月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

おやつカフェ~うずまきパン~のはなし

2010年08月12日 22時46分28秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
パン作りに夢中の息子は、ついにテキストには載っていないオリジナルのパンを作るという冒険を始めました。

普通の菓子パン生地とココアパウダーをまぜた茶色のパン生地を



二枚重ねてくるっとロールします。



カットすれば、かわいいうずまき模様になっています。

ココア生地にはチョコチップがはいっていますし、トッピングにはフロストシュガーをパラパラとふっています。

わたしはご法事に出かけていて焼きたてはいただけなかったのですが、とっても香ばしいいい匂いに誘われて、二階にいたお姉ちゃんとおばあちゃんがキッチンに下りて来たんですって。



ココア生地にまぜたチョコチップが所どころ溶けていていい感じ!
見た目もなんか可愛いんです。
まだまだ研究の余地はあるようですが、初めてのオリジナルパン、大成功のようでした!

12輪の百合のはなし

2010年08月12日 22時09分35秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
どこから飛んできたのか、境内のあちこちに山百合が長い茎を伸ばしています。

背高く伸びた茎の先にたくさんの花をつけているものもあります。
数えてみると、12輪もあります。
まだ蕾だったり、きれいに咲いていたりとそれぞれですが、仲のよい兄弟姉妹のように、にぎやかな話し声が聞こえてきそうです。


昨日は、12人兄弟の一番上のお姉さんの初盆のご法縁を、各地からご兄弟が集われて、おつとめさせていただきました。
一番下の弟さんが「親子ほど年が違うんですよ」と懐かしそうに笑っておっしゃっておられました。

今日は、お父さんの初盆のご法縁に娘さん二人、仲良く姉妹並んでお参りされていました。
おつとめの間に合掌されるタイミングがぴったりあっているのが、なんとも微笑ましかったです。


阿弥陀さまの御前にお座りなさるそんなご兄弟の姿が、おしくらまんじゅうをするように沢山の花をつけた山百合に重なりました。

仏壇処分

2010年08月12日 20時42分03秒 | 仏々相念(住職日記)
ご院さん・・・

過疎です。
亡くなる人が出ればその家が空いて行きます。
ここにきて急速にその現象が加速してきました。

「ご院さん、もうここに仏壇だけ置いていても気になりますので処分しようと思います」
「そうですか・・・それでは仏さまに感謝のお勤めをさせていただきましょう」

ここもまた空いてしまうな~・・・

私方の寺では一番の問題となっています。
このままでは寺の維持・管理が難しくなることは明らかなことです。
そうなれば寺も空いてしまうのです。

どうしたらいいのか・・・

寺院も合併して一つにしてお念仏のみ教えを守っていかなくてはいけない時代なのかもしれません。
現にそういう寺院もあると聞かせていただいたことです。
こういう時代ですのでこんな方法もあっていいのではないかと思うのです。
徳正寺という名前が消えるのは寂しいことではありますが、お念仏の声だけは守っていきたいですね・・・

お寺は心の故郷・・・
都会から帰省され本堂にお参りされるご縁があれば「昔と変わってないな~」って喜ばれます。
寺をお守りしている者にとって嬉しい一言です。
できれば一日でも長く、大切にお守りさせていただきたいと思います。

ちょっと暗かったですね・・・
またネガティブな私が出ました・・・             

朝カフェ~ミニ食パン~のはなし

2010年08月12日 11時54分52秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
息子のパン修行、今回は食パンに挑戦です。
といっても、バウンドケーキの型を使った《ミニ食パン》です。



初めての食パン生地は、水分が多くてこねるまで一苦労したようです。

でも、焼き上がりはふかふかやわらか!



これにはお姉ちゃん大感激!

わたしは、少しトーストしてバターを溶かし、ゴールデンロッドハニーをたっぷりかけていただきました。



ちなみに今日のアイスティーは、従姉妹のMちゃんにいただいた《大地のりんご紅茶》です。爽やかな香りのお茶でした。


緑のお野菜のはなし

2010年08月12日 00時25分02秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
N総代さんのお宅にお参りさせていただいて、帰り際に採れたてのお野菜をたくさんいただきました。

きゅうり、なす、ゴーヤ、ピーマン、かぼちゃ、スイカ……

濃い緑色のお野菜たちは、見るからに栄養満点!美味しさ抜群!です。

夏バテ予防にも、しっかり緑色のお野菜をいただくのがいいそうです。

ありがたく、ありがたく、いただきます。


ところで……

摘みたてのピーマンの葉っぱを袋いっぱいいただきましたが、何でも、油で炒めたりお浸しにしたりすると美味しいのだそうです。
これは、わたしも初めて知りました。
帰って早速作ってみました。
ピーマンの葉っぱとハムの卵とじ!
多少の苦味は残りますが、美味しかったです。


都会から帰られた方も今夜は、畑から採りたてのお野菜たちと、懐かしいお父様の思い出話をあてに、美味しいお酒をお召し上がりになったことでしょう。