つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

誰も知らない Nobody Knows

2006-03-05 | 映画・TV・演劇
 民生委員優待映画「誰も知らない」を見に行きました。2004年カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を得た、柳楽優弥君主演で話題になりました。最初から最後まで深刻で、4人の子供をアパートに残して母親は働いていましたが、ついにそのまま家を出ます。14歳の長男に家事を任せて・・・学校にも行かせず・・・終盤では4番目の幼女は死ぬというさらに深刻な事態になり、誰も知らなかった内容は、こんな酷いことであったのかと仰天しました。西巣鴨で実際にあった話らしく、この母親は育児義務放棄で裁判にかけられ、その時長男は「お母さん悪くない」と泣き叫んで訴えたとか・・・映画よりこの事実に泣かされます。
 映画のあと、芥川賞受賞作家・中村文則氏の講演があり、これも養父母から虐待を受ける暗くて重い作品(土の中の子供)に関する話でした。
 あとで作家に質問する時間があり、中には「私は親から虐待を受けて育った、しかしその為に大変強くなったのも事実でこの映画は身につまされた」という意見もありました。(写真はようやく咲いた我家の梅)

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4 コメント

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辛い映画です (matsubara)
2006-03-10 20:00:00
うさとさん、ようこそ。

この映画、涙もろいうさとさんが見られたらハンカチぐしょぐしょになりそう・・・

それより辛くて終わりまで見られないかもしれないし・・・

暗くて辛い場面ばかりです。

しかも映画より実態の方がまだ残酷だったようです。映画に出来ないくらい・・・



梅論議楽しく拝見しています。桜についても論じてほしく・・・



明日は例によって冬の旅に・・・



梅は今満開です。お立ち寄り下さい。

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 (うさと)
2006-03-10 16:11:51
私はこの映画を見ていませんが、いつか見る機会を作りたいと思いました。

ご自宅の梅、かわいらしいですね。

今年は本当に開花が遅いですね。桜に追いつかれてしまいそう。
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お久しぶりです (matsubara)
2006-03-06 09:05:32
nontaさん、ようこそ。

お風邪が治ったみたいでよかったですね。

作品展見ていただいてありがとうございます。来年も出品すると思います。



前からこの映画見たかったのですが、機会がなくて・・・役場から民生委員に優待券頂き、名古屋まで出かけました。凄い人でした。中には映画は二度目という人もありました。
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ご心配かけました (nonta)
2006-03-05 22:29:19
matsubaraさん メール頂きながらお返事も出せずに申し訳なく思っています。



この映画実話であることを知ってました。どんな親でも子にとっては大切な親なのですね。



放送大学の作品展も見に行かさせて頂きました。ヨーロッパの教会の写真が素敵でした。
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