月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

悲しきアラフォーのはなし

2010年03月31日 22時20分00秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
同級生との会話で・・・

E「あれあれ、あのキムタクのドラマなんだったっけ?」
A「ああ、あれね、ラブジェネレーションじゃなくて、あれよ、あれ・・・そう、ロンバケ!ロングバケーションよ!」
E「そうだ、そうだ!キムタクの眠れる森っていうドラマもよかったよねえ。」
A「ああ、あれね。あの人が犯人だったよね。ほら、あれ、あれ、あの人だれだっけ?」
E「あっ、あれ、あのお・・・中村・・・誰だっけ?」
A「うそ、ぜんぜん思いだせん・・・」
E「・・・」
A「・・・」
E「あっ、とうる!中村とうるじゃない?」
A「そうそう、中村とうるよ。でも、どんな漢字だったっけ?」
E「あれね、あれあれ」
A「うわー、字面も出てこないわ・・・」
E「ねえ、最初犯人にされてた人だれだったっけ?」
A「あれ、あれ、陣内さん。え、智則?孝則?どっちが芸人だっけ?」
E「・・・・」

悲しいことに、会話のほとんどが「あれ」でした・・・
四捨五入でぎりぎり40歳のわたしたち・・・
悲しきアラフォーのわたしたち・・・

E「もう、どうでもいいような記憶はどんどん脳から削除されるらしいよ。」
A「そうよ、日々いろいろ詰め込まなきゃいけないしね・・・まだまだ、これから!」

そう、励ましあう同級生でした。
ボーっとしていられませんね

満腹感謝

2010年03月31日 21時15分57秒 | 仏々相念(住職日記)
あ~、お腹いっぱい・・・

遠くて近い坊守の里に来ています。
大好きな場所です。
精神的、肉体的な疲れが癒される、そんな所です。

時間がゆったりと流れているような感じ・・・?
いやいや、ここに来ると「しなければ!」ということが無くなるからなのでしょうね。
逆に義弟夫婦には、かなりご迷惑かけるのですが・・・

立派な御本堂にお参りさせて頂きますと背筋が伸び、
いろんな思い出に胸がいっぱいになります。
分かっているよって、微笑んで下さる仏さまでした・・・

義弟夫婦が夕食に連れて行って下さいました。
沢山の御馳走に話すことも忘れて食べつくし、
子どものような私は身の置き場が無くなるほど・・・
「これ位の量、ペロッと食べてたのに・・・」
「そんな年齢になったということですよ!」
帰りの車、運転もできなくなった私に坊守の喝が・・・

坊守が運転する車に乗せて頂きながら、
「本当に強くなったよな~・・・」
今日もニコニコ笑顔に寄りかかるブツブツ住職でした。