本と音楽の雑感あれこれ

2007-02-24 00:57:45 | 書籍
最近の電車。携帯音楽プレイヤーのシャカシャカ音みんながみんな、とてもひどい爆音になっている気がします。シャカどころか、曲が丸聞こえです。おとなしそうな女の人がハードロック聴いているのはいいにしても、頭の薄いおじさんがユーロビート、どうかと思って顔を見てしまいます(実は同じぐらいの年なのかもしれませんが)。

それはともかく、耳がどうにかなるのじゃないでしょうか。私見ですけど、特にデジタル圧縮された音はとても耳に悪い気もします。耳は元に戻りませんよ。筆者は父方が難聴の血筋なので、とにかくイヤホン音楽は自粛しております。じじいになっても音楽やりたいですから。

そういえば電車内で漫画週刊誌を読む人もずいぶん少なくなりました。「月刊少年ジャンプ」休刊だそうですね、ご苦労さまでした。いよいよ出版界、漫画にも頼れなくなってきました。最近、本屋さんに行くと、出版社か取次の営業さんらしき人が店長さんと話をしている姿が目につきます。それだけ作り手も必死ということでしょう。まあ、自身が営業になるまで、そんなのあまり気にしなかっただけかもしれませんけど。

一般雑誌も広告媒体としての価値がずいぶん低下しているようで、広告取り企業まわりの営業さんは大変そうです。ネットなどの影響なのでしょう。いっぽう駅では「R25」などのフリーペーパーは見る間に無くなっていきます。感心して、駅のスタンドの前でその様子、ぼんやり眺めていました。

お茶の水界隈を歩くと、ギターを背負った少年少女たちがたくさん歩いています。みんな「プロ指向」なのでしょうか。ああ「プロ指向」甘美な響き。ただパンクとフリーの後の痩せた土地を背景に、音楽をやるのはとても難しい気がします。ましてやプロ、何をか言わんや。でも応援しますよ。可能性があるかぎり。

しっかし、本を書くにも、音楽を作るにも、絵を描くにも、政治をやるにも、まずはお笑いタレントを目指すのが一番の近道な気がしています。なんだかバカ臭いですね。筆舌に尽くし難くバカ臭い。

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