月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

自見面像

2010年03月17日 20時15分15秒 | 仏々相念(住職日記)
いつもいつも真正面・・・

初彼岸のご法縁に会わせて頂きました。
ご両親の分骨が2つ、お飾りになられています。
4か月程の間に切ないご縁が重なりました。

切ないご縁ではありましたが、お七日からずっと大切にお礼について頂きました。
泣き笑いのひと時、穏やかな時間が流れます。

毎日のお勤めのお陰でお経さんも覚えておられます。
一緒にお勤めをして下さるのですが、今日は咳が出て出てご迷惑をお掛けしたことです。
「すいません、聞き苦しいお勤めで・・・」
「いえいえ、そんなことありません」ってニコッとほほ笑んでくださいます。

前にはお立ち向かいの仏さま、後ろにはお釈迦様の直説・・・
申し訳ないことです。
仏さまのお姿に自らを映させて頂きながら泣かせていた私を見ることです。

Z寺様のご法縁のはなし(続)

2010年03月17日 16時53分50秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
昨日からお参りさせていただいていましたZ寺様のご縁をつとめ終えさせていただき、今は松山行きのスーパージェットの中で記事を書いています。
お聴聞される皆さま方に私の方がお育てをいただきました。
阿弥陀さまのおはたらきって、本当にありがたいですね。
身にも心にも、喜びいっぱいいただきました。
しかも、ご法座が終わった後に分かったのですが、Z寺様には亡き父が2度布教のご縁をいただいているのです。
父が立たせていただいた同じ場所に、この度わたしが立たせていただきました。
Z寺様のご本尊阿弥陀如来様の御前に・・・
深い深いご因縁を感じずにはいられませんでした。
父にあえたような気がしました。
お念仏に引き寄せられて、今つながらせていただいていることに、また感激し、喜ばせていただいたことです。
Z寺様、大変お世話になりました。ありがとうございました。