8月は毎年短歌会は夏休み。昨日はまだ残暑が厳しかったのですが、二ヵ月ぶりに開催しました。メンバーで一番若いKさんの歌を見て、病後を心配していたのですが、すっかり完治しお元気な姿を見せてくれました。今月の歌は
右手首管を通して二時間余医師の声聞き救はれし吾 Kさん
突然午前四時に心臓に激痛が走り、救急搬送されましたが、処置が早くて少しの入院で済んだそうです。日頃は血液サラサラにも心掛けておられるのに、こういう事態になるのかと、びっくりです。心臓に近い血管の一部が詰まったらしく。救急車を呼ぶ手続するのももどかしく、娘さんがかけつけて、即入院ということになったそうです。無事退院され、名月も見られたそうで、安堵しました。
感心したのは次の歌に娘さんが着替えに交じり、荷物の中に短歌メモ用紙と筆記用具を入れられたという作品があったことです。日頃彼女はどこに行くにも短歌が頭にあることは娘さんも承知しておられたようです。もうすぐ100歳になるお母上を看病する歌ばかり発表されていたので、本人の入院の歌に大変驚いてしまいました。
写真はオキザリスの一種、ボーウィ。
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