月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

やさしいYさんのはなし

2010年03月30日 17時13分00秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
喘息も少し良くなり、これくらいならばとご法事にお参りさせていただきました。
今日のご縁のYさん宅はお寺から100メートル程のご近所さん、時間ギリギリ小走りで掛け込んだものですから、息があがってしかたありません。
大きく息をしながら、「ぶっせつーむりょーうじゅきょおおうー・・・ぜいぜい・・・」
と、こんな感じでゆっくりおつとめさせていただきました。
それでも、肩で息をする様子に心配してくださったYさん。
お経中に割って入って
「それ喘息やろ、うちと二人しかおらんのやけん、そがい大きな声でよまんでも、口の中で小さい声でよんでもろうてもいいのよ」
っておっしゃってくださいました。
「ありがとうございまーす。でも、なるべくがんばりまーす!」
『無量寿経』のおつとめが終わるころには気温も上がったり、お茶をいただいたりして、なんとか『三部経』のおつとめをすることができました。

Yさんはいつもいつもやさしいのです。
苦労話も涙いっぱい、笑いいっぱいでお話してくださいます。
人の痛みが心からわかる方なんだなあって思います。
そして、仏さまを大事に大事にされるお方です。

そんなYさんと温かいご縁をいただいた春の日でした。

それにつけても、体調管理は大切ですね。反省、反省


松梅皐月

2010年03月30日 16時48分05秒 | 仏々相念(住職日記)
お互い・・・

非常に仲のいい夫婦です。
今では趣味の植木を大切に育てられておられます。
一緒に鉢を動かせたり、水・肥料をやったりと楽しそう・・・

長い間、苦労し共に年を重ねられた。
あんなことあったよな、こんなこともね・・・
苦労したことを笑い話のようにおっしゃる。

「明日、嫁ぐ私に苦労はしても、笑い話に時が変えるよ・・・」

正しくそんな感じなのでしょうね、
人生の先輩方を見ながら私も各ありたいと思ったことです。
坊守に苦労掛けっ放しの日々、これからもよろしく・・・

お互いの顔を見ながら、長く生かさせてもらいましたね・・・
実に、すばらしい・・・

大切にね!                              


喘息のはなし

2010年03月30日 00時19分51秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
昨日から風邪気味だったのですが、今日は喘息のため息苦しい一日でした。
観念して、かかりつけのお医者さまに行き、処方していただいた気管支拡張剤のパッチを胸に貼り、おとなしくおやすみしていました。
息苦しいのはつらいですね。
元気な時は息をするのもなんともないのに。
こんな時は一息の重みを感じます。

桜は満開・・・でも花冷えの時季です。
みなさまお大事に。