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北朝鮮が地下核実験

2009年05月25日 17時16分00秒 | 政治
北朝鮮が地下核実験


最近になって小泉純一郎の政治を否定する動きが随所に見られる。
だが筆者は現在でも様々な業績をあげたと高評価している。

そのひとつは北朝鮮問題。
おそらく小泉総理が誕生していなければ、蓮池さん地村さん曾我さん一家は今でも北朝鮮で軟禁生活を強いられていただろう。

金正日が自分自身の責任は逃れながらも、それでも日本人を拉致したと認めるなど異例のことである。にもかかわらず認めたのは、日本の経済援助を期待してのこと。……と、まあここまでは説明不要だろうが。
だが経済援助というものは、今日被害者を返したからといって、明日すぐに数兆円をもらえるという訳ではない。
小泉総理だからこそ北朝鮮が返したと考えるのは、日本国内で安定した長期政権が続き、その後も続いて行くだろうと予想しての結果だろう。
仮に援助の約束をしたところで、その相手が明日に失脚してしまったのでは、北朝鮮から見れば「返し損」である。

小泉以降の総理は全て1年で失脚している。今の麻生総理にしてもレイムダック(死に体)にしか映らないだろう。
そんな相手と外交交渉をまともに行おうという相手がいる筈がない。北朝鮮にとってすら、現在の日本は「まともに交渉できる相手」ではないということだ(笑)。
外交を対等に行おうとするならば、まずはしっかりした政権基盤を築かなければならない。
残念ながら、今の日本はまともに外国から交渉してもらえる政権が誕生しそうにない。

コメント
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