シャッターが・・・
「そろそろ散髪に行ったらどうですか?」って坊守。
もうそんな時期なのかな~って鏡に映る自分を見る。
相変わらずの伸ばし放題の髪に疲れ切った顔がそこにあります。
普通は何かあるときに散髪するのでしょうが、私の場合は何か終わった時に行くことが多いような気がします。
無意識のうちにこんなしんどいのに行くなんてって思っているのでしょうね・・・
まして好きでもない散髪ですし・・・
買い物に行くと坊守・娘・息子が言うので商店街まで乗せて行ってもらうことに・・・
流石にカット屋さんも台風でガラガラです。
いつもの方ですので何も言うこともなく「お願いしま~す」できれいにして下さいます。
服が汚れないように駈けてくださるカバー・・・
何もすることもないのでカバーの上に残っているカットされた髪を眺めてしまいます。
白くなったよな~・・・
約3㎝の髪は、私と共に歩んでくれた3か月の歩みなのです。
そう思いながら見つめると、この髪をつたって流れていた暑かった日々が思い浮かびます。
有難う・・・そんな思いが込み上げてきます。
カットは終わったが買い物がまだなようで待ち合わせ場所に来ていません。
電話するともう少しとのこと、「じゃ、ブラブラしとくよ」って商店街を歩いてみました。
滅多に歩くことのない商店街は、見事なまでのシャッター街・・・
え~、この店も・・・ありゃ~、ここにあった店は・・・
寂れてしまっています。
いろいろあったんでしょうね・・・深刻な状況です。
人が歩いていないのですからどうしようもないですよね。
人が歩いてくれるにはどうしたらいいんでしょうか・・・
そう思いながら店主の方々は、奥にある椅子に座って通りを眺めるのでしょうか・・・
何か、他人事じゃなくて・・・暗~くなってしまいました。