20年位前に、人から勧められて、「ショーシャンクの空に」という映画を見ました。今も心に残るので、同じ監督の作品と聞き、NHKBSで、先日「グリーンマイル」を見ることにしました。あの映画と同様、塀の中の作品でしたが、あまりにもおぞましく、途中で見るのを止めました。
「ショーシャンクの空に」は、無実の罪で捕らわれた人が必死で脱獄に挑み、成功する話。応援を送りたくなる後味のよいものでしたが、今回の「グリーンマイル」は、看守の非人間的な面のあくなき追及をしています。電気椅子でのリアルな処刑場面に映画ながらぞっとしました。
実際に行われていたらしい公開死刑は米国人の残虐性を示しています。昨日は広島で原爆投下75年の式典が行われた日でしたが、国際条約に反した爆弾を落とした卑劣な国らしい作品と思いました。日本の監督ならああいう場面は撮影しません。
と言っても、日本でもかつては三条河原での公開処刑がありましたので、米国だけを責められないのですが・・・
下の写真はささやかながら我が家の菜園で。