懸魚
2006-11-18 | 文化

「懸魚」。こう書いて「げげょ」と読み、古建築の鬼瓦の下あたりについている飾りをさします。魚が懸けられたようなイメージの彫物で、火災から建物を守るためのおまじないのようなものです。もともとは中国から伝えられたもので、経路にあたる韓国にもあります。
形もいろいろあり、神社・仏閣の建築物の側面に立ち、仰ぐと見られます。写真は我家の改築中の長屋門の懸魚。これは、大工さんの手作りで簡素ですが、神社・寺院のものはもっと豪華です。100年以上使用され、風化した我家の古い懸魚は門の中の展示室に収めます。
有名寺院の中で、懸魚がないのは、法隆寺金堂、薬師寺金堂、四天王寺金堂などですが、はっきりした理由は分かりません。
形もいろいろあり、神社・仏閣の建築物の側面に立ち、仰ぐと見られます。写真は我家の改築中の長屋門の懸魚。これは、大工さんの手作りで簡素ですが、神社・寺院のものはもっと豪華です。100年以上使用され、風化した我家の古い懸魚は門の中の展示室に収めます。
有名寺院の中で、懸魚がないのは、法隆寺金堂、薬師寺金堂、四天王寺金堂などですが、はっきりした理由は分かりません。
建築物の専門用語は難しいものが多いですね
「破風」と書いて「はふ」ですし、「長押」で「なげし」、「建端」で「たっぱ」です
その昔は不動産の仲介業務や建築物のプランニングをしておりました縁で知っておりましたが、この度はお陰様で用語をすっかり想い出しました(笑)
これは手加工の物ですか
なかなか大変でしょうね
いろいろな仕事をされ、特殊用語が読めて、役に立つ日が来ましたね。私は、以前京都の古建築を巡る趣味がありましたので、覚えました。
昔、彫刻を習っていたので、自分で作ることも考えましたが、目立つところに飾られ、失敗は許されず、プロに頼みました。
お疲れになられたことでございましょう。
こちらでは大切な事を学ばせていただいております。
まだ内装が出来ていませんし、周囲の道路もでこぼこです。ようやく板金屋さんが今日終わりました。
そうそう石屋さんもまだでした。年内に出来るかしら・・・
これじゃジョークになりませぬ^^;
「破風」を「はふう」と読んでおりましたのを、matsubaraさまのこたびの投稿で過ちを知りました
と、こう入れねばなりませんでした
建築用語は特殊な読み方をしますので、難しいですね。お寺巡りで覚えました。唐破風というものもありますし・・・からはふと読みます。