月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

川の水と海の水の混ざる場所~仁淀川~のはなし

2010年08月19日 18時01分07秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
高知の一級河川・仁淀川の河口、高知海岸に来ています。

仁淀川は大きくて、雲の多い空を映してゆったりと流れていました。

河口には、川と海とを分けるようにまっすぐな橋が架かっています。

川の水と海の水の混ざる場所の夕暮れの時は、おだやかに過ぎてゆきます。


海岸線を悠々と赤や黄の3機のパラグライダーが飛んでいます。

「おーい、そこから何が見えますかぁ?」

紅葉橋のはなし

2010年08月18日 22時23分48秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
高知市内の鏡川橋に架かる紅葉橋。

このあたりの河原で、人斬り以蔵と呼ばれた土佐勤王党の岡田以蔵さんが斬首されたそうです。

ただひたすらに武市先生を信じた以蔵さんですが、暗殺を繰り返した罪は当然重すぎるほど重いものでした。

きっと、暗殺なんてしたくはなかったでしょうね。


現在は緑地公園として整備されています。
子どもたちが無邪気に遊ぶ遊具もありました。

先手必勝

2010年08月18日 19時59分57秒 | 仏々相念(住職日記)
相手に心を・・・

今朝の愛媛新聞に「幸せ上手のマナーレッスン」という投稿がありました。
初対面の方とどのように立ち居振舞いをしたらいいのか?
おお!これはまさに私のために、と興味津々で読ませていただいた。

マナーの世界には「先手必勝」という言葉があり、
人より先に行動すれば必ず勝つ(ハッピー)という意味。
何を先手で・・・「あいさつ」なのだそうです。
あいさつを通し自分から相手に心を開くことが大切な入り口となる。
その時のポイントは、その場にふさわしい表情なのだとか・・・
お祝ごとは笑顔で・・・
お悔やみの場では悲しい気持ちをあらわす表情で・・・

あいさつすれば相手も同じように心を開いてくれるはず、
これがお互いを思い合う真のマナーの姿であるとおっしゃっています。

ふ~ん・・・

何かわかるようなわからないような・・・

「あいさつ」って本当に大切なものです。
「あいさつは心の窓」ってよく義父が言っていました。

初対面なれば尚更でしょう。

初めてのご縁で出遇う人、あいさつはするものの後が続かない・・・
笑い話のような話、「今日は、いい天気ですね!今日は、暑いですね・・・」
そんなことばっかり話していたことも・・・
ベラベラ話す方でない私は、正直これが一番辛いのです。

口が回らない分、頭を下げて行こう・・・
私にはこれしかなくて・・・
話がなければないで静かに一緒にお茶をいただこう・・・
皆さまに不快にならないように座らせていただこう・・・

かなり以前の僧侶の集まりの時、依所の坊守さんと境内でお会いしましたので
深くお辞儀をして「よろしくお願いします」と回らない口で一生懸命あいさつをしていると
「徳正寺さん、えらい丁寧ですね」ってある寺の副住職、
「えっ、そうなん?普通やろ・・・」

皆さんは如何ですか? 特に僧侶の方々、大切にあいさつしておられますか?
頭を下げてもらうのが当然のように勘違いされている方がおられるのでは・・・
尊いのは私たちではなく御袈裟であることを今一度胸に置いておきたいですね。                                       



歓喜会~K寺様にて~のはなし

2010年08月18日 08時41分57秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
おはようございます。
昨夜から高知市のK寺様にお参りさせていただいています。

お盆のご縁……それぞれに悲しみや愛しさ、懐かしさいっぱいを胸に抱えて、ご法縁にあわれます。
涙の枯れぬ毎日に寄り添ってくださるは、阿弥陀さまの大悲のはたらき。

こんな日だからこそ、大悲のぬくもりが身にしみます。

あなたに遇えてよかった…と、この身この心によろこびをいただく《K寺様歓喜会》のご法縁です。

尊いご法縁、大切にお取りつぎさせていただきます。


~朝の爽やかな風に揺れる、お盆の灯籠です。

龍馬さ~んのはなし

2010年08月17日 23時38分21秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
ご縁をいただいて高知市に来ています。

時間があったので、龍馬さんに会いに桂浜に行きました。

龍馬さんがまっすぐに見つめる先にある、今の世界や日本は、龍馬さんが納得する世の中なのかなぁ。

この海に何を思い、この空にどんな夢を描いたのですか?
ねえ、龍馬さ~ん!