら手を染めるのではなく政治を操ってそれを行う一般大衆には見えない組織。黙示録の描写によればそれは政治の背に乗っている、つまり政治のタズナを握っている(と思って居る)それを政治は突然振り落す・・・
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大いなるバビロンの倒壊・・・結論、そしてその後どうなるか

2016年03月23日 10時03分37秒 | 日記
 大多数の民衆を隷属状態にして繁栄を謳歌する格差の上位とその格差を生み出している仕組みを政治は破壊する。この政治とはグローバルな組織である。
『大多数の民衆を隷属状態にして繁栄を謳歌する格差の上位とその格差を生み出している仕組み』とは既に人類史の初めに地上に出現していたものでカトリックの聖母崇拝の予型であり、その具体的な姿はバビロンである。

これが今朝ひと眠りした後の閃き。

 大いなるバビロンの崩壊後、それを喰らい尽くした野獣、つまり人間の政治はまだ生きている。その命運について黙示録は19章19節で子羊、多分再臨したイエス・キリストに戦いを挑むと書いてある。その実質的な行動とは、『従来通り、政治を行おうとする』だろう。

 しかし生きたまま火の池に投げ込まれる、つまり機能不全に陥って雲散霧消状態になる。

 その後は?・・・・21章に『神自ら人と共に在して・・・』と書かれている。

 伊勢神宮の式年遷宮の様子を動画で見て居て感じた事であるが、まさに『神自ら人と共に在して・・・』のようだ。人々は伝統通り木材を準備し、匠の技で諸道具を整え、終わって盛大に祝う、命令したり指図し、人々の業を自分たちの為に消費する人間の組織も人間も居ない。
これはモーセ5書や申命記、士師記等にその予型が示されている。


 混乱した世界をもう一度、今度は正常な姿に整えるのは日本人が守り続けて来た観念に沿ってであろうと思う。・・・見えないけれど神さんが其処においでになる、だからその神さんを喜ばせよう、と人間としての有るべき振る舞いを守り、神楽や祭りを催す。
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羊と山羊を分別する

2016年03月23日 02時51分15秒 | 日記
『人の子が栄光の中にすべての御使いたちを従えて来る時、彼はその栄光の座に 着くであろう。そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼いが羊と山羊とを分ける様に、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置くであろう。・・・』(マタイ伝25章31-46節)

 これがいつ始まるかよく判らないのだが・・・もしかしたらもう始まっているのではないか?と思うことがある。そう考える理由は、現在、従来型情報、サイバー空間の両方に様々な情報が溢れているがそれをどう読み、解釈し、どう自分の立ち位置を決めるかは然程簡単ではない。本性丸出しになってしまうのである。つまり本性が見透かされて分別されつつあるかもしれない。その本性は今考える処では『日本を取り戻す』過程での一連の事態で実際の行動として現われると思うからだ。
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ソロモンの箴言

2016年03月23日 02時48分26秒 | 日記
 この世は王たる者が裸足で歩き、下僕たる者が馬に乗っている・・・そのような世界が間もなく終了する。それが大いなるバビロンの崩壊。
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大いなるバビロン  事例

2016年03月23日 02時44分33秒 | 日記
 23歳のミリンさんは、17歳で故郷を離れ、マニラの中国人宅で3年間家政婦として働いていた。当時を振り返りミリンさんは涙ぐむ「女主人は厳しい人でした。スーパーでセリを購入した時の事です。セリの価格は12.75ペソ。13ペソ支払うと0.25ペソ(25センタボ)お釣りがあるのですが、このスーパーではセンタボを取り扱っていなかったんです。その事情を女主人に説明したのですが、理解してもらえず、30分間罵られました。時々、やつあたり的に『私が雇ってやっているのは、奉仕の心からだ』、『さぼるな! 』、『家事見習いとして、富裕層の生活を見れることに感謝しろ! 』、『貧困家庭で教育水準が低いから、こんなことも分からない! 』、『私が雇わなければ、お前なんか、どこからも仕事を与えてもらえない』などと、罵声を浴びせられることもありました。

これはYahooの記事から採った。こういうのがまかり通っているのが大いなるバビロンだろう。
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