飄(つむじ風)

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世界中に感動を与えた社会実験 『寒さに震える1人の少年』

2015-01-05 19:59:36 | エッセイ風

恋するものは多いが、
愛するものは尠(すくな)いと言われる・・・。
しかし、
無意識に人間は愛する存在である!
社会実験・・・
どう観るか?

 

つまり、

恋愛は異性間の惹かれ合う作用で、

言わば、駆け引きの延長戦の様なものである。

最終的に、愛に目覚める場合もあるから、

それはそれで結構なことである。


 

過半は、駆け引きに終始し、

どちらかが現実に目覚め、疲れ、敗走する・・・。

世の常といえば常であるが、これは愛の形態とは言え、

奪うことを目的とした愛である。

 

しかし、

世の中には、何とも自然な愛の発露が垣間見られる。

利害得失のない愛である。

寧ろ、自分を省みない愛である。

犠牲的とまでは言わないまでも、

やむにやまれぬ愛の発露である。

 

これは見る人を安心させる。

これがあれば、人類は安泰である。

人間が人間である証明である。

 

「やむにやまれる大和魂」という言葉があるが、

これも似たような意味だろう。

世界共通の人間の魂の法則なのである。

にも関わらず、

駆け引きに暮れる人間の無明が照らされる時はいつだろう・・・。


 

やはり、

その松明は、

心の中にこそある。

この世のしらがみを離れた純粋な心の中にある。

 

世界中に感動を与えた社会実験 『寒さに震える1人の少年』