WFWPセミナー 2

　昨日のセミナーでのたとえ話ですが、もうひとつ紹介したいことがあります。子供はいかに親の愛情を求めているかという例です。
　ヒトラーの人類改造計画のその後の話。
　ヒトラーはスカンジナビアの女性の美しさと、ドイツの男性の逞しさを備えれば最高の人間が生まれると考え、強引にそういう人種のカップルを作り、子供を作らせました。しかし、この子供たちは敵意むき出しの顔をしているし、集中力はないし、知能は遅れ、エリート人間創りの実験は完全に失敗しました。親子は隔離して育てられたようです。
　その子供たちのひとりが自分のルーツを求めて、スカンジナビアまで行き、ついに母親をつきとめました。母親は既に死に、その妹、つまり叔母に会えたので、母親のことを聞きました。叔母は「君の親は死ぬまで君のことを気にしていた」
　そのことを聞き、ようやく安心し、人生の溜飲が下がったそうです。
　父親のドイツ兵を捜してロシアまで行きましたが、亡くなっていたそうです。
　普通の家庭で愛情をもって育てなければまともな人間は出来ないということが分かります。
　(写真はムラサキカタバミ)