京都で湯豆腐 菊水

宿泊できるらしい。
ランチに伺ったが、個室に通された。
純和風の部屋には、押入れがあって布団があり、ヒノキ風呂、トイレも備わっている。
中庭を眺めながらほどなく待っていると、待ちに待った湯豆腐セットが運ばれてきた。


刺身、小鉢、てんぷら、煮物と次から次へと運ばれてくる。
飲み物を勧められたが、運転手のため辞退。

ご飯は、蒸した桜の葉の上に、梅で味付けた桜の花びらをのせ、桜の香りに包まれたものだ。
伺ったのは桜の開花に1週間ほど早く、京都で桜を見かけることはなかったが、ちょっと雰囲気だけ味わった。


固形燃料が燃え尽きると、湯豆腐が食べごろだ。
ツユが徳利に入り、豆腐と一緒に暖められている。


1個1個すくって、好みの薬味を乗せ、その上からちょっとツユをこぼす。
おもわず、ふーっと息が漏れる。

ちょっとした京都でのひと時だった。

菊水 （懐石・会席料理 / 蹴上駅、東山駅）
昼総合点★★★★☆ 4.0

広島お好み焼き 可部の南風

そば肉玉　！

席に着くや否や、連れが店員さんに聞かれる前にオーダーした。
メニューには種類もあり、様々なトッピングもあるのだが、ベーシックなそば肉玉だそうだ。
ビールと枝豆で待っていると、ほどなく待ちに待った広島風お好み焼き　そば肉玉が、
こんがりと焼かれて目の前に運ばれてきた。
しっかりと火を通してあり、やや硬めのソバが香ばしい。

お好み焼きに切り分け方が、関東と異なる。
関東では放射状に、ケーキを切り分けるように切るが、半分に切り分けるところまでは一緒。
最初の切れ目に対し直角に切る。
これだと、大きさが不揃いなのでみんなで分ける場合は不公平だけど、
放射状に切るとどうしても中心部が崩れてしまう。
見た目にはきれいに切れる方法だ。

お好み焼きはビールの進みが早い。満足満足。

お好み焼き 南風 （お好み焼き / 可部駅）

夜総合点★★★☆☆ 3.0

京都 伊右衛門サロン

京都に泊まったのだが、滞在時間が短いので、モーニングはホテルの外で京都ならではを食べようということになった。
そこで選んだのが、ホテルからもほど近い伊右衛門サロンだ。
9時に行ったのだが、8時の開店ということもあり、満席だった。
少々待たされるのかと思いきや、喫煙席でよければ案内できるとのことだった。
ちょうど、喫煙者は誰もいないのでという説明に、滞在時間を考えやむなく席に案内してもらった。
まぁ、これは結果的に喫煙者の来店がなく、「吉」とでたのだった。

僕が頼んだのは、卵サンド。


これが、見たこともない卵サンドだった。

関西では当たり前かもしれないが、卵焼きがサンドされているのだ。
半熟気味のふわトロ卵焼きが！
これはいける！！

お冷は、水出しの伊右衛門だ。
これは、お替り自由だ。
甘みがあり、渋みがなく、すっきりと飲みやすい。
ドリンクメニューがあるが、ここは水出し伊右衛門メインじゃなかろうか。

中庭を眺めながらのモーニングは、朝の慌ただしさをひと時とはいえ、忘我の彼方に追いやってくれる癒しの空間だ。

海外からの観光客が見受けられたが、良く調べてくるものだと感心してしまった。
彼らの舌にあったのだろうか。ちょっと興味がある。

伊右衛門サロン （日本茶専門店 / 烏丸御池駅、烏丸駅、四条駅（京都市営））

昼総合点★★★★☆ 4.0