草むしりしながら

読書・料理・野菜つくりなど日々の想いをしたためます

夏に育つ

2024-08-27 14:38:03 | 草むしりの子守歌

夏に育つ

 台風10号が近づいて来ましたね。各地で豪雨や雷の注意報が出ていますが、みなさまの地域は如何ですか。当地は時々雨が降るくらいで気温も下がり、過ごしやすいです。

 さて先週は、関西に住む息子一家のところに行って来ましたが、東京が涼しく感じられるくらいの猛烈な暑さでした。それでもせっかく来たのだからと、夫と二人で姫路城に行って来ました。またその翌日には、息子一家と海遊館にも行きました。

 姫路城の天守閣は風が吹き抜けてとても涼しく、海遊館の中も冷房が効いていてとても涼しかったです。ただ両者とも行き着くまでが地獄のような暑さでした。とりわけ海遊館は、最寄りの駅から歩いて行くのが大変でした。

 こんな暑さの中、小さな子どもを歩かせていいのだろうか?具合が悪くなったりしないだろうか?こんな日には外出は避けるべきではなかったのだろうか?などと色々心配しましたが、孫たちの方はこの暑さに慣れているのかいたって元気でした。 

 もっともみんなが歩いているのに、うちの孫たちだけが倒れたら、それはそれで別の心配をしなくてはいけないでょうが……。とにかくみんな元気で、海遊館を楽しみました。婆ちゃんの取り越し苦労でよかったです。

 孫たちとは今年の正月以来ですが、その成長ぶりには目をみはるものがありました。中でも一番驚いたのは食事の時です。三人の孫の中でも一番上の孫長男は、食の細い子です。普段は元気なのですが、ご飯の時間になると元気がなくなってしまうのです。

 ところが今回その子がよく食べるのです。無理やり口の中に押し込められるのと、自分で口に入れるとでは味が違うのでしょう。ご飯を前にした時の目の色が、今までとは違っていました。小さな体で暑い夏を乗り切るには、食べるのが一番なのでしょうね。

 子供って夏に育つのでしょうね!そう考えると、暑い夏も悪くはないと思えるのですが、物には限度がありますね。もうそろそろ涼しくなってもいいと思うのですが?

 

 

 

 

「」


「見てて」の意味

2024-03-26 15:03:35 | 草むしりの子守歌

「見てて」の意味

 もうすぐ三月も終わりますね。月の中旬に末娘一家が里帰りして来たので、この月はなにかと忙しかったです。

 一家は昨年の九月にも帰省していたので、一歳半になる孫娘は生家のことを覚えておりました。とりわけ猫のハナコのことはよく覚えておりました。

 以前は怖がって触ることができなかったのに、今回はハナコの頭を撫でたり尻尾を触ったりすることができました。また姿が見えないと家中を捜し回ったりしていました。

 一方ハナコもほうも孫のとこをよく覚えており、さっそくお出迎えしてくれました。ただ三月に入っての寒さが堪えたのか元気がなく、申し訳程度に出てくるとすぐに姉の部屋に引きこもってしまいました。

 年のせいでしょうか?今年の冬は何度か姉の部屋で粗相をしたそうです。食欲もなく、それでなくても痩せているのに、ますます痩せ細ってしまいました。

 このまま虹の橋を渡ってしまうのではないかと心配をして、動物病院に連れていきましたが、特に悪い所は無いとのこと。ただこれ以上は痩せさせないようにと言われました。

 ちょうど肛門絞りの時期だったので、そのついでに絞ってもらいました。するとみるみる元気になり、食欲も出てきてしきりにご飯の催促をするようになり、孫のお相手もしてくれるようになりました。

 やれやれと安心したのですが、今度は元気が良すぎて困ったこともしてくれました。

 テーブルの上に飛び乗り、皿の上の料理に口をつけようとするのです。今までそんなこと一度もなかったのですが、ずいぶん行儀が悪くなったものです。孫がいるのではしゃいでしまったのかも知れませんね。

 その上孫は孫でテーブルの上の皿を引っ張り下ろそうとしたりて、冷や汗ものでした。それでなくても総勢六人に食事の用意は大変です。孫はママが、ハナコは夫が見ることになりました。

 夫は気安くその役目を引き受けて、ハナコと炬燵に入れると、スマホを見はじめました。案の定ハナコはすぐに炬燵から出てきて、テーブル上に飛び乗りました。そのたびに夫を呼んで連れていってもらっていたのですが、さすがに三度目にキレました。

「祖父ちゃん、ちゃんとハナ見てよ」

「あれ、また出たのか。おいでハナコ炬燵に入ろう」

「だから炬燵に入れたけじゃすぐ出てくるの。スマホなんか見てないで、ちゃんとハナ見ててよ!」

「そうかい?」

 やっとスマホを見るのをやめました。ところが今度はただハナコを見ているだけです。テーブル上に上がろうとするハナコを見ているだけで、止めよともしません。

「祖父ちゃん『見てて』って言うのはね、ただ見ていればいいのではないのよ!悪さしないように見張っていてね。ていうことなのよ!」

「そうかい?」

 夫は私の言うことなど、はじめから聞いていないのでしょう。今度は孫と一緒に炬燵に入ってご機嫌です。娘は大笑いしながら二人にスマホを向けています。

 おかげで炬燵に入った祖父ちゃんと孫が、ニッコリと笑っているツーショットが撮れました。私はそんな写真一枚もありません。まったく夫ときたら、おいしい所だけ持って行ってしまうのですから……。

 ハナコですか?気がつくとどこにかに行ってしまっていました。きっと呆れたのでしょうね。

 


一歳の門

2024-01-22 11:19:42 | 草むしりの子守歌

一歳の門

 先日末の娘が、一歳四ケ月になる娘を連れて遊びに来ました。家に遊びに来るのはクリスマス以来です。近くにいるのですが、それほど頻繁には会えません。

「また可愛く、なったんじゃないの」がいつもの挨拶です。ところが今回は可愛くなったには違いないのですが、孫娘の顔色がどことなくおかしいのです。

「あら、ずいぶん日に焼けたね」と言ったのですが、日焼けにしては肌の色がおかしな色です。

「どれどれ見せてごらん」

 足の裏や手のひら見ると、黄色くなっていました。前に来たときは足の裏が黄色くなっていた程度でしたが、今日は顔まで黄色くなっていました。

 ずばりこれは、みかんの食べ過ぎです。今年のみかんは甘くておいしかったからね。いっぱい食べたのかな。

 生家のある地域は昔からみかんの産地でした。親戚もみかん農家が多く、家にはいつも貰い物のみかんがありました。私も子供のころからみかんが大好きで、よく食べていました。

 炬燵に入ってみかんを食べていると止まらなくなり、気がつくと皮がひと山できていた。なんてことはよくありました。当時の私も今の孫のように、黄色くなっていたのでしょうね。

 みかん好きは私に似たのでしょうか、六人いる孫たちはみんなみかんが大好きです。そして揃いも揃って一歳を過ぎたころから、黄色くなってくるのです。

 初孫である長男の第一子やその次に生まれた長女の第一子が、黄色くなったときは驚きました。おまけに外遊びをするからでしょうか、日焼けまでしています。黄色に黒が重なり、どこか具合が悪いんのではないかと思いました。

 二人とも今でもみかんはよく食べますが、そこまで黄色くはなっていません。我が家の孫たちは一歳の門をくぐるとき、必ず黄色くなるみたいですね。一歳の門をくぐった末の娘の所の孫も、やがて黄色味が抜けてくるでしょう。来年はどん顔色をしているのでしょうか。


ハッピーバースデー

2024-01-21 07:28:30 | 草むしりの子守歌

ハッピーバースデー

 昨日は息子夫婦の三番目の子供の一歳の誕生日でした。上の二人が男の子だったので、待望の女の子です。

 ケーキの上のロウソクの火は消せたでしょうか?家族に囲まれ笑顔の孫娘の顔を思いうかべながら、私たちはすき焼きとビールでお祝いをしました。

 ハッピーバースデー孫ちゃん🎂生まれてきてくれて本当にありがとう💛ビールで乾杯🍻

 すき焼きのネギが甘くておいしくて、とても良い日になりました。

 


家にもいた

2024-01-16 10:46:03 | 草むしりの子守歌

   家にもいた

 やはり冬ですね。今朝は一段と冷え込みました。平日の朝はNHK 総合「おはよう日本」を見ています。「1分天気」はいつもNHK 放送センターの敷地内からの中継です。気象予報士の近藤奈央さんがマフラーをぐるぐる巻にして登場します。今朝はいつもに増して寒そうでした。

 テレビを通して朝の寒さがリアルに伝わってきて、今日も寒いのだと思います。ただ思うだけならいいのですが、私の場合その後に「だから今日も一日家にいよう」がつきます。

 昼間は天気も良く暖かいのですが、朝の印象が強すぎて外に出る気がしません。この状態がもう何日も続いております。まるでソファーに根が生えた状態です。

 しかしこれでは早朝から頑張って中継をする、近藤奈央さんに悪いじゃないか。と昨日は思い切って外に出て行きました。

 同じ出るなら日中がいいのですが、ぐずぐずしていて結局四時過ぎになってしまいました。薬局で歯ブラシを買い、大回りをして近くの公園にいき、ウォーキングコースを三周して帰ってきました。

 夕方の公園にまだ大勢の子どもたちが遊んでいました。子どもは風の子ですね。みんな頬を真っ赤に染めて遊んでいます。ドッチボールや駆けっこ、あれだけ体を動かせば寒くはないでしょうね。

 よく見ると半袖短パンの男の子が一人います。こういう子は親がいくら着せようとしても、絶対に着ないのだとか。時々こんな子見かけますね。と書きたいところなのですが、我が家の孫たちの中にも、この冬「半袖ボーイ」が誕生しました。

 4才になる長女の第一子である男の子は、中々のおしゃれさんです。お気に入り服は毎日でも着たいタイプです。今の彼のお気に入りは胸にネクタイの模様のついた半袖のTシャツと水色のチェックの短パン。

 保育園にはどんな格好で行っているのか分かりませんが、家にいるときはそれが着たいのですね。で、今でも半袖短パンです。どこかの子ども服メーカのだろうけど、仕立てもよくサイズもぴったりでとてもよく似合っています。

 その服を見ればいつでも着たいという孫の気持ちが、よくわかります。でもさすがに外に行くときは上からジャンパーを羽織り、ハイソックスを履くのだとか。ただ少しでも暑いと脱いでしまうそうです。

 それが目下のところ親の悩みの種だとか。でも風邪はひかなくなったとか。そういえばこの頃「保育園休むから来て」っていう娘からのラインが来なくなりました。

 祖母ちゃんとしてはその点が少し寂しいのですが、元気が一番です。半袖でも構わない、元気でいてくれたらと思います。