先週金曜日、皇嗣家の定例記者会見で加地皇嗣職大夫が報道に対して再び苦言を呈した。
佳子さま結婚報道めぐり 宮内庁側近が「遺憾」
2022年1月28日 金曜 午後7:13 FNNプライムオンライン
秋篠宮家の次女・佳子さまの結婚をめぐる週刊誌の報道について、宮内庁の幹部が「遺憾」と、苦言を呈した。
秋篠宮家の側近幹部は28日、定例の記者会見で、佳子さまの結婚に関する週刊誌報道が相次いでいることについての質問に対し、「何の発表もない段階で、そのような記事が出てくることは、やはり遺憾」としたうえで、「静かに見守っていただきたい」と述べた。
側近幹部は24日、長男の悠仁さまの進学先に関する週刊誌報道をめぐり、「臆測に基づいて毎週のように報道するのは、メディアの姿勢としていかがなものか」と、文書で苦言を呈していた。
記者会見の前日27日発売の『週刊文春』2月3日号
「囚われのプリンセス」佳子さまは高3で豹変
紀子さまに「うるさい!」
という記事が出た。
この記事の全文は購入しないと読めないが前文だけはネットで読める。佳子さまについてこれまで報じられてきたものが要約されたものだが、佳子さまが旧皇族系男子を逆ナンして振られた話、学習院大を退学してICUへAO入学されるまでのゴタゴタなどは、佳子さまは今更報じて欲しくなかったのではないかと思う。記事が示唆するところは、「佳子さまは眞子さまと同類。結婚して皇室を出たがっている。」でしょう。
さて、転じて『週間新潮』27日発売、2月3日号
「愛子さま」のお婿さん候補 宮内庁格付け第1位!
旧宮家「男系男子」皇籍復帰の最筆頭「賀陽家」とは
▼当主は宮内庁勤務だった「今上天皇」ご学友
▼20代「独身男性」が2人いる!
2月1日ネットの女性自身が『週間新潮』の記事をちゃっかり引用して後追い記事を書いている。
ちなみに『週間新潮』は「新潮社」、『女性自身』は「光文社」です。
急浮上した愛子さまの“婿候補兄弟”男系論者は絶賛も父親と天皇陛下の関係に不安要素
2022/02/01 06:00 女性自身
<抜粋>
そのような状況のなか、自民党初懇談会から3日後の1月27日、『週刊新潮』は次のような見出しの特集記事を掲載した。
《「愛子さま」のお婿さん候補 宮内庁格付け第1位! 旧宮家「男系男子」皇籍復帰の最筆頭「賀陽家」とは》
記事の趣旨は、現存する旧宮家のうち、2人の未婚男子がいる賀陽家が皇籍復帰の“最有力候補”として関係者の間で注目されているというもの。記事には識者の次のようなコメントも掲載されている。
「また年齢からして、賀陽家の男子お二方が愛子さまのお相手候補に入っているのも、間違いないところだと思います」
<中略>
賀陽正憲氏。皇籍離脱前は皇位継承順位8位だった賀陽宮恆憲王の孫で、愛子さまの“お婿さん候補男子”2人の父親でもある。
「賀陽氏は、天皇陛下とは学習院初等科から大学までの同級生でした。高等科時代には、美智子さまから“浩宮のことをよろしくお願いしますね”と、お声をかけられていたほどです。
<中略>
賀陽氏は大学卒業後に大手信託銀行から宮内庁に転職。それから外務省に出向し、現在も外務省儀典官室に勤務しているという。
<中略>
賀陽氏には2人の息子がおり、26歳と24歳。愛子さまより“少し年上”といった世代だ。この兄弟に会ったことがある天皇陛下の知人によれば、
「2人が高校生ごろでした。すでに身長は180センチほどあり、小顔でスラリとしていました。誰似と聞かれても困りますが、2人ともイケメンなのは間違いありませんし、挨拶もしっかりしているのが印象的でした。
お兄さんは早稲田大学政治経済学部、弟さんは早稲田大学理工学部に進学したと聞いています。
<中略>
「自民党政権を支持している保守派の政治団体『日本会議』は、かなり以前から賀陽家にも注目しており、“愛子さまと旧宮家である賀陽家の男子が結婚してくれれば”という声も漏れ聞こえていました」(皇室ジャーナリスト)
😇 たしかに「賀陽宮」の名前は、何年も前からちらほら出ては消え、していましたね。26歳と24歳。佳子さまの相手に名が上がったこともあったような?
女性宮家創設反対派の中には、現在の内親王・女王がたが旧宮家男系男子と結婚するならば、と条件付で女性宮家創設を認めるひとは多いようです。
婿養子候補の旧皇族子男系男子の名前が具体化すれば、女性宮家創設に賛成する男系男子派はさらに増えるでしょうね。
愛子さまの“夫”であれば、国民からの祝福を受けることができるでしょうし、その間に生まれたお子さんは、今上陛下の孫であり、男系男子ということになります」
😑 ここはどうでしょう?
これまで男系女子の子供を男系男子と見て即位した天皇はいません。
元明天皇と草壁皇子の子供である元正天皇、文武天皇を女系天皇と見る女系派の女性自身ならではの見解でしょうね。
男系男子派は元正天皇を男系女子の天皇。文武天皇を父草壁皇子を通じて天皇に繋がる男系男子の天皇としますが、こちらのほうが定説です。
愛子さまと旧皇族系男系男子のお子さまは男系男子ですが、それは今上の孫だからではありません。
愛子さまの御婿さん、例えば賀陽正憲 氏の息子さんなら、父である賀陽正憲氏の父、その父、その父と父を辿って北朝第三代崇光天皇に繋がるから、男系男子なのですわね。
今上の孫だから男系男子だというのは、女系派女性自身の巧妙なまやかしです。
静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは反対意見を唱える。
「男系論者の一部が、愛子さまと旧宮家男系男子との結婚を、皇位継承問題の解決策として主張している以上、もし結婚が実現したとしても、“政治的圧力で進められた婚姻”という印象が残り、国民の皇室への敬愛を損ねる可能性もあります。
また男系を維持するために、愛子さまの人生を犠牲にするようなことは、国民の1人として絶対に避けるべきと考えています」
😇 女系派の小田部さんにとっても、悪い話ではないと思うのですが。
愛子さまがイケメンだと噂される賀陽氏の息子さんを「ステキ!」😍 と御思いにならないとも限らないではないですかー。笑。
😐 それとは別に、愛子さまが旧皇族の男系男子を婿養子に迎えられたら、秋篠宮家の立場はどうなるのか、と気が揉めます。
兄は天皇、弟は皇嗣(皇太子)
天皇家に男系男子の孫が生まれる。皇嗣家に男系男子の孫が生まれる。
という状況は充分にあり得ます。
皇嗣家の孫のほうが天皇に近しい。(秋篠宮殿下が即位していなければ直近の天皇は平成の天皇)
天皇家の孫は崇光天皇までたどらなければ天皇に繋がらない。
が、実は皆様がた崇光天皇は共通の御先祖。
皇嗣家より天皇家のほうが立場は上だし、支援者もパワーがありそうです。
理屈をつければ愛子さまの子供を悠仁殿下の次の天皇にすることくらいは出来るでしょう。そもそも、愛子さまに婿養子を迎える時点で皇室典範は改正されている。
何も出来ない皇太子妃と何もしない皇太子の代わりに、「これも務め」と引き受けて身を粉にして公務をされてきた秋篠宮殿下妃殿下を、結局使い捨てにするつもりなのでしょうか。
眞子さんが小室に惚けてしまわなければ、「愛子天皇」などという世迷い言が喧伝されることもなかったでしょうに。つくづく残念です。