相手に心を・・・
今朝の愛媛新聞に「幸せ上手のマナーレッスン」という投稿がありました。
初対面の方とどのように立ち居振舞いをしたらいいのか?
おお!これはまさに私のために、と興味津々で読ませていただいた。
マナーの世界には「先手必勝」という言葉があり、
人より先に行動すれば必ず勝つ(ハッピー)という意味。
何を先手で・・・「あいさつ」なのだそうです。
あいさつを通し自分から相手に心を開くことが大切な入り口となる。
その時のポイントは、その場にふさわしい表情なのだとか・・・
お祝ごとは笑顔で・・・
お悔やみの場では悲しい気持ちをあらわす表情で・・・
あいさつすれば相手も同じように心を開いてくれるはず、
これがお互いを思い合う真のマナーの姿であるとおっしゃっています。
ふ~ん・・・
何かわかるようなわからないような・・・
「あいさつ」って本当に大切なものです。
「あいさつは心の窓」ってよく義父が言っていました。
初対面なれば尚更でしょう。
初めてのご縁で出遇う人、あいさつはするものの後が続かない・・・
笑い話のような話、「今日は、いい天気ですね!今日は、暑いですね・・・」
そんなことばっかり話していたことも・・・
ベラベラ話す方でない私は、正直これが一番辛いのです。
口が回らない分、頭を下げて行こう・・・
私にはこれしかなくて・・・
話がなければないで静かに一緒にお茶をいただこう・・・
皆さまに不快にならないように座らせていただこう・・・
かなり以前の僧侶の集まりの時、依所の坊守さんと境内でお会いしましたので
深くお辞儀をして「よろしくお願いします」と回らない口で一生懸命あいさつをしていると
「徳正寺さん、えらい丁寧ですね」ってある寺の副住職、
「えっ、そうなん?普通やろ・・・」
皆さんは如何ですか? 特に僧侶の方々、大切にあいさつしておられますか?
頭を下げてもらうのが当然のように勘違いされている方がおられるのでは・・・
尊いのは私たちではなく御袈裟であることを今一度胸に置いておきたいですね。